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HOME 【NEXZ】初のショーケースツアー、感動の涙に包まれて完走。「これからもそばにいてください!」
2024/9/6 CULTURE

【NEXZ】初のショーケースツアー、感動の涙に包まれて完走。「これからもそばにいてください!」

S Cawaii! 編集部

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JYPとソニーミュージックによる日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project Season 2」から誕生したグローバル·ボーイズグループ、NEXZが初めてのショーケースツアー「NEXZ SHOWCASE 2024 “Ride the Vibe”」を開催。8月3日の福岡公演を皮切りに大阪、東京とめぐり、8月25日のツアーファイナルは武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで行われた。

真っ赤に染まったステージに、白いトップスと黒いパンツの衣装をまとったNEXZのメンバーたちが登場。息の合ったダンスで大きな歓声を引き出すと、その勢いのままに「Ride the Vibe (Japanese Ver.)」、「Starlight」へと続け、新人らしからぬパフォーマンスで早くも会場を圧倒した。

司会に古家正亨氏を迎えてのトークパートでは、初々しい笑顔で会場を沸かせた。自己紹介でYUが早くも観客を巻き込んで「YU LOVE ME, WE LOVE YU」とコール&レスポンスをして、大歓声に満足げ。

8月21日に日本デビューしたばかりのNEXZ。福岡、大阪、東京と3都市6公演をまわるショーケースツアーを開催してきた彼らだが、この日は最終日ということで、あっという間のツアーだったと感慨深げなメンバーたち。TOMOYAは「ショーケースツアーを行うことができたのはNEX2Y(ネクスティ:NEXZのファンの名称)のおかげ」と感謝を口にする。

日本1st EP『Ride the Vibe (Japanese Ver.) / Keep on Moving』について、「5月にグローバルデビューを果たしたNEXZだからこそお届けできる作品だと思います」とHARU。さらに「初めて感じる強い光、その感情の波動の中に飛び込んだ僕たちが今回のメインテーマとなっています」(SEITA)、独特の雰囲気やヴァイブスが感じられると思うので、たくさん聴いてくださると嬉しいです」(SO GEON)と自信をのぞかせた。

先に披露したデビュータイトル曲「Ride the Vibe (Japanese Ver.)」は、「R&BとHIPHOPをベースに、曲の中で構成が変わっていく曲」(YU)。HYUIいわく「初めてだからこそ感じられる感情に惹かれるままヴァイブスに乗っていこうという意味が込められている」そうで、SO GEONも「全体的な雰囲気からも感じられるように、揺られる波動、僕たちNEXZだけのヴァイブスで表現したところが特徴です」と笑顔を見せた。パフォーマンスは「両手をグーにして、顔の前に持ってきて、猫の手をするところ」がポイントだとSEITAがやってみせると会場からは大きな歓声が。その熱い反応に照れたのか、SEITAがはにかみながら思わず顔を背けてしまった一幕も。

ダブルタイトル曲「Keep on Moving」は「ポジティブな歌詞を軽快なメロディで表現した曲」とHARU。作詞はJ.Y. Park氏が担当してくれたと嬉しそうに語った。日本1st EPに収録されている「Miracle」についてはYUKIが「『Nizi Project Season 2』を通じて感じた僕たちの成長や絆を❝奇跡❞という言葉で表現した曲です」と紹介。そして同番組のテーマソングでもある「Here & Now」についてはHYUIが「夢に描いた未来に向かって逆境を乗り越えて前へ強く進もうという僕たちの気持ちが込められた曲です」とにっこり。

「HOW TO NEXZ」コーナーではファンクラブを通じてあらかじめ集められたNEX2Yからの質問に答えた。「1日メンバーと入れ変わることができるなら?」という質問については「いないですね」とTOMOYA。「僕は僕のままで大丈夫です」という自信満々な答えに他のメンバーは「えー!」と残念そう。ただ、「古家さんと交代してMCをやってみたい」と言って、「じゃあ古家TOMOYA……変わってみる?」とその場でMCとセンターの席を交代。そしてTOMOYAはMC席で「ここの場所、緊張がヤバいです」と言いつつも、なんとそのまま司会を続けることに。


TOMOYA

続いての「初心者向けのおすすめの料理を教えてください。YUくんはまだ自分がイケメンってこと知らないんですか?」という質問についてはYUが「一番簡単なのは卵焼きだと思うんですけど、あんまり料理っぽくないから、カレーライス」と言うと、メンバーたちは「おいしかったです!」と口々に絶賛。カレー作りのポイントは玉ねぎを多く入れることだそうで、サイズを大小にわけて小さく刻んだものは炒めて甘みを出すのに使い、大きく切ったものを具材として使用するというこだわりぶりに会場からは「食べたい!」と声が沸き起こった。最近はカルボナーラに凝っているそうで、メンバーからは「本当においしい!」と再度大絶賛。そしてファンから❝顔面国宝❞と言われて「そのおかげで少しずつ自信がついてきました」と照れながら語った。ちなみに一番自信があるのは筋肉だそうで、カメラに向かって腕の筋肉をアピールもしていた。

YU

「最近発見したメンバーのかわいい一面を教えて!」という質問にはHARUが「YUKIが普段の生活からオヤジギャグをずっと考えている」と暴露。「最近は独り言でオヤジギャグを言った後に、誰も反応していないのに『最高やん』と言っている」と明かすと、「今日もがんばって発射していきます」とYUKIもにっこり。ちなみにHARU自身、「僕はかっこよく思われたいんですけど、NEX2Yの方はかわいいと言ってくださる」というと、会場からは「かっこいい!」という声が飛び、その場でペンライトで「かわいいorかっこいい」の票を集めてみると、「どっちも」という答えが圧倒的だった。


HARU

 


YUKI

「最近やったいたずらを教えて。誰も知らないSO GEONくんの秘密、TMIを教えて」という問いには昨日、休憩時間に寝ようとしていたSEITAに「ノースリープ!」といって眠らせないようにしていたそうで、そこにHYUIとYUKIも加わって1️5️分くらいわちゃわちゃしていた様子をステージの上で4人で実演。SEITAは3人の襲撃を2度も受けたそうで、最終的にYUに助けを求めたところスルーされたことも明かした。TMIについては、ついに血液型が判明したことを告白。1か月前の健康診断で血液型がわかったそうで、この時点ではまだメンバー7人とマネージャーしか知らなかったため、急きょ会場の予想を確認してみることに。会場のNEX2Yの反応はA型が皆無、B型とAB型が多く、O型はさらに多いという結果。そしてメンバーのドラムロールの後、発表された血液型はB型で、SO GEON はNEXZ初のB型メンバーということになった。


SEITA

「お昼休みに聴くのにいい曲は何ですか?」という質問には「Keep on Moving」を挙げたSEITA。「『Keep on Moving』は前に進み続けるというのもあるんですけど、聴いたらエネルギッシュで元気が出る曲で、午後がんばるぞって気分が上がると思うからおすすめです」とサムズアップ。自分たち以外の曲でよく聴いているのはStray Kidsの「Grow Up」、SEVENTEENの「Circles」、そしてn-bunaの「夜明けと蛍」だそう。さらにNEXZのおすすめ曲としては「Starlight」と「Because of you」の2曲を挙げ、特に「Because of you」のサビの「虚しさを消して心を潤したBright」という歌詞が好きだと明かした。

「毎日のルーティン、ステージに上がる前のルーティンは?」という質問には「ステージに上がる前にイメージ・トレーニングをする」とHYUI。「ステージに上がっている自分を思い浮かべて緊張をほぐして体を軽くする」ことだそうで、今日も完璧な自分を思い浮かべてステージに上がり、「今のところ順調です」と微笑んだ。朝のルーティンは「寝られるギリギリまで眠ること」と答え、古家氏に「モーニング・ルーティンですよね?」とツッコまれていた。


HYUI

「NEXZのメンバーに『ここだけは負けないぞ』という面はありますか?」という質問にはYUKIが「末っ子だからこそできる愛嬌とかわいいパフォーマンス」とニコニコしながら答え、見せてほしいという要望に、「準備はできています」とすぐさま応答し、キュートなダンスを披露。「こういうのは練習するの?」との古家氏の質問に「してます!」とかわいさの秘訣を明かした。

「宿舎での面白かったエピソードや珍事件はありますか?」という質問では宿舎のルームメイトが明らかに。YU、SO GEON、YUKIが同部屋、SEITAとHYUIが同部屋、TOMOYAとHARUが同部屋という組み合わせで過ごしているそうで、SO GEON部屋のルールは「3人なのでうるさくなってしまうから、ここを超えたらダメだという“YUデシベル”があって、それを超えると部屋を出される」とのこと。YUいわく「2人が本当にうるさくて、僕はそんなにうるさくない」と言うと、YUKIは「(YUが)一番うるさい」と暴露。


SO GEON

SEITAとHYUIの部屋は「HYUIのやりたいようにやらせてあげる」がルールだそう。「HYUIが寝ていたら静かにして、HYUIが話しかけてくれたら応答し、HYUIが一緒にゲームをしたいと言ったら一緒にやる」(SEITA)と、素敵なお兄ちゃんぶりを発揮。「HYUIの幸せが僕の幸せなので」とSEITAが言うと、HYUIはモジモジしながら「うれしいです」と答え、客席から悲鳴があがる。TOMOYAとHARUの部屋は「TOMOYAが僕のベッドに入ってくる」とHARUが暴露すると、またもや客席から大きな悲鳴が。「でもいつも僕は追い出してます」と明かし、TOMOYAも「認めざるを得ません」と苦笑していた。

最後の質問は「NEXZとしての目標」で、これは全員で答えることに。

「昔からの夢でもあった、世界で一番大きなステージに立って、NEXZとしてパフォーマンスすること」(YUKI)

「今回のショーケースでまわらせていただいたよりももっと大きなドームでいつかパフォーマンスすることが目標」(HYUI)

「僕は叶えたい目標に向かう道筋も大切だと思っていて、夢を叶える道筋の中でも1つ1つ結果を残していって、最終的にはHYUIが言ったようにドームでNEXZとしてNEX2Yとともにライブがしたい」(SEITA)

「長く濃く活動を続けていきたい」(SO GEON)

「いつまでもたくさんの方に愛していただけるようなグループになりたい」(HARU)

「ワールドツアーができたら」(YU)

「7人の一軒家を建てること。映画とゲームが好きなのでシアタールーム、露天風呂、サウナ、プール、YU用のキッチン、卓球台、サッカー場もある7人で暮らす一軒家を作りたい」(TOMOYA)

チャレンジコーナーではTWICEの「DIVE」やStray Kidsの「JJAM」、NMIXXの「See that?」、2PMの「Again & Again」と先輩方のパフォーマンスをカバー。ユニットステージではLauvの「Steal The Show」をTOMOYA、SEITA、HYUI、YUKIがカバーし、しっとりとした歌声を響かせたかと思えば、YU、HARU、SO GEONはBTSのJUNG KOOK の「Standing Next to You」をパフォーマンス。3人が花道を取ってセンターステージに登場すると、会場の熱気はさらにヒートアップし、見事なターンやステップで観客を沸かせた。その後もダブルタイトル曲「Keep on Moving」にはじまり日本1st EP収録曲「Miracle」と「Here & Now」、そして「Nizi Project Season 2」でパフォーマンスした韓国語曲の「Because of you」や「Whatever Whenever」の日本語歌唱など、パフォーマンスでもしっかりと実力をアピール。

最後は、NEX2Yがもらい泣きするほどのメンバーの感動的な挨拶で締めくくられた。まずはSEITAがメンバー1人ずつに感謝の気持ちを表す。HYUIとYUKIはNEX2Yのために用意した手紙を読み上げた。SO GEONはメンバーへ感謝の言葉を口にしようとした瞬間、想いがこみ上げてきて言葉に詰まり、涙を流しながら挨拶。ショーケースツアーの会場がアリーナだと知った瞬間に「ヤバい!」と全員で騒いだことを明かしたHARU。NEXZを支えてくれるJ.Y. Park氏をはじめとするスタッフへの感謝を言葉にしたYU。そしてラストを飾ったリーダーのTOMOYAも挨拶をしながら感動をおさえきれず、涙ながらにNEX2Yへの感謝を語った。中でもNEX2Yからもらったメッセージの中で「NEXZのおかげで人生が楽しくなった」という言葉にアイドルを目指してよかったなと思ったと告白。練習生時代やデビューしてからの苦労を振り返りつつ、「こんなにたくさんのNEX2Yのみなさんの前でパフォーマンスできて、がんばってよかったと思えたショーケースでした」と、素直な気持ちを吐露した。

「これからもっと成長して、もっとかっこいいNEXZになりますので、これからもそばにいてください」という最後のTOMOYAの言葉どおり、これからますますかっこよくなっていくこと間違いなしのNEXZ。今後の活動も要注目です!

Photograph_田中聖太郎写真事務所

Text_Yunico Woo



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