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2021/3/2 CULTURE

「SHINee is Back!!!」 全世界が待ちわびていた、SHINeeがカムバック!

S Cawaii! 編集部

LINE

SHINee

Text_Yuko Sakuma Composition_Noriko Hata




左から、オンユ、テミン、ミンホ、キー、ユンホ

 2月21日、7枚目のアルバム『Don’t call me』でカムバックを果たしたSHINeeが、初めてのオンライングローバルインタビューを行った。
 司会を務めた所属事務所の先輩、東方神起のユンホも「登場からとても輝いていたのでビックリしました」というほどのオーラをまとったSHINeeが登場。まずはオンユが「2年6か月ぶりにカムバックすることになりました。これから活動すると思うと、とても緊張しています。一生懸命作ったアルバムなので期待してください」とやわらかな口調で挨拶。続いて末っ子のテミンが「久しぶりにSHINeeとして挨拶することになりました。僕は口下手なので、記者のみなさんがうまく記事にしてくださると信じています(笑)」と笑顔を見せる。「久しぶりに完全体としてカムバックすることになりました。7枚目のアルバムなのでSHINeeのカラーをたくさん込めました」(ミンホ)、「兵役の間もどうしたら良い活動を続られるのか考えていました。いつものように僕たちらしく活動するつもりです」(キー)と、それぞれの活動に賭ける想いを垣間見せた。


左から、オンユ、テミン、ミンホ、キー

 続いてアルバムに収録された9曲のうち『Heart Attack』をテミン、『CφDE』をキー、『I Really Want You』をオンユ、『Body Rhthm』をミンホが紹介。


テミン

『Heart Attack』
「オンユさんが大好きな曲です。苦しみすら愛に変えるというファンキーな感じを表現した曲で、歌い方にもとてもこだわりました。僕たちのことを念頭において作ってくださった曲なので、みなさんの心をアタックする曲になっていると思います」(テミン)


キー

『CφDE』
「フューチャーサウンドなダンス曲です。個人的に一番好きな曲で、機会があればステージでぜひ披露したいです。ハイライトメドレーでも最も反応が良い曲の一つでした」(キー)


オンユ

『I Really Want You』
「心を惹かれている相手にアピールする曲ですね。同じメロディーで違う歌詞が繰り返し出てきます。とても清涼感があり夏にぴったりだと思います」(オンユ)


ミンホ

『Body Rhthm』
「自然と体が動き出すようなレゲエジャンルの曲。ラップパートでは僕とキーさんのダブリング部分があります。Woodie Gochildさんがラップ・メイキングをしてくれて、レコーディンギの現場にも来て直接ディレクションしてくださったので、とても多彩な音になりました」(ミンホ)


左から、オンユ、テミン、ミンホ、キー

 できる限り多彩な楽曲を収録しかったと語るだけに、バラエティーに富んだ内容になっていることがメンバーの解説からも伝わる。息の合った掛け合いを繰り広げつつ、話題はタイトル曲『Don’t call me』へ。楽曲についてはキーが「ヒップホップベースで、歌詞な強烈な印象の曲になっています。これまで僕たちは“やめろ”“嫌いだ”というようなヒステリックな歌詞は歌いませんでした。でも音楽的に大きな変化を表現するために、ヒステリックな歌詞や強烈な歌、今までにないスタイリングに挑戦しようと思いました」と紹介。
 さらに練習を傍で見ていたユンホが「これは可能なのか」と思ったというパフォーマンスについては「パフォーマンス担当の僕から話します」とテミン。「とても強烈でダークなSHINeeに会えると思います。歌詞の内容に合わせて振付を構成したので、ステージをご覧になれば音楽に入りこむことができるはずです。最初は過去最大クラスにハードな振付でしたが、練習をしながらSHINeeのカラーが出るようにアップグレードしていきました」と、アグレッシブでありながらもSHINeeらしい「洗練」を感じさせるに至るまでのエピソードを語り、ユンホも「さすがSHINee、可能だったね!」と称賛を送った。


ユンホ(東方神起)

 後半は世界中のメディアから集まった質問に答えてくれた。
 久しぶりに集まって一緒に活動する感想について「準備をしていた時間が本当に幸せでした。それぞれ別の分野で活動し、再びSHINeeとして集まったことですばらしいシナジーを生み出せたと思います」とうれしそうに語ったのはオンユ。ミンホも「本当に楽しく仕事をしていますが、ひとつだけ残念なのはファンのみなさんとご一緒できないことです。それでも今回の活動を通して、多くの方にSHINeeのカラーや多様な姿をお見せできると思うと楽しみです」とワクワクする気持ちを話した。
 7枚目のアルバムということで、以前のアルバムとの違いについては、「SHINeeとしての長い活動の中で、いくつかターニングポイントがあったと思います。最初はR&Bの『Replay』、『Sherloch』や『Everybody』のようにパフォーマンスに重きを置いた曲、『데리러가(Good Evening)』はEDMでしたが、今回もターニングポイントになると思います。ヒップホップをベースにSHINeeのカラーをたくさん入れられましたし、強烈で印象的なパフォーマンスになりました。それだけに練習もすごく大変でしたが、情熱を注いだステージを作ることができると思うとワクワクしています。早くみなさんにお見せしたいです」とテミン。完成したアルバムへの確かな手応えを感じているようだった。
 アルバムを出すたびにコンセプトも注目を集めるSHINeeだが、新しいコンセプトへの満足度を聞かれたオンユは「うまくいったと思います」と満足しているよう。「今回のスタイリングはとても気に入っています。あれこれいろいろ試しましたが、これまでやったことがないセットピースみたいなものを使ったり、目だけが見えるようなカットも撮影しました。すごく楽しかったです。アルバム全体を通して、より良い姿をお見せしたいという気持ちがありました。これからも本当にがんばりたいと思います」と今後の意気込みも語ってくれた。
 タイトル曲を選んだ理由については、キーが「もともとタイトル曲には『Heart Attack』や『I Really Want You』といったファンキーな曲を臨んでいたんですが、繰り返し聞いているうちに今までの僕らと繋がりのある感じがしたんです。その次に『Don’t call me』を聞いたら、パンチで打たれたような衝撃がありました。活動を中断した後、新たに活動を再開する感じがしたんです。どちらが良い悪いではなく、インパクトがあったということですね」と、SHINeeがアップデートするために『Don’t call me』がふさわしい曲であったことを解説。
 またプロデューサーのイ・スマン氏からアルバム製作へのアドバイスについて答えていたミンホが、「『Don’t call me』は昨年リリースされたBoA先輩のタイトル曲の候補のひとつでした。イ・スマン先生がとても大切にして、こだわっていた曲でもあるので、ハーモニーを作ったり、もっと聞きやすい曲になるように、様々な修正を加えていきました」と楽曲にまつわるエピソードを披露してくれた。
 メンバー全員が丁寧に回答していく中でも特に印象に残ったのが、「メンバーが考えるSHINeeらしい音楽とは?」という質問に答えたキーの「SHINeeがすることがSHINeeだ」という言葉だ。「僕たちが感じるSHINeeらしさと見ている人が思うSHINeeらしさは違うと思いますし、雰囲気や印象を言葉で表現するのはなかなか難しいのですが、SHINeeがすることがSHINee化されるのだと最近悟りました。一人ひとりいろんなキャラクターを持った個人が集まってチームになった時に感じられる僕たちの印象のようなもの……『Don’t call me』を他の人が歌ったら、また別のものになりまります。そんな風にして、領域を広げながら、強烈に変わっていくことが活動が長くなるにつれ、僕らがやらなければならないことだと思っています。“SHINeeはSHINeeだ”。それが一番良い表現だと思います」。
 最後に「僕たちも一生懸命準備しましたが、スタッフも本当に頑張ってくれたました。僕たちのことをずっと長くサポートしてくれているので、本当に感謝しています」(テミン)とスタッフへのねぎらいの言葉も忘れない。この謙虚さも彼らが世界中から愛されている理由に違いない。

SHINee
7th Full Album
『Don’t Call Me』

<Track List>
01. Don’t Call Me
02. Heart Attack
03. Marry You
04. CØDE
05. I Really Want You
06. Kiss Kiss
07. Body Rhythm
08. Attention
09. 빈칸(Kind)



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