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2019/06/02 CULTURE

命がけのギャンブルに勝利した渡部いずみ(後編)/私が整形した理由 第3回【連載】

S Cawaii! 編集部

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【前編】 に続き、コンプレックスだらけの女たちが整形して人生を変えたサクセスストーリーやその術式を紹介する連載「私が整形した理由」第3回ゲストの美容起業家、渡部いずみさんに独占インタビュー。後編では夜の世界で働くことで生まれたコンプレックスから整形を失敗しないコツまで幅広く語っていただきました。

―夜の世界で働くことによって容姿に対し、どのようなコンプレックスが生まれましたか?
渡部さん:横顔にコンプレックスが生まれました。キャバクラって横に人が座るので、じっくり横顔を見られるんです。それでお客さんからとくに何かを言われたわけではないんですけど、目が語っているというか。「お前、残念な横顔だな」てきな。それに、キレイな人は売上も良かったですしね。容姿がよければ指名も増えて給料も上がる夜の世界なので、自分の見た目に対する評価は、いつもシビアでした。


―2013年に大きな整形をいくつかしていますが、その理由はキャバクラで指名をとるためだったのでしょうか?
渡部さん:それは違うんです。「水商売をいつまでもやってちゃいけないな」とある日突然思って。それで「自分が何をしたいのか?」とちゃんと考える日があったんです。それで化粧品の会社の社長になりたいって。でも、その事業を成功させるには、マジで整形してキレイにならないと滑っちゃうと思って。やっぱりどう考えても化粧品の社長が普通の人とか説得力ないし、SNS時代の今、自分自身がイケてないと絶対ダメだなって。それでお金を貯めて水商売をやめて整形して起業することにしたんです。

―人生をかけた大勝負ですね。
渡部さん:そうですね。今まで貯めていた貯金をすべて使って起業の準備、自分自身のメンテナンスを行いましたから。それに整形って命をかけたギャンブルみたいなところがあって、漫画みたいに大失敗はないけどやっぱり気に入らなかったら、それは失敗だし誰かが変と思えば失敗。成功するのか? しないのか、気にいるのか? 気に入らないか、わからない状態で沢山のお金を振り込んで手術をするんです。だから整形した人に対して、私すごい尊敬しているんです。お金を貯めたこともスゴイですけど、そのギャンブルに挑戦した勇気がすごいなって。とくに骨削った人とか。



―ダウンタイムも長くて病みそうですもんね。
渡部さん:そうです。病みます。私、骨削りはしたことないですけど、それを乗り越えた人はとくに尊敬するし普通の人よりも絶対メンタル的に強い人じゃないですか。なにか強い意志があって整形したと思いますしね。

―整形は、どんな人にオススメしますか?
渡部さん:やるかどうか悩んでる時点では、やめたほうが良いと思います。本当に整形をしたい人って明日にでも予約取りに行くと思うんです。そのくらいの勢いがないとダウンタイムの腫れや整形後も周りの目が気になって精神が壊れると思います。絶対やらなきゃいけないことではないですし、整形して失うものもあると思うので。



―失うものとは具体的にはどのようなものでしょうか?
私はあんまり気にしなかったけど「整形する女はイヤだ」という男性もいます。整形がきっかけで別れてしまう彼氏がいるかもしれない。整形は女性には支持されますけど、やはり男性に受け入れられることはまだ難しい世の中だと思いますね。

―整形してよかった点と悪かった点を教えてください。
渡部さん:私の場合、イイことだらけでした。人生は一度きりだし明日、死んでも後悔しないような生き方したいと思う派なので、整形をしてやりたいことを全部できています。なのでマイナス面はないですね。



―今の、ご自身の顔に満足されていますか?
渡部さん:そうですね。今のところ満足です。もちろん小さなコンプレックスはありますけど、それはみなさんと同じで、日々のスキンケアやダイエットで調整できるものです。それにそういった感覚は、もっていたいなと思います。よく整形をやり過ぎてしまう人っているじゃないですか。テレビで取り上げられるような人ってその部類だと思うんです。ちょっとおかしいほうがテレビでは映えますしね。整形=やりすぎて精神病みたいなそのイメージがテレビしか見ない年配の人には絶対あると思うんですよ。だけど実際そうじゃないです。自分自身がしっかりしていれば止めておけるし普通にキレイになれる。整形に依存性なんてないです。

―整形をやりすぎないコツとかはあるんですか?
渡部さん:先生選びですかね。お金を稼ぎたくて希望通りにバンバン整形してしまう先生もいるんですけど、ちゃんと全体のバランスを考えて整形をストップしてくれる先生をみつけることが大事だと思います。今はネットで先生の腕を簡単に調べられる時代ですし、カウンセリングに行って先生との相性をみるのも良いかもしれません。



―ずばり整形は、お金もかかって大変なものでしょうか?
渡部さん:整形自体は大変ですけど金額に関しては、その後に得たものに比べると安いと思っています。やはり人前に立って目立つような生き方をしたいのであれば、この顔に生まれてしまった以上そこはお金をかけて、天然ハーフ美人たちに合わせていかないとなっとは思うんです。「あの子はカワイクてずるい」とか思う前に努力をしなきゃなって。私が目立つのが好きなので、こればっかりはしょうがない。容姿を売りにする世界で、見合った容姿がなければお金と個性で補うしか方法はないと思います。

―メディア業界にいるころ見た目で損をしたエピソードを教えてください。
渡部さん:とくにグラビア時代に多かったことなのですが、かわいくないと露出が増えるんですよ。顔がダメだからカラダを見せようって言う感じで。DVDや写真集も出させてもらったんですけど、同年代のカワイイこは、衣装がたくさんあるのに、私には三角ビキニや布羽織るだけとか。カラダを見せないと売れないから。裸にはなってないけど、ほぼ裸みたいな恰好で写真を撮られて、とってもみじめでした。



―整形してグラビアに戻って見返したいとかはないんですか?
渡部さん:それはないですね。やりたいことは常に更新していきますし、今が充実しているんで別に過去に戻りたいとかはないです。あれはあれで私の人生には必要だったできごとですから。

―ちなみに整形をカミングアウトしたのはなぜですか?
渡部さん:カミングアウトもなにも隠す気がなかったです。だってバレバレじゃないですか。まれに隠してる子もいるけど、すごく周囲は気を使うし、なんか変な空気になる。その子の前で整形の話とかできないし迷惑だなと思って。それに私は整形=自分磨きだと思っているので恥ずかしいコトではないと思っています。整形したことを武器にするつもりはないですけど、聞かれたら答えるしムリに隠そうとは思いません。

―貴重なお話ありがとうございました!

コンプレックスだらけの女たちが整形して人生を変えたサクセスストーリーやその術式を紹介する連載「私が整形した理由」第3回、渡部いずみさん編は、いかがでしたでしょうか? まわりがしない賭け(=整形)に挑戦したからこそ精神的にも成長し手に入れられるものが大きくなっているのかもしれません。次回ゲストは、「人は見た目が99%」と言い切るタレントの入澤優さん。彼女が整形した理由とTV収録で突然、整形をカミングアウトしたワケをお届けします。お楽しみに!
CREDIT: Photograph_Takayuki Fujimoto 

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#整形

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