HYBＥ傘下のKOZ ENTERTAINMENTから昨年デビューしたボーイグループBOYNEXTDOORが日本デビューに合わせて来日。7月10日、六本木ヒルズアリーナで日本デビュー記念ショーケースを開催した。夏の暑さにも負けないくらい激アツなショーケースをレポートします！
日本デビュー当日に行われたショーケース。イベントの前に取材陣向けに行われたフォトセッションでは、ポーズを決める度に、客席のファンから黄色い声援が飛んだ。力こぶをアピールするポーズを取るWOONHAK。JAEHYUNはシャツの裾をまくるフリをしてONEDOOR（ファンの呼称）たちの期待を煽る。「後ろのムービーカメラに向かってポーズをして」とMCの古家氏に促されると、ステージの後ろ側と勘違いし、客席にお尻を向けてしまうRIWOOとLEEHANがかわいい。TAESANは様々なハートポーズを繰り出し、JAEHYUNとSUNGHOはロボットダンスのサービスで盛り上げた。
パフォーマンスの準備のために6人は一旦退場。その間にステージには“青いドア”が運ばれてきた。“ドア”はBOYNEXTDOORの代名詞ともいえる、ステージに欠かせないアイテム。この日のために青く塗り替えられたスペシャルなドアに、ONEDOORたちも大興奮。メンバーたちがステージに登場し、「One and Only (Japanese Ver.)」のパフォーマンスがスタートした。「みんな叫べ～」と観客に呼びかけるTAESAN。SUNGHOは持ち前の美しい高音を響かせる。爽やかなパフォーマンスにONEDOORの熱気もぐんぐん上昇！
パフォーマンスが終わると「「One and Only (Japanese Ver.)」をお聴きいただきました。みなさん、いかがでしたか？」（JAEHYUN）、「ショーケースのための新しい色のドアです。気づきましたか？」（LEEHAN）、「応援ありがとうございます」（SUNGHO）、「後ろの皆さんもちゃんと見えていますか？」（RIWOO）、「僕たち、今日のショーケースを楽しみにしていました」（TAESAN）、「最後まで楽しい時間を過ごしましょうね」（WOONHAK）と、一人一人マイクを取ると、JAEHYUNの「行くぞ！ ONEDOOR!」という声で始まったのは、「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」。6人の全力のパフォーマンスを後押しするように、ONEDOORたちもぴったりと合ったコールで盛り上げる。SUNGHOがシャツを肩から外し、逞しい二の腕を露わにしてフィニッシュ。颯爽とステージ袖に戻っていった。
6人が再登場し、トークセッションがスタート。日本デビューの意気込みを聞かれると、TAESANが「日本でたくさんの方に僕たちの歌を聴いていただきたいです」とまっすぐな目で語る。LEEHANは「日本デビューに向けて日本語を頑張りました。たくさんのファンの皆さんと日本語でお話ししたいです」と言ってほほ笑み、観客たちをノックダウンした。
『AND,』は日本でジャケット写真の撮影をしたそうで、「日本の日常の中で行先を決めず、友達と街を歩きながらくつろいだ時間を過ごすコンセプトだったので、日常のときめきを感じられるような表現をしました」とJEAHYUN。その流ちょうな日本語に、会場からは「お～」と感嘆が響く。RIWOOは「歴史のある景色に溶け込んで撮影することが出来ました。学生が歩いていて映画のような日常の風景がすごくステキでした」と語り、SUNGHOも「青空の下で清々しく撮影するはずだったのに、雨が降ってしまったんです。でもその雨のおかげで素敵なカッコいい作品に仕上がりました」と振り返った。収録曲のレコーディングについては、「日本語の発音に気を遣ってレコーディングをしました。発音に集中すると歌に集中できなくて、歌に集中すると発音が難しいので、何度も練習をしました」TAESAN。日本で気に入った場所や食べ物に関する質問になると、”食いしん坊“WOONHAKは「ご飯はいつも楽しみです。最近おいしかったのは牛カツです！ 本当においしい～」と幸せそうな表情を浮かべた。LEEHANは「街の中を歩いて楽しかったです。熱帯魚ショップに行きました」と意外な場所に行った話を暴露。「今日の夜は何を食べる？」と聞かれると、TAESANが「プリン！」と大好物を叫び、笑いを誘う。LEEHANが「ハイハイ～」と元気よく手を上げ、MC古家氏にさされると「ONEDOORの愛！」と叫び、観客をとろけさせた。
最後のパフォーマンスの前に、6人からお別れのメッセージが。
TAESAN
「今日は来てくれてありがとうございました。こうして皆さんの前で歌うことができて本当にデビューしたと実感しています。最後まで楽しんでください」
SUNGHO
「ONEDOORのみなさん、本当にありがとうございました。今日も皆さんの歓声を聴きながら歌うことができて幸せでした。愛しています」（と言って両手でハートマークを作る）
JAEHYUN
「来てくださったONEDOORの皆さん、残念ながら来れなかったONEDOORのみなさん。いつもありがとうございます。これからも感謝の気持ちを忘れずに活動していきます」
LEEHAN
「短い時間でしたがとても楽しかったです。僕たちの曲、たくさん聴いてください。あと一曲、楽しみましょう」
RIWOO
「僕たちの気持ちは届きましたか？ またすぐONEDOORに会えることを楽しみにしています。大好きです」（と言って指ハート）
WOONHAK
「今日は本当に楽しかったです。皆さんも楽しかったですか？ 家に帰るまでがショーケースです。気をつけて帰ってくださいね！」
最後は、日本オリジナル曲「GOOD DAY」のパフォーマンスへ。直前にステージの撮影がOK と知らされたファンたちは、大興奮で6人にカメラを向ける。そんな観客たちに感謝するように、近くに寄って1人1人の目を見て歌ったり、腕を上げて左右に振ったりしながら観客とコミュニケーションを取る6人。最後は「恋してる！」というTAESANの叫び声が六本木の夜にこだました。エネルギッシュなパフォーマンスと親近感のあるキャラクターで観客たちを魅了したショーケース。日本での第一歩を踏み出した彼らの活躍にますます期待したい。
BOYNEXTDOORが『S Cawaii! ME 2024 SUMMER』のCOVERと巻頭13ページ特集に登場！
７月10日に待望の日本デビューをはたした韓国の６人組ボーイグループBOYNEXTDOOR。日本活動への期待が高まる彼らを韓国で撮影してきました！ 撮りおろしビジュアルに加えて、メンバーがフィルムカメラでお互いを撮影した写真や、「インタビュー楽しかったです！ 質問がおもしろかったです〜！」とたくさん話してくださったボリュームたっぷりのインタビューまで、盛りだくさんな内容でお届けします。抽選で21名様にサイン入りチェキプレゼントもあるので、ぜひ応募してくださいね！
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【書誌情報】
書名：S Cawaii! ME 2024 SUMMER
価格：1650円（税込）
発売：2024年7月9日（火）
判型：A4変形判
頁数：68ページ
ISBN-13:978-4-07-459968-4
(P)&(C) KOZ Entertainment.
Text_Mieko Sakai Composition_Noriko Hata
