SEVENTEENの弟分として今年1月に韓国でデビューした6人組ボーイグループTWSが、6月24日にTWS 2nd Mini Album「SUMMER BEAT!」メディアショーケースを開催した。
フォトタイムから始まり、タイトル曲『If I’m S, Can You Be My N?』と先行公開曲の『hey! hey!』の世界初披露ステージ、新作アルバム収録曲のハイライトメドレー動画公開、記者との質疑応答まで、約1時間にわたり行われたイベント。1月に行われたデビューショーケースの際のフレッシュさとキラキラ感はそのままに、少し大人になった姿が印象的だった。フォトタイムは個人カット、集合カットの順で進行。DOHOONは準備したポーズを次々と繰り出し、KYUNGMINは金髪にイメチェンした姿を見せた。JIHOONは終始晴れやかな笑顔で、緊張感ある会場に和やかな空気を吹き込んでいた。集合フォトタイムでは、手でT・W・Sを模した公式シグネチャーポーズや、タイトル曲の振付にもある「腕を伸ばして人差し指を指す」ポーズ、様々な種類の♡ポーズなど、多彩なポーズを披露した。
『If I’m S, Can You Be My N?』のコンセプト映像が上映され、この日のメインイベントである『If I’m S, Can You Be My N?』のパフォーマンスステージがスタート。『If I’m S, Can You Be My N?』は、自分と相手との関係を磁石に例え、反対の魅力に惹かれあうトキメキを描いた歌詞と、“清涼アイドル”の名にふさわしい爽やかなメロディ、溌剌としたパフォーマンスが特徴の一曲で、歌って踊る6人の姿は、青春そのもの。ダイナミックに踊るJIHOON、表情をクルクル変えながら歌うHANJIN、華やかなダンスが目を引くYOUNGJAEと、同じ動作でもしっかりと個性が感じられる振付が印象的だった。
YOUNGJAE
舞台袖で息を整え再登場すると、スタンディングトークの時間に。1st Mini Albumのスマッシュヒットの感想を聞かれたYOUNGJAEは、「予想もしないほどの大きな関心と愛をいただき信じられませんでしたし、驚きました。今もまだ愛していただいていることに、心から感謝しています」とニコリ。
SHINYU
SHINYUも「多くの人に「『plot twist』から初めての出会いのトキメキが感じられた」と言われました。いい曲、いいパフォーマンスができるようにご尽力くださったハン・ソンス総括プロデューサーとスタッフの皆さんに感謝します」と述べた。
DOHOON
これまでの活動の中で思い出に残っているステージを尋ねられたDOHOONは「カッコいい先輩方と一緒に大勢のK-POPのファンの皆さんの前に立った舞台が記憶に残っていますし、たくさんの学びを得た機会だったと思います」と回答した。
HANJIN
HANJINは「2nd Mini Albumの始まりにお付き合いいただき、ありがとうございます。今回のアルバムは僕とTWSのメンバーにとって新しい始まりです。毎日、よりいいステージを作るために頑張っています。たくさん期待してください!」
JIHOON
JIHOONは「2nd Mini Albumでいい姿を見せるべく頑張ってきました。多くの音楽で、多くの方に愛されるチームになります」とトレードマークの笑顔を見せた。
KYUNGMIN
KYUNGMINは「このようにステキな曲と振付を披露できて感謝しています。カムバックをしたら、僕たちが一生懸命準備したパフォーマンスで、待っていてくださったファンの皆さんにいい姿を見せたいです」と意気込みを語った。
今作はTWSの独自のジャンルである“Boyhood Pop”をに基調に、ロックベースの『hey! hey!』や、ヒップホップサウンドの『Double Take』など多彩なジャンルの曲が盛り込まれている。そんな新たな挑戦については、DOHOONが「どんなジャンルでも、TWS色にするために頑張りました。新しい姿をお見せ出来てうれしいです」と感想を述べた。タイトル曲『If I’m S, Can You Be My N?』についてはKYUNGMINが「関係性を磁石のS極とN極に例え、反対の魅力に魅かれるトキメキを歌った曲です。『plot twist』に続き、TWSの清涼感を上手く表現していると思います」と自信を覗かせると、JIHOONは「MVにはTWSだけの夏らしさが入っています。学校や試合会場、鉄道の線路沿いの道……。様々な場所で、夢に没頭する僕たちに出会うことができます。屋上の水上で群舞を披露したところが見どころだと思います。僕は昔から水の上でダンスをするのがロマンだったので、楽しくやらせていただきました」と説明。屋上での群舞シーンは、ぜひチェックしてほしい。振付についても「サビ全体がポイントになると思います。恥ずかしくて頭を掻く姿から始まります。自然と魅かれる心を手の動作で表現し、お互いの距離が縮まることを願う気持ちを表現しましたので、楽しく観てください」とJIHOON。HANJINが「“同じ色のアンテナが伸びる”という歌詞に合わせて手を伸ばす振付は、歌詞にぴったりでかわいいです」とコメントすると、JIHOONとSHINYUが実際に踊るサプライズ。溌剌としたダンスが最高にキュートだった。先行公開曲『hey! hey!』に関しては、KYUNGMINが「いつも一人だった少年が、同じ夢を持つ友達に出会い、一つのチームになっていく過程を描いた曲です。同じ目標に向かって走り続ける少年たちの姿を表現しました。TWSの始まりから現在、そして未来に対する誓い、チームワークの物語でもあります」と説明。SHINYUは、「ロックをベースにギターとドラムサウンドを加えたサウンドで、TWSだけの清涼感を違った形で表現しました。MVでは、僕とKYUNGMINが、全速力で海辺を走るシーンが一番印象に残っています」とはにかんだ。最後は「前のアルバムよりも成長したという声が聴きたいです。ベストを尽くして頑張って準備したのでカッコいい姿をお見せしたいです」とYOUNGJAE。KYUNGMINは「より多くの魅力を多くの方に見せたいです。僕たちが満足するステージを見せ、皆さんが喜んでくださることが一番の目標です。より強いTWSになって、より楽しみながら、ベストを尽くしていきたいです」と意欲を述べ、前半が終了した。
アルバムのコンセプト映像が流れ、続くは『hey! hey!』をパフォーマンス。疾走感のあるロック調のメロディに、キレキレのダンスが光る。ポイントのランニングダンスをばっちりと決めると、メンバーたちも充実感溢れる表情を浮かべた。『hey! hey!』のMVとアルバムハイライトメドレー映像が公開され、質疑応答の時間に。ステージ上にテーブルが用意され、メンバーが椅子に座って記者たちと向き合った。記者がマイクをとるたびに、サッと立ち上がり90度のお辞儀をしたり、回答をする時にはまず「質問ありがとうございます」とお礼を言う律義さが初々しくて好印象。「今回のアルバムでどんな成長を見せているか」という質問が飛ぶと、JIHOONは「今回のアルバムは、6人のメンバーが一緒にいる時のトキメキと幸せな気持ちを表現しました。清涼感があって、爽やかな感覚を盛り込もうと頑張りました」と“早口で”回答。するとMCが「みなさん、緊張していますか?」とツッコみ、和やかな雰囲気に。自分自身を落ち着かせようと両手で「カムダウン」のジェスチャーをするJIHOONが愛らしい。「“清涼系アイドル”のような新たな修飾語を作るなら?」という質問には、KYUNGMINがマイクをとるも、回答を忘れたのか、一時停止。すかさず、隣に座っていたSHINYUがマイクをとり、「僕は友達とトキメキを分かち合う夏を連想する修飾語があればいいなと思います」とフォロー。KYUNGMINは「アルバム制作を通じて、メンバーともっと仲良くなりました。『hey! hey!』のような「夢に向かって走っていくワンチームTWS」がいいのではないかと思います。「汗の香りがするような青春」というキャッチフレーズをつけてくださった記事を見ました。このフレーズも、アルバムにマッチする気がしました」と回答した。成し遂げたい夢については、KYUNGMINが「3年以内に最高の賞がいただきたい」とまっすぐな目で回答。そっと“頑張るぞポーズ”をするHANJINがかわいい。デビューからSEVENTEENの弟分として注目を浴びてきたTWS。デビューの際にはSEVENTEENのメンバーから多くのアドバイスを受けたと言っていたが、今回の活動前にも先輩たちからの温かい激励があったという。「SEUNGKWAN先輩から連絡をいただきました。今回の音楽がとてもいい、活動頑張れという激励と応援の言葉をいただき、とても力になりました」とSHINYU。HANJINは、「今回の活動の準備期間に、SEUNGKWAN先輩がコーヒーカーを準備してくださいました。また今度ご飯に行こうとも言ってくださいました。最近ケランパン(卵パン)が好きなので、先輩にケランパンをおごってください、と言いたいです」とおねだりした。今回の活動期に出たいバラエティ番組についてはSHINYUが『驚きの土曜日』をチョイス。「これまでK-POPの多くの先輩方が出演してきた番組ですし、番組内でKEY先輩が『plot twist』のダンスをしてくださったので、次は一緒に踊りたいです」とラブコールを送った。またSHINYUは、『If I’m S, Can You Be My N?』のポイントについて「この楽曲を聴いたとき、歌詞がすごく魅力的だと思いました。例えば、「10m上に君はいるのか」という歌詞があります。1omというのは、学校の1階から3階までの高さなんです。そんな風に歌詞にどんな意味が込められているのか考えるのも楽しいのではないかと思います」と語った。多くの“第五世代グループ”が続々とカムバックしていることに関しては「ともに成長していくグループになりたいです。多くの先輩がカムバックしていますが、先輩と一緒にステージに立てるのは光栄ですし、今回のアルバムを作るのに僕たちも最善を尽くしたので、見守ってほしい」と回答した。オンラインで見守る海外メディアからの質問は、「3年以内に叶えたい夢は?」。DOHOONは「ファンの皆さんとコンサートをするのが目標です」と力強く語り、手でハートマークを作った。最後は、海外を含むオンライン視聴メディアに向け、YOUNGJAEが日本語で、DOHOONが英語で、HANJINが中国語で、SHINYUが韓国語で挨拶。1時間のイベントを締めくくった。
TWS 2nd Mini Album「SUMMER BEAT!」
楽曲リンク:https://TWS.lnk.to/tws_summerbeat_jpPR
タイトル曲「If I’m S, Can You Be My N?」Music Video
TWS (투어스) 2nd Mini Album ‘SUMMER BEAT!’ Trailer
TWS (투어스) 2nd Mini Album ‘SUMMER BEAT!’ Highlight Medley
TWS 「hey! hey!」
楽曲リンク:https://lnk.to/tws_heyhey_jpPR
TWS
2024年1月22日TWS 1st Mini Album「Sparkling Blue」でPLEDIS Entertainmentからデビューした、SEVENTEENの弟分の6人組ボーイグループ。
グループ名は「TWENTY FOUR SEVEN WITH US」の略で、1日を意味する数字24と1週間を意味する数字7を全ての瞬間に比喩して、「いつもTWSと一緒に」という意味を持つ。さわやかで明るいエネルギーのチームアイデンティティから拡張した独自の音楽ジャンル「Boyhood Pop」を掲げ、少年時代の純粋で美しい感性を刺激する。メンバーはSHINYU、DOHOON、YOUNGJAE、HANJIN、JIHOON、KYUNGMINの6名で構成。TWSはグループ名のように、全ての瞬間を一緒に過ごしたくなるポジティブなエネルギーを爽やかで明るい楽曲で届ける。
TWS公式リンク
https://lnk.to/tws_pledis
(P)&(C) PLEDIS Entertainment
Text_Mieko Sakai