【Day 2】
2日目は長年「MAMA」のホストを務める俳優のPARK BO GUMが今年も登場。
PARK BO GUM
その後、始まったのはATEEZによるシネマティック・ステージ「SPICEEZ ON THE MOVE」。スクリーンに映し出されたのは、夢を経由して秘密の取引を行っているかのような謎めいた雰囲気の動画。取引相手が金庫を開けると、そこには青い唐辛子が……。そして気づけば舞台上に、俳優のRYU SEUNG RYONGがベッドに横たわっていた。動画の中にも登場した車からATEEZが現れると、そこからは彼らが得意とする壮大で迫力満点の「BOUNCY」(K-HOT CHILLI PEPPERS)のステージが展開された。ステージの途中、金庫を開けるとそこには大量の唐辛子が登場。RYU SEUNG RYONGがその唐辛子を生のままかじって「これからは激しく情熱的に“Crazy Form”で生きてみようか」と咆哮すると、そこから新曲「Crazy Form」のパフォーマンスへ。新曲「Crazy Form」はこの日が初披露だったにも関わらず、会場のATINY(ファンの名称)から大きなコールが沸き上がる。映画のような物語が舞台上で続き、さらに曲へと続いていくユニークなギミックで「MAMA AWARDS 2023」2日目のスタートを飾った。
RYU SEUNG RYONG
ATEEZ
2日目のスーパーステージはLE SSERAFIMのHUH YUNJIN、Kep1erのXIAOTING、MonikaとBADA、そして(G)I-DLEのMINNIEによる女神たちの競演。YUNJINはマーメイド、シャオティンはスネーク、MONIKAとBADAはキメラ、MINNIEはライオンを象徴する女神としてのパフォーマンスを見せ、最後に5人が並び立つ姿はゴージャスの一言。
LE SSERAFIM (HUH YUNJIN)、Kep1er(XIAOTING)、MONIKA、BADA、(G)I-DLE(MINNIE)
この日、最後にパフォーマンスを見せたSEVENTEENは「Best Dance Performance Male Group」の受賞曲「Super」で歴代最大規模のステージを披露。孫悟空をモチーフにしたアクロバティックなダンスとド派手な火花が絶え間なく打ち上げられる豪勢なステージで、歌詞の最後を「この曲はこのMAMAのエンディングソングだ」と茶目っ気たっぷりに替えてみたり、SEVENTEENらしさ満点のステージで今年のMAMAのフィナーレを飾った。
SEVENTEEN
2日目の初受賞は「Best New Male Artist」を受賞したZEROBASEONE。PARK GUN WOOKは「人生で一度しか受賞できないMAMAの新人賞をいただけてとてもうれしいです。僕たちにこの賞をもたらしてくれたすべてのZEROSEのみなさんに感謝します」とコメント。さらにZHANG HAOは中国語で、SEOK MATTHEWも英語でも挨拶。
ZEROBASEONE
ZEROBASEONE
「Favorite Dance Performance Male Group」に選ばれたTREASUREは初日から数えて3つめの受賞。CHOI HYUN SUKがマイクの高さに戸惑うと、横からすかさずHARUTOが飛び出してマイクを調整するのかと思いきや、なぜかCHOI HYUN SUKを持ち上げ、会場が笑顔に包まれた。続いてASAHIは日本語で「いつもありがとうございます。これからもがんばりますので応援よろしくお願いします」とコメント。
TREASURE
TREASURE
「Favorite Global Performer Female Group」に選ばれたのは(G)I-DLE。リーダーのSOYEONはNEVERLAND(ファンの名称)に感謝を伝えつつ、「世界中のみなさんが『Queencard』を歌ってくれたおかげでこの賞をいただけたと思います」とコメント。YUQIは「会社のスタッフと、何より5人のメンバーたちにありがとう!」と笑顔を見せた。この日はステージでも大活躍。ヒット曲「Queencard」でピンク一色に染め上げた。
(G)I-DLE
(G)I-DLE
「Favorite Global Performer Male Group」を受賞したのはこの日のトップバッターを務めたATEEZ。SEONGHWAは「ATINYがくれる愛をいつも当たり前だと思わず、感謝を忘れず、お返ししていきます」とファンへの愛を訴えた。WOOYOUNGも「大きな賞にふさわしく、たくさんの人の前でこれからもいいステージをお見せするアーティストになります」とコメント。YEOSANGはメンバーを大切に育ててくれたご両親にも感謝の言葉を述べた。
ATEEZ
「Favorite Dance Performance Female Group」に選ばれたLE SSERAFIMは、リーダーのKIM CHAEWONのコメントに合わせてメンバー全員で「サランヘヨー!」と愛を叫ぶと、FEARNOT(ファンの名称)にも「ありがとうございます!」と喜びを爆発させた。SAKURAは日本語で「これからももっといいパフォーマンスをお見せします」と宣言。HUH YUNJINが英語でコメントした後、「ンーマ!」とキスを贈ると、KIM CHAEWONも「ンーマ!」とすかさずキスを贈るかわいらしい一幕も。
LE SSERAFIM
LE SSERAFIM
見る者を圧倒した実力派EL7Z UPの力強いパフォーマンス。
EL7Z UP
新人とは思えないパフォーマンス力で会場が大きく沸いたBOYNEXTDOOR。
BOYNEXTDOOR
今年、韓国デビューを果たしたNiziUは、かわいらしいパフォーマンスで観客を魅了。
NiziU
ダンスパフォーマンスに定評があるRIIZEは観客席前から「Siren」を踊りながら登場し、観客の度肝を抜いた。
RIIZE
この日は「Best Dance Performance Male Group」と「Best Male Group」、そして大賞である「SAMSUNG Galaxy Album of the Year」の3冠を達成したSEVENTEEN。大賞受賞は予想していなかったようで、悲願でもあった大賞の受賞に、次第にメンバーたちの目に涙が……。この日は現在、ケガのため活動休止中の統括リーダーのS.COUPSも急遽壇上に上がり、客席から大きな歓声が上がった。「僕たちがSEVENTEENという名前で活動をはじめて、この賞を一度でももらう日が来るだろうかと考えていましたが、CARATのみなさんのおかげで僕たちも再契約して、この賞をCARATのみなさんがもたらしてくれて、一度でももらえるだろうかと思っていたこの賞をいただくことができてとても幸せです。CARATのみなさん、本当にありがとうございます」と感慨深げな表情でコメント。HOSHIは「2015年、デビューした年に初めてMAMAに出演しましたが、その時は何の賞ももらわずに帰りました。でも9年かけて『Album of the Year』をいただくことになって本当にうれしいですし、CARATのみなさんにこの栄光を捧げたいと思います。ありがとうございます」とコメント。THE 8は中国語でデビューした時のことを振り返りながら、MAMAで賞をもらうのが夢だったと語りだした。「先輩方が名誉ある賞を受賞するたびに夢見てきました。もしこんな賞をもらったらどんな気分だろうかと夢見てきました。9年ぶりにこのステージに上がって、今日ついにみなさんのおかげで夢を叶えることができました。みなさん、僕たちと一緒にいてくれてありがとうございます」と最後には笑顔を見せた。JEONGHANは「毎回、授賞式で賞をいただくたびに、本当に信じられない気持ちになります。とっても幸せですね。SEVENTEENが辛かった時、CARATのみなさんが応援してくれた言葉が本当に、“ぎゅーっ!”力になりました。CARATのみなさんと一緒に今まで積み重ねてきた努力が実ったと思います。本当にありがとうございます。全部CARATのみなさんのおかげです。この賞をCARATのみなさんに捧げたいと思います!」とすべて日本語でコメント。
SEVENTEEN
WONWOOは「CARATのみなさんのおかげで後で母に報告できる自慢話がひとつできました、ありがとうございます」とにっこり。DKは「生きてきてこんなに価値ある賞をいただくなんて夢にも思いませんでした。メンバー13人、今まで一生懸命がんばってきましたし、これからもがんばります。大きな賞をくださったCARATのみなさんに心から感謝しますし、この賞をいただいた分だけ、これからもよりよい音楽とパフォーマンス、ステージでいいパワーをみなさんにお届けできるグループになりたいと思います。そして今日この瞬間を忘れずに、みなさんもこれからも元気で、健康でいてくださいね。ありがとうございます!」と元気いっぱいに挨拶。JOSHUAは「僕たちがこれまで積み重ねてきた努力とみなさんの信頼を力に、これからもいい音楽、いいパフォーマンスをお届けします。これからも僕たち一生懸命がんばります。みなさん、愛してます」と英語で挨拶。MINGYUは会社のスタッフ一人ひとりの名前をあげて感謝を述べ、「このメンバー13人でいつも、変わらず、これからもずっと長く、ステージの上で歌って踊りたいと思います」と宣言。さらに「この賞は『Album of the Year』なので、このアルバムを作ってくれたBUMZU兄さんに、そしてこの場にいるWOOZI兄さんにも感謝を」とハグすると、マイクを渡してWOOZIにコメントを促した。
SEVENTEEN
WOOZIは感無量といった様子で、「この賞までずいぶん長くかかってしまいました」と苦笑。「僕たちはデビュー当初から指さされてきたグループでした。目の前で絶対にうまくいかないと言われたり、人数が多すぎてうまくいかないと言われたことも」と暴露すると、後ろでそれを聞いていたメンバーも思わず苦笑。「SEVENTEENという名前の主人公としての音楽を作って10年が過ぎて、11年、12年目になりますが、こんな瞬間をCARATのみなさんのおかげで迎えることができて本当に感謝しています。絶対に約束します。最後まで本当にがんばっていい音楽、よりよい音楽、みなさんに贈るようなグループになれるよう、努力するSEVENTEENになります。ありがとうございます」
最後に、一言だけいいですか、とマイクの前に立ったSEUNGKWANは、「今日のMAMAのステージを準備しながら、他のみなさんのステージを観ながら、リスペクトの気持ちが湧いてきましたし、そんなステージを見せてくださってありがとうございます。今日、賞をもらっても、もらっていなくても、ここにいらっしゃるすべてのアーティストがかっこいいと、学ぶことが多いと言いたいです。この職業は簡単ではありませんが、一緒に励まし合いながら活動していければと思います」と先輩らしくコメント。そして「僕がこんな言葉を言っていいのかわからないですが……」とおそるおそる話し始めたのは、親友のASTROのMOON BINへの想い。「今年一年、大変な一年でしたが、僕たちのグループを誰よりも愛し、応援してくれた僕の友人、ビニ(MOON BIN)に感謝していると、本当に心からありがとうと伝えたいです」と涙を流した。
最後にS.COUPSが「世界中にいらっしゃるK-POPのファンのみなさんが幸せであればと願います。僕たちのCARATも幸せでいてください。僕たちはいい音楽とステージでみなさんのもとを訪ねます」と締めくくり、メンバー13人はステージの上で肩を抱き合い、喜びの叫び声をあげた。
【CS放送 「Mnet」 放送情報 / 動画配信サービス 「Mnet Smart+」 配信情報】
「2023 MAMA AWARDS」
12月30日(土)、31日(日) 20:00~レッドカーペット、22:00~授賞式を字幕版放送・配信予定!
MAMA特設サイト: https://mnetjp.com/mama/2023/
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Text_Yunico Woo Composition_Noriko Hata