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2023/9/19 CULTURE

【ENHYPEN】ファンが名曲『BLOSSOM』を合唱! メンバーもファンも感涙した東京ドーム公演

S Cawaii! 編集部

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(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

(P)&(C) BELIFT LAB Inc. Text_Mayuko Kumagai Composition_Noriko Hata



7人組グローバルグループENHYPENが、2回目となるワールドツアーの日本公演『ENHYPEN WORLD TOUR ’FATE’ IN JAPAN』で初のドームツアーを敢行! 9月2日・3日に京セラドーム大阪、9月13日・14日に自身初となる東京ドームでのコンサートを大成功させた。9月13日に行われた公演の模様をリポートする。

客電が落ち、スモークがたかれたステージ。バラや仮面などを持ちながら、ひとりずつカメラに抜かれていくドラマチックなオープニングの後、炎の特効をふんだんに使って迫力満点の1曲目『Drunk-Dazed [Japanese Ver.]』がスタート。7人がメインステージでポジションを取っただけで大歓声が沸き起こる。ENHYPENならではの華やかなカーニバルを表現した1曲で、[Japanese Ver.]は初披露となった。続いて『Blockbuster(ENHYPEN Ver.)』をクールにパフォーマンス。TOMORROW X TOGETHERのYEONJUNとコラボーレーションして話題になった楽曲で、こちらも7人バージョンでは初めてのパフォーマンスとなった。『Let Me In(20 CUBE)[Japanese Ver.]』『Flicker』『FEVER』では妖艶&ムーディーなダンスと、背景の心臓の映像とがあいまって幻想的な雰囲気のステージを見せ、『Future Perfect(Pass the MIC)[Japanese Ver.]』『Blessed-Cursed [Japanese Ver.]』では、バンドサウンドに乗せて盛り上がる曲を連続投下。

「Attention~!」の掛け声が響くと、ラフ&カジュアルな衣装の7人が登場し、『Attention,please!』。サビでは上手から下手まで広がり、踊りまくる7人が楽しそう。JAYはギターをかき鳴らし、最後はそのギターを投げるパフォーマンスに、「おお~~っ!!!」というどよめきが巻き起こる。『ParadoXXX Invasion』『Tamed-Dashed [Japanese Ver.]』と盛り上がるアッパー系では、ENGENE(ファンの呼称)もノリノリに。『Tamed-Dashed [Japanese Ver.]』ではHEESEUNGがサインボールを客席に向けて蹴り上げてプレゼントし、悲鳴があがる。

会場の熱気もMAXになったところでのコメントでは、アリーナ、1階スタンド、2階スタンドとエリアごとに分かれて歓声の大きさを競うことに。最後は会場全体の大歓声が響きわたる。「今までで一番大きい会場です。過去最大のウェーブを見せてください」というNI-KIの言葉で、白いライトスティックのウェーブが起こり、その美しい光景に喜びの声を上げる7人。ENHYPENとENGENEの思い出にまた新しい1ページが刻まれた瞬間だ。

アコースティックギターを弾くJAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOOの4人による『TFW(That Feeling When)』、HEESEUNGのピアノから始まり、JUNGWONとNI-KIが加わった『Just A Little Bit』というユニットステージ2曲をしっとり魅せた後は、トロッコでセンターステージへ移動。彼らもぴょんぴょんジャンプしながら、ポップで軽快な『Polaroid Love』を披露した後は、8体のピカチュウがぴょこぴょことやってきて一緒に踊る『One and Only』に。JUNGWONから「ピカチュウ! ジャンプ!」と言われると、ピカチュウもぴょんぴょんと一生懸命ジャンプ。ピカチュウと手を繋いだり抱きついたりするメンバーや、ENGENEにお手振りファンサービスするピカチュウなど、会場は「かわいい~!」の声に包まれ、ほっこり&ピースフルな空間に。


後半は赤と黒を基調にしたセットアップで登場し、『Bills [Japanese Ver.]』や『CRIMINAL LOVE』『Sacrifice(Eat Me Up)』をパフォーマンス。これまでと一転、グッと大人っぽい彼らがやはりスタイリッシュで最高にかっこいい。

「ENGENEといる時間はあっという間ですね」(SUNOO)、「これ夢じゃないですよね?」(HEESEUNG)、「ステージに立てば立つほどENGENEひとりひとりが大切だと感じます」(SUNGHOON)、「皆さんは僕たちのENGENEなので、いつでも一緒にいてくれるなら何もいりません」(JUNGWON)、「夢に見ていたステージですが、ENGENEがいればどこでも幸せです」(JAY)と、口々に感謝の挨拶をし、『Bite Me [Japanese Ver.]』で本編は終了。

アンコールでは『One In A Billion(Rock Ver.)』と『Karma』をパフォーマンスしたENHYPEN。アンコールを待つ間、リリースしたばかりの初の日本語バラード曲『BLOSSOM』をENGENEが歌い出し、瞬く間に数万人の合唱に。自然発生的とも言えるこの感動的なサプライズプレゼントを裏で聴いていたENHYPENも心動かされたようで、後のコメントで「また歌って!」とENGENEにおねだり。東京ドームに響き渡るENGENEの美しい歌声に感無量の様子で聴き惚れている様子だった。

最後のコメントでも、七人七様の言葉で感謝と感動を表現したENHYPEN。

「東京ドームはアーティストが夢見る大きなステージですけど、本当に素晴らしいですよね。皆さんと一緒に素晴らしい思い出を作って、これだけあれば何も必要ないと思いました。大きなステージにふさわしいアーティストになることを約束します」(JAY)

「こんなに大きな会場で公演ができること、ENGENEの皆さんに感謝しています。こうしてENGENEの皆さんが大勢いるところを見ると、(東京ドームは)本当に大きいと思ったし、ステージをするたび楽しくて幸せでした。『Just a Little Bit』と『SHOUT OUT』を歌ったとき、実は僕はグッと込み上げるものがあって、ずっと堪えていました」(SUNOO)

「こんな大きな会場でステージに立つことができて幸せです。僕はENGENEの皆さんひとりひとりを見たいと思ったんですけど、僕と目が合った皆さん、いらっしゃいますか? 皆さんの人生の記憶に一生残るアーティストになれるよう、頑張ります」(JUNGWON)

「東京ドームは確かに(他と)違うような感覚がします。本当に大きいですし、大勢のENGENEの皆さんにお会いできるので嬉しいです。次はさらに多くの公演ができるように成長してまた戻ってきます」(SUNGHOON)

「今この瞬間の気持ちを一生忘れないようにします。これを原動力に、もっと成長して、素敵なステージに立てるアーティストになるので待っていてください。この活動をしていて辛い時間もありますが、それを乗り越えて皆さんの前に立って愛をもらえると辛い気持ちも消えて、大きなやりがいを感じます」(JAKE)

「こんな大きな会場、なかなか実感が湧かないんですけど、その理由を見つけられるようさらに努力をします。夢だと思っていた光景をこのステージの真ん中で見られて嬉しいです」(HEESEUNG)

「僕たちはENGENEの皆さんの倍くらい楽しかったんです。僕たちがドームで公演をできるアーティストになりました。6年前、またここ(東京ドーム)に立つって覚悟して韓国に行ったんですけど、自信があったので、今日ここに立てて嬉しいです。すべてENGENEの皆さんのおかげなので、毎日ENGENEのことを考えながら生きています」(NI-KI)

初めての東京ドームで感慨深そうな、満足そうな、嬉しそうな表情でENGENEを見つめる7人。中でもNI-KIは、6年前、キッズダンサーとしてSHINeeの東京ドームコンサートに出演していたこともあり、挨拶の途中で込み上げてきた涙を必死でこらえていた。そんな末っ子のNI-KIを見て、お兄さんメンバーたちが「ウルジマ~(泣かないで)」と彼の周りに集まり、円陣を組むシーンに心打たれる。

「いつもENGENEのためだけに生きているので、僕たちがいなくなるまでずっと応援してください」。NI-KIの美しい涙と覚悟、それに頷くメンバーたち。ENHYPENの栄光の道はこれからもずっと続いていく。

 

【PROFILE】
ENHYPEN
JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIの7⼈で構成されたグローバルグループ。HYBE LABELSのひとつであるBELIFT LAB所属で、Mnetの超⼤型プロジェクト『I-LAND』から誕⽣し、2020年11⽉に韓国デビュー。



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