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HOME 魅せた! 聴かせた! 笑わせた! 最強のエンタメ集団「SUPER JUNIOR」が、さいたまスーパーアリーナを青く染めた!
2024/1/31 CULTURE

魅せた! 聴かせた! 笑わせた! 最強のエンタメ集団「SUPER JUNIOR」が、さいたまスーパーアリーナを青く染めた!

S Cawaii! 編集部

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グローバルグループSUPER JUNIORが1月20日、21日の2日間、さいたまスーパーアリーナで約2年ぶりのスペシャルイベント『SUPER JUNIOR JAPAN Special Event 2024 ~Blue World~』を開催。21日の公演の模様をレポートする。

 

SUPER JUNIORのグループカラー、パールサファイアブルーにちなんで、イベントのドレスコードはブルー。ブルーのアイテムを身に付けているE.L.F(ファンネーム)があふれている会場に、ライブスタートの合図でもある『Song For You』が流れると、ペンライトがパールサファイアブルーに輝き、会場は一面きらめく“Blue World”に!

 

オープニングは『U』。2006年にキュヒョンが加入して初めての楽曲であり、韓国の音楽番組で初めて1位を取ったこの曲で冒頭から大歓声が沸く。前日は途中まで欠席だったイェソンもステージにいることでE.L.Fも安堵し、ヒチョルのお馴染みの扇子パフォーマンスでより一層アツく盛り上がった。続いて『Black Suit』『House Party』とダンスナンバーを3曲披露。

 

メンバーも息が上がっている中、リーダー・イトゥクの「皆さぁーーーーーん!」の呼びかけから始まり、「ウリヌン! SUPER JUNIORエヨ!」(僕たちはSUPER JUNIORです!)といつもの挨拶から、SUPER JUNIOR恒例のわちゃわちゃMCタイムへ。キュヒョンの「皆さん、長いから座ってください」という心配りも忘れない。

 

その後はそれぞれのユニットステージコーナーへ。『シャッター閉めろ』を歌ったイトゥク、シンドン、シウォンのユニット(SUPER JUNIOR-L.S.S.)は、1月22日に韓国でデビューするということで、「第5世代の新人グループです!」「ライバルはRIIZEです!」「ロールモデルはaespaです!」と笑わせ、ドンヘとウニョクのユニット(SUPER JUNIOR-D&E)は『Oppa, Oppa』のラストでふたり揃ってセンター花道を猛ダッシュ、イェソン、リョウク、キュヒョンのユニット(SUPER JUNIOR-K.R.Y.)では名バラード『Dorothy』をしっとり歌い上げる。E.L.Fもうっとり余韻に浸ろうとしていたら、ヒチョルを筆頭に全員が思い思いに『Dorothy』を歌いながら登場し、余韻は一瞬にして彼方へ吹き飛び、笑いの渦が巻き起こった。

仕事運、金運、総合運を占った「2024年の運勢ランキング」発表のコーナーではランキングを巡って大騒ぎに。仕事運は1位ヒチョル、2位ドンへ、3位ウニョク、4位キュヒョンだったが(最下位はシウォン)、金運では一転、1位がイトゥク、最下位がウニョクに。総合運では1位はイトゥクで最下位はキュヒョンという結果になり、メンバーは歓喜の雄叫びと阿鼻叫喚でカオスに(笑)。「僕は皆さんがいればいいです」(ウニョク)、「皆さん、僕を助けてください、応援してください」(キュヒョン)と、ガクガクブルブル状態の最下位のふたりがE.L.Fに助けを求めているのがかわいい。

 

後半は『Devil』『2YA2YAO!』『Mr.Simple』『Sorry,Sorry』とテッパンナンバーを連続投下。運勢ランキング発表のときのわちゃわちゃとは全く異なる、クール&セクシーなパフォーマンスで無限大のギャップを見せつけた。本編が終了すると、アンコールを待つ間、恒例のウェーブが巻き起こり、ブルーの波が客席を何度か巡った後に、9人が再びステージに現れ、『Way』と『★BAMBINA★』を披露。

 

最後のMCでは、シウォンが「個人的にAIの発展を好んではいないけど、最近は翻訳のおかげで皆さんの日本語のメッセージもすぐ読めます」と嬉しそうな笑顔を見せたり、キュヒョンがリリースしたばかりの新曲をアカペラで歌ってくれたり、ヒチョルが「ずっと健康で変わらないでいてくれたら嬉しいです」と感慨深そうに言ったり。それぞれの個性が表れる挨拶でイベントは終了。他のメンバーが去った後、最後までひとつひとつのステージを廻って、頭を下げて挨拶していたリーダーのイトゥク。魅せて、聴かせて、笑わせて、そして胸を熱くさせる。来年20周年を迎えるスーパーベテランアイドルSUPER JUNIORの人気の秘密がふんだんに詰まった3時間だった。

 

Photograph_田中聖太郎写真事務所

Text_Mayuko Kumagai Composition_Noriko Hata

 



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