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2024/10/7 CULTURE

【PLAVE】「PLAVE FAN CONCERT ‘Hello, Asterum!’ ENCORE」開催。数々の記録を打ち立てるPLAVEから目が離せない!

S Cawaii! 編集部

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バーチャルボーイグループPLAVE(プレイブ)が、10月5日、6日の2日間にわたって、ソウル・蚕室室内体育館にて『PLAVE FAN CONCERT ‘Hello, Asterum!’ ENCORE』を開催。本公演は4月13日と14日に開催されたPLAVE初の単独コンサート『Hello, Asterum!』のアンコール公演で、会場観覧分のチケットは先行販売開始わずか10分で売り切れとなった。ここでは、10月5日の公演の様子をレポートする。

オープニングナンバーを飾ったのは、デビュー曲『Wait for you』。真っ白な王子様のような衣装で登場したメンバーは、自己紹介と挨拶を終えると舞台上にて同じ衣装のネイビーバージョンに一瞬で“早着替え”し、立て続けに『I Just Love Ya』『Why?』『Virtual Idol』、そして最新曲の『Pump Up The Volume!』を披露。曲ごとに多彩なコンセプトのセットや衣装にチェンジし、さっそく「バーチャルだからこそ」な演出で会場を沸かせた。

トークコーナーでは、「PLLI(プリ:ファンの名称)の心の中へ入っていこう」をテーマに、『INSIDE PLLI』と題した企画を用意し、メンバーが映画『インサイド・ヘッド』のキャラクター、ヨロコビ(EUNHO)、カナシミ(YEJUN)、シンパイ(NOAH)、ムカムカ(BAMBY)、イカリ(HAMIN)に扮してトークやクイズを展開。「『Pump Up The Volume!』の曲制作をしていた時期にYEJUNがピザ屋さんに連れて行ってくれてうれしかった」(EUNHO)など、5人の仲の良さを感じられるエピソードが飛び出した。

さらに、デビューから現在までの約1年半を振り返るコーナーでは、EUNHOが「幸せだった瞬間」に初の音楽番組1位を挙げ、「PLLIと共にバーチャルという偏見を打ち破り、人気を証明できた」と歓喜。HAMINは最も誇らしかった瞬間に『IDOL RADIO CONCERT』出演を挙げ、「PLLIと初めて公式的にお会いし、歓声を聞けたのが感慨深かった」とコメントした。「時間を戻せたら変えたい記憶」についてはYEJUNが前回のコンサートについて触れ、「喉の状態が優れず、もっといい姿を見せたかった」と悔しさを表す場面も。今はすっかり回復したそうで、「今日は楽しく幸せに歌えています!」と、深々と頭を下げてファンに感謝を表した。一方、同じ質問を尋ねられたBAMBYは「時間を戻すと今が消えてしまいそうで何も変えたくない」と回答。「いろんなことを経験した末に、こうして今幸せな時間を過ごせている。皆さんのおかげです!」と大きなハートを作った。最後に、「たった1つだけ記憶を残せるなら、どの記憶を残したい?」と尋ねられたNOAは、迷わず「今この瞬間!」とPLLIへの愛を表現。

「こうしてこれまでを振り返ってみると、幸せで嬉しかった思い出はもちろん、残念だったことやつらかったこともすべて今のPLAVEを作っているんだなと感じました」(HAMIN)、「PLLIの皆さんの心の中にはPLAVEという5つの感情がいつも一緒にいます。ポジティブな感情だけじゃなくて、ネガティブな感情や記憶も含めて、ありのままを受け止めて、PLLIの皆さん自身を愛してほしいです」(EUNHO)と、ファンへの思いを伝え、コーナーを締めくくった。

また、この日はソロ&ユニットステージも用意され、トップバッターのBAMBY は清涼感あふれる『Hold my hand』(原曲:IU)、EUNHOはスワッグあふれる未公開曲『LIT』を披露。BAMBY & EUNHOによる『Next Level』(原曲:aespa)のパフォーマンスでは、自作ドルらしいオリジナルのアレンジが光った。一方、HAMINは得意のテコンドーを交え、『The Search』(原曲:NF)のラップパフォーマンスをアクロバティックに昇華。NOAHは切ないロックバラード『Drowning』(原曲:WOODZ)をエモーショナルに、YEJUNは『On The Ground』(原曲:BLACKPINK ROSÉ)を情感たっぷりにパフォーマンスに歌い上げ、伸びのある歌声と持ち前のハイトーンで会場を圧倒した。


BAMBY

 


EUNHO

 

HAMIN

 


NOAH

 


YEJUN

いよいよコンサートが終盤へと差し掛かるなか、上空から吊るされた特殊スクリーンを利用し、センターステージに舞い降りたメンバーたち。空中にライトが浮かぶ幻想的な演出のなか、『From』に続いてファンへの想いを綴った『Dear. PLLI』を歌唱し、「PLLIのための曲だからこそ皆さんの近くで披露したかった」とニッコリ。感動に包まれるなか、再びメインステージへと戻ると、Melon TOP100チャート1位を獲得したヒット曲『WAY 4 LUV』で本編をフィニッシュした。

さらに、熱い歓声に応え、アンコールで再び舞台に戻ってきたメンバーたちは、ここで3rd Mini Albumに収録予定の未公開曲『12:32 (A to T)』を先行公開! 『Merry PLLIstmas (Orchestra ver.)』のほか、ダブルアンコールで『Our Movie』『Pixel World (Extended ver.)』を披露し、約3時間に及ぶコンサートの幕を下ろした。

この日の終演後は、エンドロール前に5人の想いを綴った直筆の手紙が大画面に映し出され、メッセージを読み上げるメンバーの声が流れ出した。「今日もPLLIのおかげで幸せな1日でした」(HAMIN)、「PLAVEを通して皆さんに幸せと楽しさ、笑顔を届けられることができ光栄だし、本当に幸せな人生を生きています」(EUNHO)、「これからも美しい映画を一緒に描いていきましょう」(BAMBY)、「PLLIという存在がこうして僕に素敵な世界を与えてくれたことに涙があふれてきたことがあります」(YEJUN)、「僕が光る星になれるよう愛を注いでくれる僕のミューズPLLI。僕を見つけてくれて、僕の前に現れてファンになってくれてありがとう」(NOAH)。メンバーたちの思いがこもった温かい余韻を残す演出は、バーチャルの強みを最大限にいかしつつも「人間味」を追求するPLAVEならでは。数々の記録を打ち立て、K-POPの新時代を築く彼らに今後も注目だ。

PLAVE


PLAVE(プレイブ)は、YEJUN(イェジュン)、NOAH(ノア)、BAMBY(バンビ)、EUNHO(ウノ)、HAMIN(ハミン)からなる5人組バーチャルボーイグループとして、2023年3月に韓国でデビュー。PLAVEはPlayとRêve(夢)を組み合わせたグループ名で、夢を叶えるために新しい世界をつくっていくという意味が込められている。作詞、作曲、振付制作などをメンバーたちが手掛けるセルフプロデュースグループ。

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Photograph_(C) VLAST  Text_Ryoko Goto(omo!)



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