−−去年10月に発表した『DIMENSION : DILEMMA』以降、約3か月ぶりの超高速カムバックです。アルバム活動をしながらリパッケージ・アルバムを準備し、年末もありましたし(韓国は年末に歌謡祭が多く、そのためのステージの準備で多忙)、とても忙しかったと思います。今回の超高速カムバッグに向けた意気込みを聞きたいと思います。
SUNOO 前回のアルバムを経て、僕たちはグループとしてもとても成長したと思います。今回のリパッケージ・アルバムを通じて、僕達の成長した姿をたくさんお見せしたいと思います。
JAY 今回の『DIMENSION : ANSWER』でも、いいコンディションで活動をお見せしたいと思います。
SUNGHOON デビュー以降初めてリリースしたアルバムだったので、多くの方々に愛していただきました。その愛情に応えるべく、さらにかっこいい姿、より成長した姿をお見せできると思います。今回のアルバムもみなさんのご声援をお願いします。
−−『DIMENSION : ANSWER』にはどのようなストーリーを盛り込まれていますか?
JAKE 今回の1st Studio Repackage Album『DIMENSION : ANSWER』は、世の中が提示する正解を拒み、僕たちだけの正解を探しに出るという少年たちの物語です。何が正解なのか確信はできませんが、世の中が決めた基準とは少し違うかもしれないけど、僕たちだけの正解を探しに行くという内容です。
JAKE Photo by (P)&(C) BELIFT LAB
−−前回のアルバムのタイトル曲「Tamed-Dashed」ではアーティストとして、そして個人としての欲望の間でジレンマに陥ったみなさんの話が内容になっていました。今回のアルバムの曲にもみなさんのお話が込められているのでしょうか。
SUNOO 全部ではありませんが、ある程度は投影されていると言えます。タイトル曲「Blessed-Cursed」は、与えられた条件が祝福ではなくかえって呪いだったことに気付き、自分の人生は自分で何とかすると心に決める内容を盛り込んでいます。曲の中の少年たちが、自分の人生は自分で何とかすると心に決めたように、僕たちENHYPENもまた、自分たちの価値を証明するためにさらに努力し、自分たちの道を探さなければならないと思ったことがあるので、この曲に共感しています。
SUNOO Photo by (P)&(C) BELIFT LAB
−−前回のアルバム『DIMENSION : DILEMMA』のタイトル曲「Tamed-Dashed」と今回の「Blessed-Cursed」の違いは?
HEESEUNG 一番大きな違いはやはり雰囲気、コンセプトではないかなと思います。「Tamed-Dashed」は爽やかさが溢れるコンセプトでしたが、今回の「Blessed-Cursed」は先ほどパフォーマンスをご覧いただいたとおり、力強くパワフルな姿をお見せする予定です。
NI-KI HEESEUNGさんが話したように、2曲の雰囲気は完全に異なります。「Blessed-Cursed」を初めて聞いた時、本当にかっこいいと思いましたし、どんなパフォーマンスになるだろうと思いました。
JAY 僕は個人的に、今回の曲が一番ENHYPENらしさを表現しているのではないかなと思います。前回のアルバムでは爽やかな僕たちの一面をお見せしたとすれば、今回は本当にENHYPENらしいとを感じていただけるのではないかと思います。その分、ENHYPENにしかできないパフォーマンスになったと感じていただければ嬉しいです。
JAY Photo by (P)&(C) BELIFT LAB
−−先程のステージを見ていると、レーベルの先輩グループであるBTSが思い浮かびました。完璧な群舞と言えばBTSが大変有名ですが、ENHYPENのみなさんのパフォーマンスを見ていると、BTSに続き、ENHYPENもまたキレキレダンスの代名詞となるのではないかと思いました。今回の曲のパフォーマンスのポイントについて、注目して見てもらいたいところはありますか?
JAKE タイトル曲「Blessed-Cursed」は、ロックなギターサウンドに合わせたイントロダンスとパワフルなヒップホップべースの要素がパフォーマンスの至るところに盛り込まれています。そういった部分に注目していただければと思います。
JUNGWON ポイントダンスもすごくかっこいいんですが、全体的にパフォーマンスがさらにアップグレードしました。僕たちは曲のコンセプトに合わせて、爽やかなコンセプトの時は明るい表情をしていましたが、今回はダークなコンセプトに合わせて表情にも気を使いました。個人的にはBTS先輩がキレキレダンスで大変有名なので、BTS先輩のダンスをたくさん参考にしました。僕たちENHYPENもキレキレ群舞で認められるグループになりたいと思います。たくさん努力して、努力した分、完全無欠な群舞というキャッチフレーズで呼ばれるようになったらいいなと思います。
JUNGWON Photo by (P)&(C) BELIFT LAB
−−パフォーマンスを準備しながら一番難しい難しかった部分、そして一番気を使った部分は?
SUNGHOON 今回のパフォーマンスは体力的にもっとも大変なパフォーマンスだったと思います。練習をこれまで以上にがんばって準備しましたし、体力管理に気を配りました。
JUNGWON 僕もSUNGHOONさんと同じ意見なんですが、これまでの振り付けの中でもっとも体力を必要とする振り付けです。なので、体力管理に気をつけましたし、最初から最後までテンションを保てるように、体力調節にも気をつけています。
SUNOO パフォーマンス自体も強烈で、動線移動も多いので少し大変ではあるのですが、メンバー全員、みんなでがんばって準備してきました。
SUNOO Photo by (P)&(C) BELIFT LAB
−−今回のミュージックビデオは世紀末の雰囲気を活用したそうですが、撮影でのエピソードがあれば教えてください。
JAY 今回のミュージックビデオは、最近流行っている世紀末の雰囲気を活用しました。1990年代から2000年代へと移る、その時代独特の雰囲気を表現しました。全体的にレトロなムードが感じられると思います。メンバーそれぞれソロセットで撮影をしたので、ソロのシーンがすごく多いです。今までのミュージックビデオよりパフォーマンスのパートもたくさん入っています。みなさんの目を引くミュージックビデオになったと思います。
NI-KI JAYさんの言葉どおり、今回7人のメンバー全員が個人のセットを使っています。みんなそれぞれ雰囲気も違っていてユニークなので、とても満足のいく撮影でした。
JUNGWON 実は僕、今回のミュージックビデオの撮影で初めてギターを投げました(苦笑)。これは本当に、実際にギターを投げたんですけど、そのシーンがミュージックビデオには反映されなくて、少し残念でした。今までの人生ではありえない経験ができました。
HEESEUNG ミュージックビデオの撮影で赤い衣装を着たんですが、その衣装がとても気に入りました。僕たちの振り付けがパワフルなので、その衣装がとても合っていると思います。すごくかっこよかったです。
HEESEUNG Photo by (P)&(C) BELIFT LAB
−−収録曲、特に「Polaroid Love」は11月のファンミーティングで初めて公開されて、ENGENのみなさんの話題となりました。「Polaroid Love」と「Outro : Day 2」についても教えてください。
JAY 「Polaroid Love」は、ポップR&Bのジャンルの曲です。ポラロイド写真を通じて、以前から知っていた愛という感情を特別に思い、写真に残された僕たちの瞬間だけは永遠だと信じる少年たちの物語を盛り込んでいます。
JAKE 「Outro : Day 2」は、今回のアルバムの最後のトラックです。ナレーションを僕が担当することになりました。最後のトラックは、慌ただしく過ごした一日を後にし、二日目を迎えた少年たちの内容が盛り込まれています。
JAKE Photo by (P)&(C) BELIFT LAB
−−去年2月に初めてのファンミーティングがあり、その後9か月ぶりに再びファンミーティングを開催しました。久々にファンのみなさんと対面できて感慨深かったと思いますが、振り返ってみてどうですか?
SUNGHOON 僕はオープニングの曲が一番記憶に残っています。最初の曲が、高い壇上の上で始まるものだったんですが、観客席に座っていらっしゃるENGENEの方々を見て本当にドキドキしましたし、感激したことを覚えてます。
NI-KI 2月に初めてのファンミーティングをしてから2枚のアルバムをリリースしたので、曲が増えました。ENGENEのみなさんの前でたくさんのパフォーマンスをお見せすることができましたし、ENGENEのみなさんがたくさん応援してくださったので、僕たちも良いエネルギーを得ることができました。
HEESEUNG NI-KIさんが言ったように、ファンのみなさんがいるステージとそうでないステージとでは雰囲気からして違うということを実感しました。これから状況が良くなって、ENGENEのみなさんの前で公演できる日がもっと増えたら嬉しいです。
SUNOO 僕は、イベントの最後の方でENGENEのみなさんがサプライズをしてくださった瞬間が一番記憶に残っています。今回は泣かないようにしようと心に決めてステージに上がったのですが、ENGENEのみなさんが準備してくださったスローガンを見ながら泣き出してしまったことが記憶に残っています。本当にありがたかったです。
JUNGWON 去年の2月と11月に2回のファンミーティングを開催してENGENEのみなさんに直接お会いしました。そのたびに、ステージに立ちながら、疲れをまったく感じないぐらいすごく幸せだった記憶があります。アーティストとしては全ステージ大切ですが、やはりファンのみなさんがいらっしゃる時は違いがたくさんあって、これからもオフライン公演がさらに増えることを願っています。
−−ENHYPENはデビュー以降、ゴールデンディスク・アワード、ガオンチャートミュジックアワード、ソウル歌謡大賞、MAMAなど、多くの授賞式で新人賞を総なめにしてきました。さらに1st Studio Albumの『DIMENSION : DILEMMA』ではミリオンセラーも達成、これはすべてデビューからわずか1年で成し遂げた成果です。周りからもたくさんのお祝いメッセージをいただいたのではないかと思うのですが、新人賞を席巻しただけでなく、ミリオンセラーを達成した感想を教えてください。
SUNGHOON 正直、ミリオンセラーは考えてもいなかったことなので、本当に夢のようでした。これは現実なのかと信じられなかったんですが、ニュースの記事を見たりして、少しずつ実感できたような気がします。
JAKE 僕はこの知らせを最初に聞いた時、ENGENEのみなさんが真っ先に思い浮かびました。すべてENGENEのみなさんがたくさん愛してくださったおかげなので、いつも応援してくださってありがとうございます。これからも一生懸命がんばりたいと思います。
SUNOO たくさんの方々がお祝いしてくださって、本当に感謝しています。デビューしてから、もちろんうまく行ったらいいなといつも思ってはいましたが、アルバムをリリースするたびに身に余るほどの愛情をいただき、良い成果も得られているので、そういった願いが実現されているという感じがして嬉しいです。
−−1st Studio Albumの『DIMENSION : DILEMMA』でミリオンセラー、日本のオリコンデイリーアルバムチャート週間アルバムチャートと週間合算アルバムランキングで1位、アメリカのBillboardメインアルバムチャートであるBillboard200で11位を記録ました。今回の1st Studio Repackage Album『DIMENSION : ANSWER』で成し遂げたい目標は何ですか?
JAY 僕は今回のアルバムで僕たちENHYPENをたくさんの方々に深く刻みつけたいと思っています。これまでで最高のパフォーマンスをお見せするので、K-POPグループの中でも一番パフォーマンスが優れたグループだと言ってもらえるよう、一生懸命がんばりたいと思います。
NI-KI 僕もJAYさんの話のように、より多くの方々にENHYPENのグループのことを知っていただきたいです。まだ未熟な点も多いですが、個人的にもグループとしても成長した姿をお見せしたいです。
HEESEUNG 去年も願っていたことなんですけど、今年はたくさんのENGENEのみなさんの前で公演して、交流したいと思います。僕たちとENGENEのみなさんの歓声でいっぱいになったステージで公演することが今年の目標です。
SUNOO 1月にリリースするアルバムなので、今回のアルバムで2022年のいいスタートを切りたいと思います。そして、より多くのENGENEのみなさんとステージを楽しんだり、音楽番組やファンサイン会などで交流できる時間が増えればと思います。
JUNGWON ありがたいことに、僕たちENHYPENはグローバルK-POPライジングスターと呼んでいただいています。デビュー1年にしてミリオンセラー、そしてBillboard200の自主記録更新という成果を得られましたが、これはすべてENGENEのみなさんの愛と応援のおかげです。本当にありがとうございます。これに応えるべく、今回のアルバムではより素敵な姿をお見せして、グローバルK-POPライジングスターと呼ばれるにふさわしいと思われるよう、たくさんがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします。