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2024/2/21 CULTURE

【LE SSERAFIM】らしい殺気溢れる新曲は「ヤバくてエグい!」3rd Mini ALBUM‘EASY’で待望のカムバ

S Cawaii! 編集部

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韓国の5人組ガールグループLE SSERAFIMが、2月19日(月)に3rd Mini ALBUM‘EASY’でカムバックした。同日に韓国ソウルで行われたメディアショーケースではタイトル曲の『EASY』、収録曲の『Swan Song』を初披露したほか、国内外から寄せられた多くの質問に答え、本作への自信と意気込みを見せた。

LE SSERAFIMは、KIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHA、HONG EUNCHAEからなる5人組ガールグループ。グループ名は“IM FEARLESS”のつづりを組み替えて付けられており、世の中の視線に動揺することなく前に進むという自己確信と強い意志を表している。メンバー全員が高いスキルとコンセプト消化能力を持ち、“ガールグループで最強のパフォーマンス集団”として熱い注目を集める。

KIM CHAEWON

 

SAKURA

 

HUH YUNJIN

 

KAZUHA

 

HONG EUNCHAE

 

メディアショーケースのはじめには、アルバムのトレイラー映像を思わせるウォーキングでメンバーが登場。LE SSERAFIMの作品に度々出てくるウォーキングやランウェイの表現には、「LE SSERAFIMが一つのブランドになってほしい」という思いが込められているそう。ステージに登場したメンバーは、指ハートやルダハートのポーズを取ってフォトセッションに応じた。

 

今回の3rd Mini ALBUM‘EASY’では、“堂々とした自信に溢れる人”の代名詞であるLE SSERAFIMが、これまで一度も語ったことのない舞台裏の不安と悩みを表現する。デビューの頃から共にしているパンシヒョク総括プロデューサーと再び息を合わせながら、メンバー自身も楽曲制作に一部参加。収録されている5曲のうち『Swan Song』、『Smart』、『We got so much』の3曲のクレジットでメンバーの名前を確認できる。

 

今回のアルバムについてKAZUHAは「これまで私たちの飄々とした姿を見せてきましたが、今回の‘EASY’はメンバーの内面に集中したアルバムになっています。それだけに素直で、率直で、人間的なLE SSERAFIMをお見せできるアルバムが完成しました」と紹介。YUNJINは「昨年『Perfect Night』でLE SSERAFIMの新たな魅力をお見せしましたが、今回は『LE SSERAFIMってこんなジャンルもできるの?』と驚いていただけるようなアルバムを準備しました」と力強く語った。

 

その後、アルバムと同名のタイトル曲『EASY』を待望の初披露。この曲は、1980〜90年代に流行したオールドスクール・ヒップホップジャンルを前面に打ち出したダンスと、R&Bスタイルのボーカルが持ち味の中毒性のある一作。“何一つと簡単なことはないが、私たちがすべてを簡単にしてみせる”という彼女たちの覚悟が込められている。新たな試みとなった本作について、KIM CHAEWONは「最初のワンフレーズを聴いた途端『今回やばい! エグい!』と思いました(笑)。これまでのLE SSERAFIMの楽曲とは異なる、新しいスタイルの音楽に出会うことができると思います」と述べた。

 

水のようになめらか、かつキレのある自由な雰囲気のダンス。いとも簡単に踊っているように見えるが、SAKURAは「今までの振り付けの中で一番難しかった」と練習期間を振り返る。「『LE SSERAFIMにしては簡単なダンスだな』と思われるかもしれませんが、絶対に絶対に簡単ではありません!簡単ではありませんが、簡単そうに見えるようにしようという覚悟で準備しました」。同じく振り付けについてHONG EUNCHAEは「優しい楽曲なので、ダンスをパワフルに見せるには本当に全ての力を出し切らなければなりませんでした。今までの振り付けの中で一番大変だったと自信を持って言えます」とコメント。難易度の高い振り付けを簡単に踊ってみせ、パフォーマンスでもコンセプトを完璧に消化した。

次に披露したのは、アルバム収録曲の一つ『Swan Song』。優雅ですべてを簡単に手にしたように見えるLE SSERAFIMだが、実は見えないところで誰よりも血と汗を流して努力していることを語る楽曲となっている。

5人のメンバーがまるで一羽の白鳥のように見えるイントロの振り付けに始まり、プロレベルのスキルをもつKAZUHAのバレエを堪能できる箇所まで、一曲を通して見所が満載。『EASY』と同じテーマである不安や悩みを、全く異なるチルでメロウなムードで表現した。

 

最後の質疑応答では、韓国内外から新アルバムに関する質問が寄せられた。新しい試みとなった今作に馴染みのなさを感じなかったかという質問に、SAKURAは「LE SSERAFIMの特徴の一つが殺気だと思うんですね。『EASY』の歌詞を見ていただくと、殺気があふれています。今回もLE SSERAFIMらしいと私は感じました」とアピール。

 

さらに、アルバム全体のテーマとなっている“不安と悩み”をどのように乗り越えているのかという問いにはHUH YUNJINが回答。「LE SSERAFIMはいつも堂々とした姿を見せるじゃないですか。私は考え込むタイプなので、(グループとして)どういう話をすればいいのか個人的に悩みを抱えていました。でも人間は二面性があると思っていて、堂々とした姿だけじゃなく悩みを持つLE SSERAFIMが自分自身だと思ってみました。(今回は)それを音楽的に解釈できたのでとても嬉しいですし、率直な姿を見せることでその内面にある悩みを克服できたと思います」と、LE SSERAFIMによる悩みをLE SSERAFIMで解決したと笑顔。最後にリーダーのKIM CHAEWONが挨拶をして、メディアショーケースは締め括られた。

 

なお、3rd Mini ALBUMのタイトル曲『EASY』のMVは2月19日(月)18時に公開され、早くも大きな反響を呼んでいる。またグループのポップアップストア『LE SSERAFIM 2024 S/S POP UP IN TOKYO』(2月16日~3月3日)が現在日本・韓国で同時開催中。今後も広く多彩に展開されていくであろうLE SSERAFIMの物語から目が離せない。

 

(P)&(C) SOURCE MUSIC Text_Anco Oshita Composition_Noriko Hata

 

 



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