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2024/8/21 CULTURE

【THE BOYZ】11人の美貌と熱いパフォーマンスにアリーナが熱狂! 「THE BOYZ WORLD TOUR:ZENERATION Ⅱ IN JAPAN」レポート

S Cawaii! 編集部

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韓国の11人組ボーイズグループTHE BOYZが8月10日・11日の2日間、神奈川県・ぴあアリーナMMでワールドツアー「ZENERATION Ⅱ」の一環である日本公演を開催! 11人のエネルギーを集結したクールで華やかなライブで観客を魅了した。

開演前からTHE B(ドビ:ファンネーム)のソワソワとワクワクの熱気が充満した満員の会場。白い衣装でスタイリッシュにキメた11人がセンターステージに登場し、割れんばかりの大歓声の中、「Diamond Life」からスタートさせ、「환상열차 (Out Of Control)」「MAVERICK」と立て続けにクールなパフォーマンスを披露。「TATTOO」ではブラックを基調とした衣装で、シックな魅力を振りまいた。

全力パフォーマンスの後だけに、最初の挨拶では全員の息が上がっていて、「暑いね!」と口にする。
「会いたかったー!」(エリック)
「楽しく遊ぶ準備はできましたか?」(ケビン)
「恥ずかしがらないで今日、幸せに遊んでみましょう」(サンヨン)
「今日は幸せの日、一緒に過ごしましょう」(ソヌ)
「久しぶりに会いたかったです!」(ヒョンジェ)
「好きだ、バーカ!」(ヨンフン)
「皆さんに会いたくてドキドキしました」(ジュヨン)
「ホンマにホンマに会いたかった」(チュハンニョン)
「来てくれてありがとう」(Q)
「後でもっと熱くなるつもりだから準備してくださいね」(ジェイコブ)
「今日、本当によろしくお願いしまーす」(NEW)
など、それぞれがTHE Bへの気持ちを言葉にする。

体幹の良さを感じさせる迫力のあるダンスで魅せた「Back All Black」、バックの映像が幻想的だった「Breaking Dawn」と、クールなナンバーで前半は一気に“THE BOYZ”ワールドに惹き込む。デニムとスポーツカジュアルをミックスさせた衣装にチェンジしての「Complete Me」では、スイカ柄の浮き輪やビーチチェアなどが置かれ、夏全開のステージに。ハンモックに寝たり、スイカの浮き輪から顔をのぞかせたり、メンバー自身も楽しそう。

トロッコに乗ってアリーナを駆け回った「Whiplash」と「줄리의 법칙 (Fantasize)」では撮影がOKに。メンバーが手にしたバブルガンで作られたシャボン玉で、フロアはファンシーでかわいらしい雰囲気に。トロッコ上ではハートを作ったり指差ししたり手を振ったりとTHE Bとの交流をたっぷり堪能し、メンバーたちも満面の笑みだった。

その後は、今年リリースされた日本語アルバムの収録曲「Shout it out」から、大歓声が巻き起こった「Right Here」、「THRILL RIDE」「D.D.D」とアッパーチューンの連続で熱気もMAX、大盛り上がりの会場から一転、次は椅子に座っての「시간이 안 지나가(Walkin’ In Time)」や、11人が1列に並んでスタンドマイクで歌った「Nothing Without You」など、歌唱力で聴かせるバラードセクションへ。各メンバーの声が重なり合い、THE BOYZならではの声のアンサンブルに聴き惚れてしまう。

VCRを挟んで、レザーを使ったハードなブラック衣装に着替えた終盤は、「REVEAL」「The Stealer」「WACTH IT」と激しいダンスナンバーを連投して、大盛り上がりで本編が終了した。

直後に「THE BOYZ、サランヘ」という大きな声が会場から巻き起こり、再び照明がつくと「Gibberish」でアンコールが始まる。赤×黒のストリートスタイルの11人は、さすが全員がセンター級のビジュアルと言われるだけあり、かっこいい!と思いきや、グッズのTシャツにデニムのラフスタイルでは、耳つきニット帽をキュートに被るメンバーがいたり、かっこいいだけではなく、かわいいもお似合いのTHE BOYZ。ステージからアリーナ席に降りてTHE Bとタッチするなどファンサービスもたっぷり!

最後の挨拶では、全員が満足げな清々しい表情に。

「半年ぶりのコンサートだったんですが、半年がとても長く感じました。もっと頻繁に会いに来ます」(エリック)

「ひとりひとり目を合わせようとしたけど、全員は見られなくても皆さんにとっていい思い出になったら嬉しいです」(ケビン)

「前回は東京で『愛の不時着』のミュージカルで来ましたけど、今回はメンバーがいるから頼もしいですね。皆さん、愛してる」(サンヨン)

「直接会場を回りながらTHE Bの皆さんを見ました。(日本語で)ホンマに僕と付き合ってほしい!(笑)」(ソヌ)

「僕たちが来るたびに会場をいっぱいにしてくれて感謝したい」(ヒョンジェ)

「お疲れさまでした。今日本当に楽しかったです」(ヨンフン)

「皆さんの目を見ながら幸せになりました。俺も皆さんのそんな存在になりたいです」(ジュヨン)

「目をひとりずつ見て気分が良かったです」(チュハンニョン)

「THE Bは僕がずっと守るよ!」(Q)

「早いうちにまた会いましょう!」(ジェイコブ)

「いい思い出を作ってくれて嬉しいです」(NEW)

それぞれの率直な想いが伝わってくるメッセージに、きっとTHE Bも胸が温かくなったことだろう。9月22日(日)・23(月)には大阪城ホールでもコンサートが控えているTHE BOYZ。11人の個性が光る、かっこよくて楽しいコンサートで、また日本のTHE Bを幸せにしてくれるに違いない。

 

Photograph_小境勝巳、釘野孝宏
Text_Mayuko Kumagai



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