SEARCH

HOME BTSの次なる伝説が始まる! 6月10日に電撃カムバックを予告。世界中のARMYを幸せにしてくれたBTSのラスベガス公演レポート!
2022/4/27 CULTURE

BTSの次なる伝説が始まる! 6月10日に電撃カムバックを予告。世界中のARMYを幸せにしてくれたBTSのラスベガス公演レポート!

S Cawaii! 編集部

LINE

BTS   (C)BIGHIT MUSIC

Array



4月8、9日、15、16日、アレジアント・スタジアムで行なわれたBTSのアメリカ・ラスベガス公演「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LAS VEGAS」。4日間で20万人を動員した本公演の最終日4月16日(現地時間)の模様をリポート!

null
(C)BIGHIT MUSIC

7人のモノクロマグショットから始まるオープニングVCR。囚われの身になったBTSだが、Vが舌からペロッと出したクリップでみんなの手錠を外すと、「WE DON’T NEED PERMISSION」と書かれた手書きの紙を監視カメラに押し付けて――。そして会場のスクリーンには「WE DON’T NEED PERMISSION」の文字が大きく映し出される。歌い、踊り、楽しむことは誰もが自由に謳歌できる。誰の許可も必要としない。コンサートに冠した「Permission to Dance」に込められたこのメッセージは、BTSのライブの、引いてはBTSの魂の象徴でもあるかのよう。そんなオープニングが印象的だ。

null
V   (C)BIGHIT MUSIC

幕開けは『ON』。群舞の中からメンバーが現れると歓声が一層、高くアツくなる。観客はマスクはしているものの、もはや熱狂を抑えることができないのがオンライン越しでも伝わってくる。続いて「La la la la la」の大合唱が起こった『FIRE』では会場のARMY BOMB(ペンライト)が一斉に赤くなり、タイトル通り、炎の演出も。センターステージへ飛び出した『DOPE』では、VとJUNG KOOKが楽しそうに肩を組んだり、RMが会場へマイクを向けたり、JIMINが愛おしそうに広い会場を見つめたり……。

null
RM   (C)BIGHIT MUSIC

null
(C)BIGHIT MUSIC

MCでは全員が英語で挨拶。そんな中でいつもの投げキスをするJIN、「I’m your hope,you’re my hope, I’m J-HOPE!」といつもの挨拶をするJ-HOPE。どこの国でもおなじみの挨拶が見られるのが嬉しい。

null
J-HOPE   (C)BIGHIT MUSIC

バラード『Blue & Grey』では黒の衣装に身を包んだ7人が横並びに登場。この黒衣装がシック&セクシーかつ、7人のスタイルの良さを際立たせていてそれだけも壮観だが、スモーキーな声が沁みるV、安定感ある美声のJUNG KOOK、心洗われるような透明感のあるJIMIN、優しい歌声のJIN。それぞれの歌声が混ざり合った時の美しさにも震える。そして、大人の色香漂うヒョン(お兄さん)ライン、SUGA、J-HOPE、RMの気怠げでありながら、力強くもあるラップも痺れる。7人がゆっくり歩き出し、センターステージへ移動してから披露した「Black Swan」では、白い羽をつけたダンサーたちが登場。メンバーと呼応しながら腕の動きで大きな翼を表現していて、壮大なストーリー性を感じさせる演出だ。

null
JIMIN   (C)BIGHIT MUSIC

null
JIN   (C)BIGHIT MUSIC

続いてはメドレーで『Blood Sweat & Tears』と『FAKE LOVE』。ラスベガス公演からJUNG KOOKの衣装がウエストが見えているショート丈のデザインに変更されていたのも話題に! 左手の負傷のため曲によっては椅子に座ってパフォーマンスしていたJINは、『FAKE LOVE』ラストのサビでは椅子から立って6人に混ざり、曲終わりに最後に振り向いた姿がサマになって、ため息ものの美麗さ。

ここまでがスーパークールパートだったとすると、白い衣装をまとった次の『Life Goes On』からは普段から仲のいい彼らの素が出ている(?)わちゃわちゃパート。ニコニコ笑顔で花道を駆けだすJUNG KOOKとJIMINは、その後、なぜかお互いのおでこをつける勢いで顔を近づけあったり、末っ子JUNG KOOKを殴る真似をする長兄JIN(JUNG KOOKの表情も絶妙!)のおふざけ、RMの肩を抱くV、おすまし顔をするRM、V、JIMINなど、メンバーひとりひとりを追う目が足りない現象が勃発。『Boy With Luv』での明るい雰囲気のダンス、バッグバンドのメンバーとのコミュニケーション、ステージで自由に歌い踊り、跳ねる彼らの楽しそうな姿はライブの醍醐味のひとつだ。

null
SUGA   (C)BIGHIT MUSIC

会場が一層盛り上がったのは広い会場をトロッコで回った『Telepathy』と『Outro:Wing』。ここぞのファンサービスモーメントは、手を振ったり、指差しをしたり、ARMYと手でハートマークを作ったり。Vはカメラをバッチリロックオンして、指差しからの指ハート。オンラインで視聴している世界中のARMYへのファンサも忘れないのがさすが!

トロッコから降りたメンバーがメインステージから花道へ走り出すと、カラフルなテープが降り注ぎ、一気に多幸感あふれるステージへ。身体に無数のテープをぐるぐる巻きつけながら、ランウェイよろしく闊歩するVがかっこかわいい。「これって現実かな? なんて幸せなんだろう」(JUNG KOOK)、「ARMY、幸せ?」(JIN)とメンバーからもこの瞬間の幸せを噛みしめている言葉が次々と出る。J-HOPEが「でも皆さん、悲しいお知らせが……。このライブもほとんど終わりなんです」と言うと、Vが眉間を押さえて泣く真似?をしながら「もう1回ハッピーにしてくれる?」からの『Stay』、『So What』、『IDOL』の連続投下で最高潮の盛り上がりのまま本編は終了。

null
JUNG KOOK   (C)BIGHIT MUSIC



TAGS