ケトンアダプト食事法
基本の5大ルール
<ルール 1>
2週間は脂質とタンパク質中心で!
ごはん、めん、パンなど主食はなし。タンパク質のおかずは2品入れる。メインメニューから1品、サブメニューから2〜3品を目安にする。
<ルール 2>
糖質の量をコントロールする!
いも類、かぼちゃ、甘い果物など糖質が多めの食材、砂糖が入っている調味料にも気をつける。
<ルール 3>
野菜・きのこ・海藻をしっかりとる!
1日400g(食物繊維20g以上)が目標。野菜のおかずから食べるとダイエット効果が高まる。
<ルール 4>
がんばるのは2週間だけ!
ケトン体回路のスイッチを入れるには1週間ほどかかる。主食なしは慣れないかもだけど、2週間続けると結果が出る。2週間だけがんばろう!
<ルール 5>
2週間が終わったら糖質を取り入れる!
もっとやせたい場合は糖質を少なめに。現状維持でOKなら1食20〜40gの糖質(ごはん100gの糖質量は約40g)を。
!注意!
ケトンアダプト食事法が適さない人もいます
ケトンアダプト食事法は健康であれば誰でもできる食事法。ただし、糖尿病、腎臓病、肝臓病、脂質異常症など慢性の持病がある人、コレステロールの数値が高い人は主治医の指導のもとで行うこと。フラフラする、イライラするなどの不調が現れた場合は適度に糖質をとってください。
ケトンアダプト食事法の最大のポイントはオイル!
質のよいオイルをとって、脂肪をガンガン燃やしましょう!
オイルをとると太ると思っていませんか? それは間違い。ダイエットにはオイルが必須です。しかし、どんなオイルをとるかで、「やせる or 太る」「体の中が活性化する or サビる(老ける)」が決まります。いいオイルをとればやせられますが、よくないオイルをとると失敗しちゃいますよ。
おすすめオイル TOP3!
中鎖脂肪酸
体内の炎症や酸化を抑えて、たまった脂肪を燃焼させる理想のオイル。体内でケトン体に合成され、アンチエイジングに役立ち、脂肪の燃焼を促す。MCTオイル、ココナッツオイル・ミルクなどに含まれる。
→ MCTオイル
日本初、ココナッツ由来100%のMCTオイル。酸化や熱に強いので、常温で保管できる。低温でも固まらず、 味や香りがないので使いやすい。スティックタイプは外出時に便利。
(左から)仙台勝山館MCTオイルスティックタイプ 4g×16袋入り 994円(税込み)、仙台勝山館MCTオイル 360g 2,380円(税込み)/勝山ネクステージ
オメガ3系脂肪酸
血管を丈夫にする、脳を活性化するなど、健康的でアンチエイジング効果は抜群だけど鮮度が大事なオイル。青魚や牧草牛、エゴマ油や亜麻仁油に多く含まれる。酸化しやすいので加熱しないほうがいい。
→ 亜麻仁オイル
カナダ産最高品質の亜麻の種子を低温圧搾(コールドプレス)した無添加・無精製の亜麻仁油。オメガ3系脂肪酸が60%以上。農薬・化学溶剤不使用、遮光瓶使用。酸化しやすいので開封後は冷蔵保存し、2カ月以内に使い切ること。
仙台勝山館亜麻仁油 230g 1,944円(税込み)/勝山ネクステージ
オメガ9系脂肪酸
抗酸化作用が強く、体内の炎症に関与しないヘルシーなオイル。血液中の悪玉コレステロールを減らし、抗酸化作用が強いポリフェノールが豊富。オリーブオイル、菜種油などに多い。
→ オリーブオイル
小豆島産のオリーブ果実から抽出した、加熱処理や化学処理をしていない新鮮でピュアなオリーブオイル。ほどよく辛みのあるフレッシュな味わい。
バージンエキストラオリーブオイル【ミッション】108g 3,024円(税込み)/ヤマサン醤油
とりすぎ注意なオイル
オメガ6系脂肪酸
とりすぎるとアレルギーや病気を招くオイル。サラダ油、コーン油、高リノール酸の紅花油、大豆油などの植物油に多い。外食や惣菜の揚げ物、加工食品にも使用されている。
トランス脂肪酸
欧米では健康リスクが指摘され含有量の表示義務や摂取量の制限がある危険なオイル。加工食品全般(ショートニング、ファットスプレッド、植物油脂などを使用しているもの)に含まれる。できるだけ控えましょう。