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2024/11/5 CULTURE

BLドラマ『Love in The Air-恋の予感-』完成披露プレス発表会に日本版・オリジナル版タイキャストが初集合! 「セクシーでビックリ」「美しすぎる」「原作小説から飛び出してきたみたい」とラブコールの送り合いに

S Cawaii! 編集部

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2024年11月3日よりFODにて独占先行配信が始まったBLドラマ『Love in The Air-恋の予感-』が、配信2日目には視聴ランキング1位を記録するなど注目を集めている。

 

同ドラマの原作は、2022年に放送されたタイのBLドラマ『Love in The Air』。Payu(パーユ=嵐)とRain(レイン=雨)、Prapai(プラパーイ=風)とSky(スカイ=空)という天気にまつわる名前を持った2組のカップルが、まさに天気のように激しさや優しさをともなった愛を育む物語で、日本でも大人気作となっている。

 

そしてこの度、Payuが早瀬嵐士、Rainが雨宮玲、Prapaiが河合風磨、Skyが空野快となって、日本でリメイク。11月2日には日本版の完成と配信スタートを記念して、日本とオリジナル版のタイのキャスト計8人、さらに原作者のMAME Orawan Vichayawannakulが集結し、完成披露プレス発表会が行われた。

左からNoeul、Boss、南雲奨馬、濱屋拓斗、長妻怜央、鈴木曉、Fort、Peat。ブラックのコーディネートで統一しながらも、デザインや小物使いでクール、セクシー、キュートと個性を見せていた。

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まずは日本版のキャストである南雲奨馬(早瀬嵐士役)、濱屋拓斗(雨宮玲役)、鈴木曉(河合風磨役)、長妻怜央(空野快役)が登壇。

 

それぞれに出演の経緯を聞かれると、南雲は「嵐士役のオーディションを受けて、そのまま嵐士として出演させていただくことになりました」と、希望した役を勝ち取ったことを明かす。司会から「(嵐士に)ピッタリです」と称されると、「ありがとうございます(照)」とはにかみながら応えていた。

濱屋もオーディションを受けたが、「受かった後に監督(畑中みゆき)さんたちと顔合わせがあったんですけど、その時まで快役だと思っていて(笑)。まさかの玲役だと伝えられたんです」という裏話が。結果として玲を演じられたことを「嬉しいです」と率直に表現した。

 

オファーだった長妻は、鈴木を指し示しながら「相手役(風磨役)が『曉』と書いてあったので、『もう出るしかない』『ぜひ出させていただきたい』と思い、出演させていただきました」という経緯。ボーイズグループに所属(長妻が7ORDER、鈴木がWATWING)するふたりは音楽フェスなどを通してグループ間での交流はあったものの、長妻いわく「ギャッツリ(ガッツリ)共演」は今作が初めてなのだとか。

 

長妻の話を受けて笑顔になっていた鈴木も、オファーがあっての出演。「オリジナル版でFortさんが演じるPrapaiを見た時に、『めちゃくちゃガタイがいい』『俺、ガリガリやないか』と思って。そこからご飯は多めに食べるようにしたんですけど、(日本版の映像を)見たらまだちょっとガリガリでしたね」と自己分析し、力こぶをつくってみせつつ「ここからまた鍛えていきたいと思います」と宣言した。

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ここで、タイ版のキャストであるBoss(チャイカモン・サームソンウィッタヤ/Payu役)、Noeul(ナッタラット・タンワーイ/Rain役)、Fort(ティティポン・センガーイ/Prapai役)、Peat(ワストーン・チャイジンダ/Sky役)、MAMEも合流。

 

ワイ(タイの両手を合わせる挨拶)をしながら「サワディー・カー(タイ語で『こんにちは』)」と挨拶する5人を見て、日本版キャストたちもワイをして出迎えた。

 

Bossの「みなさん、こんにちは。僕はBossです。よろしくお願いします」という日本語での挨拶を皮切りに、Noeul、Peat、Fort、MAMEと全員が流暢な日本語を披露。南雲とBossは「Good!」とサムズアップを交わしていた。

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タイのオリジナル版を見た感想について、南雲は「初めて見たときに、入り(始まり)の映像から圧倒されました。バイクのシーンやアクションシーンなど驚いたことはいろいろとあるのですが……とにかく……初めて見た時は衝撃でした。すごくセクシーな感じで、ビックリしたのを覚えています」と、言葉では言い表しがたいほど興奮したよう。

 

濱屋は「タイのBL作品を見たのは『Love in The Air』が初めてだったんですけど、内容の迫力度や規模感が『すごくおもしろいな』と思いました」とニッコリ。さらに「特にRainくんがかわいくて、楽しかったです」とNoeulに目くばせをしてラブコールを送ると、当のNoeulは照れくさそうな表情とささやき声で、「ありがとう……」と日本語でお返しを。Boss、Fort、Peatは笑顔で頷き、濱屋のコメントに賛同していた。

 

「雨がとても綺麗に描かれていて。雨は好きじゃなかったんですけど、好きになりました」と、ストーリーには欠かせない「雨」を話題に出した長妻。これには全員が賛成のようだったが、続く「雨の日は傘をささずに雨に打たれています」というコメントには、鈴木が「見た時の感想ですよ?」と長妻の太ももを叩きながらツッコミを入れたり、「(雨を)使うタイミングが素晴らしかった」と補足する一幕もあった。

 

その鈴木は「キャラクターのひとりひとりがすごく立っているなと思いました。何よりMAME先生のストーリーが、見ていて楽しかったです」と素直に語った。

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群馬県みなかみ町にある温泉で撮影したスペシャルエピソードには、BossとFortも出演。Bossが「撮影はハードでしたが、とても楽しかったです」、Fortが「撮影当日に初めて(日本版の)4人と会ったんですが、会った瞬間にどなたがPrapai役、Sky役、Payu役、Rain役なのかがはっきりわかった。とても素敵な時間でした」と伝えると、日本版キャストたちは拍手やサムズアップで喜びを表現していた。

 

タイ版のスペシャルエピソードのロケ地は海。日本版が温泉になった経緯は、「日本のチームに『日本らしい所で撮影をしてほしい』とお話しさせていただいたところ、それが温泉だと聞いて、『日本版はこれだ!』と思いました」とMAMEから語られた。

 

またMAMEは視聴者に向けて「オリジナル版も日本版も愛してほしいです。どちらの演者も一生懸命作りまししたので、ぜひ見てください」とメッセージも送った。

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日本版について「正直、すごく驚きました」と切り出したのはPeat。「Prapai、Sky、Payu、Rainの4人がもう一度息を吹き返したようで、魅力がある作品になっていました。オリジナル版も日本版も新しい発見があると思いますので、みなさん、ぜひ見てください」と両作の魅力をアピールした。

この日が日本版キャストたちとの出会いも日本版の視聴も初めてだというNoeulは、「4人とも(原作の)小説から飛び出してきたみたい。ある人は穏やかで、ある人はエネルギーにあふれているなど、キャラクターがとても際立っています。『Love in the Air』が日本版にリメイクされて、本当にうれしいです」と期待を覗かせる。それにPeatが「4人とも役にピッタリですし、性格も似ているのかなと思いました」と続け、日本版キャストたちをひたすら興奮させていた。

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タイ版のキャストたちとの再会や初対面の感想を聞かれると、鈴木が「美しいです。もっと自分を磨かなければいけないなと。頑張ります」と決意表明し、南雲が「確かに……!」と同意。長妻が「Peatさんの衣装……so cute!」と褒めると、名前を聞き取った時点で挙手していたPeatが笑い出しつつ、「ありがとう~」と日本語で返事を。大胆な切り込みが入ったPeatの衣装を覗き込み、納得する面々だった。

 

濱屋は「MAME先生もあわせて9人でやっと会えたんですけど、嬉しすぎて、みんなでどこかに行きたいな~」と提案。すると南雲、長妻、鈴木に「どこに行きたい?」と問われ、「散歩したいです」とささやかな希望を挙げていた。

 

南雲は「オリジナル版を知っていたので、(タイ版のキャストたちに)初めてお会いした時に『画面の中の人だ!』という印象受けたことをよく覚えています。ご挨拶した時には深くお辞儀をしながら手を合わせてくださって、謙虚さに心を打たれました」と振り返る。今でもドキドキを隠せないような話しぶりを濱屋がニコニコ顔で見守っていると、気づいた南雲が「なんで、なんで?」と濱屋の肩を揺さぶり……仲のいいやりとりにタイ版のキャストたちにも笑顔の連鎖が起こっていた。

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会見はフォトセッションで締めくくりに。準備中、BossはNoeulの背に手を添えてともに移動したり、記者陣の日本語を汲み取って後ろに下がったり中央に詰めたりと、全員の立ち位置を誘導。FortがPeatに通訳用のイヤモニの存在を目で示せば、Peatがそっと外すという言葉いらずの連携プレーを発揮。Peatが立ち位置に小走りで向かうなか手を振ると、日本版キャストも嬉しそうに振り返す。スタッフからボードを真っ先に受け取った長妻が「重たい!」といった演技をしたなら、鈴木が「そんなに重いんや(笑)」とツッコミを入れて笑いを誘う。いざ撮影が始まると、南雲が左腕を濱屋の肩に回し、自身の左手と濱屋の右手でひとつのハートを作ってみせる。鈴木も長妻の肩にすかさず手を置き、くっつきながらたびたび内緒話。そしてNoeulがBossのチョーカーをいじったりと、登壇した9人は随所で和やかな交流を繰り広げ、エンターテインメントによって日本とタイのつながりを強くする時間となった。

 

11月2日には、日本版キャストによる初のイベント「メインキャスト登壇上映会」とタイ版キャストとMAMEも参加した「スペシャルゲストイベント」を開催。初披露かつ会場限定の特別映像が流れ、客席からは嬉しい悲鳴があがっていた。

 

Text_Kayo Danno

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