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HOME 【xikers】日本公演は満員御礼! 迫力のパフォーマンスでファンを圧倒!
2023/10/17 CULTURE

【xikers】日本公演は満員御礼! 迫力のパフォーマンスでファンを圧倒!

S Cawaii! 編集部

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©KQ Entertainment

©KQ Entertainment Text_Yunico Woo Composition_Noriko Hata



今年3月に韓国でデビューしたばかりのxikersが、10月から初めてのワールドツアーに挑戦。その一環として10月5日に大阪、10月7日に東京で彼らにとって初の日本単独公演が開催された。xikersといえばATEEZの後輩グループとして注目を集めているが、新人らしからぬ実力とパフォーマンス、個性あふれるメンバーたちの魅力が全開! 早くも今年1番のホットなグループとして注目を集めている。

アラビアンなムード満点の『TRICKY HOUSE』ではYECHANが得意とする速射砲ラップや、フリーダムに踊っているのにサビでは全員がきっちり揃えるカル群舞を見せるなど、緩急あるステージで日本初コンサートは1曲目から大盛りあがり。JINSIKの歌いだしで始まる『Doorbell Ringing』ではステップを多用した振り付けと重みのある壮大なメロディを歌いこなしつつ、トリッキーな世界観を見せつける。凄まじい運動量の2曲を立て続けにパフォーマンスしてみせ、会場をぎっしり埋めたroady(ローディ、xikersのファンの呼称)たちの度肝を抜いた。

MCでは「イケメンリーダー、MINJAEです!」とリーダーがおちゃめな挨拶でスタートしたかと思えば、「みなさんの笑顔の天使」とJINSIKはとびっきりの笑顔を見せる。「今日は僕たちが準備したステージを早くお見せしたいです」とSEEUNが流暢な日本語で語ると、YUJUNは「キュンキュンズキュン」と歌い始め、そんなYUJUNをスルーしてYECHANは「みなさんと一緒に過ごすことができて嬉しいです。今日は一緒に楽しみましょう!」とマンネながらにしっかりとした挨拶で締めくくった。

MINJAE


JINSIK


SEEUN


YUJUN


YECHAN

MINJAEが客席に向かって突然、お願いがありますといい、「xikers、イケメンでしょう?」と尋ねると、会場からは大きな「ネー!(韓国語で「はい」の意味)」という返事が。それを聞いて、「どういたしまして!」とMINJAEが満面の笑みを見せつつ、「僕が1、2、3と言ったら『xikersイケメン!』と叫んでください!」とおねだりすると、今度はさっきより大きな声で「xikersイケメン!」という言葉が返ってきて、これにはxikersのメンバーも大喜び。口々に「どういたしまして!」と言いながら、喜びの表情を見せていた。

続いて始まったのは、序盤からにぎやかな『Oh My Gosh』。合間に挟まれる「xikers」という激しいシャウト、ゆるやかなサビ前のパートからSUMINとYECHANのラップの掛け合いを経て、パフォーマンスはより激しさを増していく。スケールの大きなステージに続いて、HUNTERが傘を手に持ち始まった『Koong』ではリフレインされる「クン」という声に乗って会場が同じリズムを刻みながら、韓国の伝統芸能的なエッセンスが感じられるサウンドに酔いしれる。MINJAEの「クン!」という声でスクリーンに稲妻が走り、雷に打たれるような衝撃で迎えるラストは圧巻のひとこと。MINJAEが「xikers!」とシャウトして始まった『XIKEY』ではMINJAEのラップからSEEUN、JINSIK、HYUNWOOへと続くメロディアスなパートが印象的。HUNTERの『Switch up!』の掛け声で始まるさわやかなメロディパートではガラリと雰囲気を一変させ、かわいく愛嬌を振りまくギャップでファンを楽しませた。

SUMIN


HUNTER

ピンク多めのカジュアルルックに着替えて登場した後は、ダンスカバーで大盛りあがり。ユニットにわかれて、SUMIN、HYUNWOO、YUJUNでBTSの『Dynamite』、JUNMIN、JINSIK、YECHANでNCT 127の『Cherry Bomb』、MINJAE、SEEUN、HUNTERでSEVENTEENの『Super』を披露。そして最後には全員が集まって事務所の先輩であるATEEZの『BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)』をパフォーマンスして見せ、会場を沸かせた。さらにはメドレーでBLACKPINKの『Kill This Love」、LE SSERAFIMの『Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife』、NewJeansの『Hype Boy』、(G)I-DLE『Queencard』、FIFTY FIFTYの『Cupid』を続けてパフォーマンス。SEEUNの投げキッスやSUMINのダブルピースなど、メンバーが思い思いのかわいいポーズを見せると、会場はさらに盛り上がった。JUNMINとHUNTERによるThe Weekendの『Die For You』ではそんな空気を一新、セクシーな魅力で迫り、xikersの多才さを見せつけた。

HYUNWOO


JUNMIN

JUNMINの紹介でスタートした『Skater』は、壮大なパフォーマンスの曲が多いxikersとしては珍しく彼らの年相応な歌詞と素直なメロディが胸を打つ。最後はMINJAEとJINSIKの2人でハートマークを作っていたが、JINSIKは「この曲で初めてMINJAE兄さんが僕とハートを作ってくれた!」と大喜びしていた。この曲の前にメンバーは再び着替えていたのだが、JINSIKの衣装がいちご柄のシャツだったため、MINJAEからは「いちごJINSIKさん、かわいいです」と褒められていた。

日本初コンサートも終盤に差し掛かったところで、JUNMINが突然「みなさんに質問があります。みなさんのこと、好きになってもいいですか?」と日本語で尋ね、客席からは黄色い絶叫が沸き起こったが、メンバーからは「(roadyは)僕のだよ」と非難轟々な一幕も。そんな中、HUNTERからは「今日は僕らの初めての出会いでしたが、これからももっとたくさんお会いできると信じています!」という力強い言葉が。「僕がxikersと叫んだら、メンバーたち『DO or DIE』と叫んでください。roadyも一緒に!」というYECHANのおねだりで全員で次の曲のタイトルを叫んで、本編ラストの『DO or DIE』へ。にぎやかなドラムに負けないくらいにぎやかな振り付けでスタートするこの曲で、1時間以上立ち続けてるとは思えないくらいメンバーもroadyたちも元気いっぱいにパフォーマンスし、コールし続けた。最後までステージをいっぱい使って、思いっきりはしゃいでコンサートを終えた。

アンコール曲『Sunny Side』で再びステージに戻ってきたメンバーたち。MINJAEは「roadyたちと一緒にいるといつでも『Sunny Side』ですよ」と言いつつ、「やりたいことがあります。『Sunny Side』を歌うroadyの歌声が聴きたいです」とおねだり。MINJAEがお手本を歌ってみせ、会場のroadyと一緒に歌うと、メンバーも口々に「歌声がきれいです」「roadyは僕たちより歌が上手ですね」と大絶賛。しかし「roadyはxikersのメインボーカル!」という言葉には会場から「アニヤ(韓国語で「違う」の意味)」という答えが返ってきて、これにはMINJAEも思わず「ありがとう」と答えていた。

『HOMEBOY』では曲の途中にラップしながらYECHANがグッズのタオルにプリントされたメンバーの写真を見せようとするも上下左右全部逆で、それを直そうとしてマイクを離してしまい声が出ずに笑ってしまうというハプニングが起きたり、この日の最後に歌った『ROCKSTAR』では会場のファンの声を直に聴こうとみんなイヤモニを外してステージ上に散らばってroady一人ひとりと目を合わせて、手を降っていた。最後の挨拶を終えても「私の仲間になれ!」「今日は月がきれいですね」と日本語でroadyに語りかけ、初めてのコンサートの終わりを推しんでいた。

11月23日にはWOWOWで特別番組「xikers Special! FIRST ENCOUNTER IN JAPAN」が放送されることが決定。この日本公演の舞台裏も観られる番組になっているそうなので、会場や生中継でコンサートを観た人も、コンサートを観ていない人も楽しめそうだ。

PROFILE
xikers(サイカース)
世界的人気を誇るATEEZが所属するKQ ENTERATAINMENTが約5年ぶりに送り出した10人組ボーイズグループ。公開練習性システムである”KQ Fellaz”2期(2003~2005年生まれの韓国人9名、タイ人1名)で構成されている。2023年3月30日にデビュー。xikersは座標を象徴する”x”と旅行者を意味する単語”hiker”を示し、”座標を探して時間と空間を旅する少年たち”という意味が込められている。

xikers JAPAN OFFICIAL HP
https://xikers-official.jp/ 

xikers JAPAN OFFICIAL X(旧Twitter)
@xikers_jp

xikersの撮りおろしインタビューを14ページ掲載!
『S Cawaii! MEN 2023 SUMMER』
https://scawaiiweb.com/magazines/detail/84



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