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HOME JO1、INI、DXTEENのメンバーが大集合! 初の合同ライブ初開催 『LAPOSTA 2023』でグループの垣根を超えた!
2023/6/8 CULTURE

JO1、INI、DXTEENのメンバーが大集合! 初の合同ライブ初開催 『LAPOSTA 2023』でグループの垣根を超えた!

S Cawaii! 編集部

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撮影/田中聖太郎

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JO1、INI、DXTEENの3グループが所属するLAPONEエンタテインメントによる初の合同ライブ『LAPOSTA 2023』が5月30日、31日の2日間に渡って有明アリーナで開催された。『LAPOSTA 2023』は2日間で約2万人の観客動員を記録し、チケットは即日完売。初日の30日には全国47都道府県、計80 館の映画館にて“ライブビューイング“が実施され、約2万人を動員した。さらに31日には日本だけでなく、世界中から視聴することができるライブストリーミング配信によって約13万人のファンが熱狂。2日間で合計約 17万人が視聴した。そんな熱狂の『LAPOSTA 2023』2日目をレポートします!

©LAPONE Entertainment

トップバッターとしてステージに登場したのはINI。各所にシルバーのスタッズとゴールドのブレードがあしらわれた白い揃いの衣装に身を包み、まずは「SPECTRA」で挨拶を。続いて登場したのは今年5月にデビューしたばかりのDXTEEN。カラフルなカジュアルルックでデビュー曲「Brand New Day」を明るい笑顔でパフォーマンスしてみせた。JO1は、レザーとシースルーの組み合わせがセクシーなオールブラックな衣装でメインステージに登場。「SuperCali」で会場の熱気をさらに引き上げていく。

INI  撮影/田中聖太郎

DXTEEN  撮影/河村美貴(田中聖太郎写真事務所)

JO1 撮影/ 田中聖太郎

JO1の余韻が冷めやらない中、再び登場したDXTEENは川尻蓮が振り付けを担当した「Sail Away」、さらに「Come Over」で会場をさわやかな空気で包み込んだかと思えば、バックステージに登場したINIは「BAD BOYZ」のパフォーマンスで場内を圧倒していく。続く「We Are」ではトロッコに乗り込み、広い会場の遠くにいる観客にも会いに行く。「みなさんの声が聞きたいです」という西洸人の言葉で始まった「AMAZE ME」、ホーン隊のリズムが心地いいスカパンクな「HERO」まで、メドレーで畳み掛けるようにトロッコからお届け。最新曲「FANFARE」では一転、センターステージで圧巻のパフォーマンスを見せ、INIの高い実力を見せつけた。続いて登場したJO1は、押さえ気味なテンションがかえって彼らの成熟した魅力を感じさせる。続く「OH-EH-OH」では「大きな声出していこうぜ!」という河野純喜の気合い入れの後、トロッコに乗り込み、「Get Inside Me」ではステージの至るところにメンバーが散らばって、会場にいるファンたちに手を振ったり投げキッスをしたり、思い思いの方法で愛を伝えていく。木全翔也の「“JAMINICO”(JO1、INI、DXTEENのファンネームJAM、MINI、NICOを合わせたもの)のみなさん、今日は素敵な夜にしましょう!」という言葉でスタートした「Dreaming Night」では再びトロッコに乗り込み、会場の後方までファンに会いに行った。センターステージに集合して歌われた「Rose」はせり上がったセンターステージの上でのパフォーマンスやインタールードでのダンスパート、最後には真っ赤な花びらが舞い落ちてくるなど、1曲の中に見応えがたっぷり詰まったステージを見せた。

DXTEEN  撮影/田中聖太郎

シャッフルステージでは、DXTEENがJO1の「やんちゃ BOY やんちゃ GIRL」とINIの「CALL 119」で異なる魅力を発揮してみせたかと思えば、INIはJO1の「Shine A Light」を、JO1はINIの「BOMBARDA」をそれぞれ披露し、あらためて楽曲のよさとどんな曲も自分たちのものにしてしまうグループの実力を見せつけた。「BOMBARDA」が終わるとメインステージに3組の全メンバーが集合。JO1のリーダー・與那城奨の「LAPOSTA、盛り上がってますか⁉」の声に会場からは歓声が起こるが、「足りない、足りない」の声を受けて、歓声はさらにヒートアップ。自己紹介ではDXTEENのリーダー・谷口太一が「100%でやらせていただきます!」と言って全員で元気いっぱいにグループ挨拶をすると、先輩方からは「フレッシュ!」「さわやか!」と大絶賛の声が。そんなDXTEENに続いて、INIも負けじと大声で自己紹介をし、さらにJO1も負けてられないと挨拶を絶叫した後、「ニコニコ」と声に出して言う姿に、後輩たちも「かわいい」と声を上げて大喜びしていた。今までのステージの感想を聞かれてDXTEENの大久保波留が「カバーダンスが最高でした!」と笑顔で答えると、INIの松田迅も「(JO1の『Shine A Light』をやって)めちゃくちゃキラキラしました」とにっこり。さらにJO1の佐藤景瑚はDXTEENに「LAPONEに入ってどうだった?」と尋ねると、「LAPONEに入っていつかこういう合同ライブをしてみたいと思っていたんで、こんなに早く夢が叶ってうれしいです」と大久保。INIの田島将吾が「LAPONEの名前が広まるといいですよね。JO1さんとかINIとかDXTEENは知られてるけど、この3グループがLAPONEに入ってることを知らない人は意外といるので、このイベントを通してLAPONEが知れ渡るいい機会になれば」と言うと、ツアーをやりたいという声も。

INI  撮影/田中聖太郎

トークしている間も汗が止まらないJO1の川尻は「ていうか『BOMBARDA』キツイ! 汗止まらんよ!」と言うと、INIのメンバーたちは「でしょ!」「ヤバいでしょ」とうれしそう。なぜ「BOMBARDA」をやることになったのかは、JO1のメンバーで投票した結果、「けっこう満場一致で(決まった)」そう。「DXTEENもきつかったでしょ?」と話を振られると、平本健が「やってて頭が吹き飛ぶかと思いました」と茶目っ気たっぷりに答えて、先輩たちの無茶振りで「CALL 119」の一節を踊って見せることに。JO1の「やんちゃ BOY やんちゃ GIRL」については「超楽しかった!」と腕を曲げるサビの仕草をしてみせた。JO1の鶴房汐恩からDXTEENのメンバーに「コラボしたい先輩は?」という質問が投げかけられると、谷口はJO1の川西拓実の名を挙げ、「約束」と言って小指を結ぶ一幕も。寺尾香信が河野と一緒に歌を歌いたいと言うと、JO1のメンバーからは「やめたほうがいいんじゃない?」「うるさいよ」と気遣われて(?)いた。福田歩汰は松田から「歩汰ー!」と圧をかけられる中、しっかり「迅とコラボしたいです」と答え、松田は満面の笑みを見せていた。

続くユニットステージでは、まずはJO1河野とINI髙塚大夢がMrs.GREEN APPLEの「青と夏」をデュエット。2人がさわやかなハーモニーを響かせ、最後には河野が髙塚をお姫様抱っこしてステージを終えた。続いては、JO1白岩瑠姫とINI後藤威尊、佐野雄大による8LOOMの「Melody」。3人が花がほころぶような笑顔と甘い歌声でとびっきりかわいいステージを見せたかと思えば、JO1金城碧海とINI尾崎匠海はAwesome City Clubの「勿忘」を、歌詞の世界に会場の全員を引き込むようにしっとりと歌い上げる。JO1與那城とINI藤牧京介による宇多田ヒカルの「First Love」は、2人の声質の異なる歌声が時に重なり、時におたがいを引き立て合って、歌を聴かせるステージに。JO1大平祥生、川西拓実、そしてINIの田島はライダースに身を包み、JO1の「Born To Be Wild」に乗せてオリジナルラップを披露。違うグループのメンバーとは思えないくらい息の合った動きを見せたり、途中で一緒にかわいい表情で写真撮影したり、クールかつキュートなステージで会場を虜に。

JO1川尻、INI木村柾哉の2人は、オリジナル曲「Remains」でダンスパフォーマンスを披露。ボーカルを排し、音数をおさえたメロディに身を委ねてシンクロダンスを見せたかと思えば左右対称に同じ動きをしてみせたり、自由自在に舞い踊る2人。まったく同じ衣装を着ていた2人はある瞬間、川尻が血まみれシャツとなり、自分の血を木村にこすりつけるように踊り……最後は1人が倒れ込み、ステージには1人だけが残るという衝撃的な幕切れ。タイトルの意味と相まって、ストーリー性のあるパフォーマンスに場内はどよめいた。JO1佐藤と、INI許豊凡、松田の3人はSEVENTEENの「24H」のカバーを披露。節制されたダンスがよりセクシーさを際立たせるステージで会場を魅了した一方で、続くJO1の木全翔也、鶴房、INIの池﨑理人がトロッコに乗って会場をめぐりながらORANGE RANGEの「イケナイ太陽」をやんちゃに熱唱。手には水鉄砲を持ち、客席に向かって発射! 観客もその水を受けて大盛り上がりの1曲だった。センターステージではJO1の豆原一成とINIの西洸人が登場すると、2人がかりでターンテーブルを操りDJingで彼らの楽曲を聴かせていく。「ここで新しい仲間を紹介します」と豆原が言うとDXTEENがステージに現れ、熱いダンスで会場を盛り上げた。

ライブもいよいよクライマックスへ。DXTEENが「Unlimit」でコミカルかつさわやかなパフォーマンスを披露したかと思えば、INIはオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のコンセプトバトルで人気を博した「Goosebumps」を初披露。さらに「Dramatic」、「New Day」と畳み掛けていく。バックステージに登場したJO1は「YOUNG」、Stray Kidsの3人によるユニット“3RACHA”がJO1に提供した楽曲「YOLO-konde」、そしてメインステージに戻ると激しいダンスが特徴的な「Trigger」まで、一気に駆け抜けた。 ラストは3グループ全員で、オーディションのシグネチャーソングでもある「Let Me Fly~~その未来へ~」と「ツカメ~It‘s Coming~」でフィナーレ。ステージからだけでなくトロッコに乗って、さらに客席にもメンバーが登場し、これにはファンも大喜び。

INI  撮影/田中聖太郎


JO1 撮影/田中聖太郎

アンコールではJO1が赤、INIが青、DXTEENが緑のスタジャン姿で再びステージに登場。「ウェーブしたいです!」という河野の言葉でメンバー全員がステージに散らばって、INIがいる下手からスタートして上手で待つDXTEENの元までウェーブが届くと、自然と拍手が沸き起こった。さらに「LAPONE!」の掛け声で全員で写真撮影も。最後にはJO1のデビュー曲「無限大」とINIのデビュー曲「Rocketeer」のマッシュアップで再び会場のあちこちにメンバーが散らばり、思い思いに目の前のファンにアピールしたり、動画を撮ったり、本気で踊ったり。他グループのメンバー同士が仲良くステージを歩く姿には思わずほっこり。

撮影/田中聖太郎

今日の感想を聞かれてDXTEEN谷口は「僕たちデビューしたばかりなんですけど、たくさんの方々の前でパフォーマンスできたことが本当にうれしいですし、なにより素敵な先輩たちと一緒にステージに立てたことが本当に光栄です」と深々とお辞儀。大久保は「今回のLAPOSTAで“JAMINICO”めっちゃ大好きになりました!」とハートを飛ばした。INI木村は「正直、最初にLAPOSTAをやると決まった時は不安が大きかったんですけど、会場に足を運んでくださる方とか、配信で観てくれている方があったかくて、本当に楽しいライブになってよかったなと思いました。僕たちも全力で準備してきたので、それに応えていただいて本当にうれしかったです」と、こちらも深々と挨拶。JO1白岩は「よくよく思い返したら、僕たちはファンの方がいないステージが続いていたんですけど、それが今こうやってたくさんの方がいて、画面の向こうにもいて、ファミリー28人全員でステージに立てているというのが、本当に幸せなことだなと思いました。みなさんの人生に少しでも関われたことが嬉しいなと思いました。今日、家に帰るまで気をつけて帰ってください。今日僕、めっちゃ幸せでした!」と笑顔で締めくくった。最後は全員が一列になって手をつなぎ、深いお辞儀をしてLAPONE発の合同ライブ『LAPOSTA 2023』は無事閉幕した。そして暗転した会場で突如、スクリーンが輝くと、そこには「2023 JO1 ASIA TOUR 開催決定」の文字が! いよいよこれから、LAPONEのアジア進撃が始まる。

撮影/山内洋枝(田中聖太郎写真事務所)

撮影/田中聖太郎

©LAPONE Entertainment



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