今年11月~12月に日本でのドームツアーも決定した13人組SEVENTEENが4枚目のフルアルバム『Face the Sun』をリリース(韓国では5月27日、⽇本では6⽉10⽇発売)、韓国ソウルで記者会見が行われた。
彼らの新譜は、2021年10⽉にリリースされた9th Mini Album『Attacca』以来約7か⽉ぶり、フルアルバムとしては2019年9⽉にリリースされた3rd Album『An ode』以来、約2年8か⽉ぶりとなるだけに、全世界のCARATたちも待ちきれなかったのだろう、先行予約だけで220万枚を突破しており、改めてSEVENTEENの人気のすごさを知らしめた。
『Face the Sun』は直訳すると「太陽に向き合う」。「太陽が莫大な影響力があるように、僕たちもそうなりたいという意味。悩みに打ち勝ち、太陽になれという意味を盛り込みました」とVERNONが説明する。“太陽のような存在になるという野心”、“最高になるための旅路の中で、すべてのことを避けることなく正面だけを見つめて太陽になるという意志”。こうした情熱と野心が込められたタイトルだ。“自主制作アイドル”として音楽面を担っているWOOZIが、「内面を象徴する陰を乗り越え、正面から立ち向かって戦い、内面の恐怖を乗り越え、SEVENTEENの歩みを表したアルバムになっています」と語る。
VERNON
WOOZI
そのリードタイトルはズバリ『HOT』。WONWOOは「いつも明るい音楽をしていたSEVENTEENが、『HOT』を通して野望と情熱をお伝えするのがポイントです」、DINOは「恐怖を乗り越えて強靭な存在となったSEVENTEENを見てほしい」と繋げる。
WONWOO
韓国アイドルは事務所と契約できる最大年数が7年のため、7年目を迎えて解散やメンバー脱退に直面することがあるが、2015年にデビューしたSEVENTEENは今年、13人全員が事務所と再契約に至ったことが話題に。“7年の壁”“魔の7年目ジンクス”を全員で乗り越えたことが彼らをより強靭な存在にしたのだろう。
会見ではいち早く『HOT』のMVが公開。ナイフやタバコ、ピストル、バイクといった雄々しいモチーフがふんだんに使われ、これまでのSEVENTEENとは印象が異なる、ハードでダークなイメージ。SEUNGKWAN曰く「皆さんは僕たちを明るく爽やかだと思って下さっていると思いますが、僕たちの率直の姿を見せたいと思って、それぞれのメンバーの悩みを盛り込んでみました」とのこと。13人それぞれのクールで硬派、物憂げでセクシーな佇まいはとんでもなくかっこいい!
SEUNGKWAN
MV撮影時のエピソードとして、JEONGHANが「指輪をする時としない時があるんですが、しないで撮らないといけない時にしていて、撮り直しすることになって、僕の順番が後回しになりました(苦笑)。指輪のある・なしもストーリーに関係あるので注目してください」と言うと、JUNが「SEVENTEENのダークな姿を見せるために、実際の指輪はホワイトダイヤモンドだけど、映像ではブラックダイヤモンドに見えるようにしています」と教えてくれた。
JEONGHAN
JUN
今回の活動での目標を聞かれて、JOSHUAが「9枚目のミニアルバムはビルボードチャートで13位でランクインしたので、今回はそれよりもっと良い記録を出したいと思います」と答えると、SEUNGKWANも「前回(の記者懇談会の時)もビルボードの話をしましたが、キッパリ1位を獲りたいです!」と希望を口にする。そこで前回同様、1位になったと仮定したらどんな反応をするかの“練習”をすることになり、天を仰ぐHOSHI、口元を押さえるWONWOO、立ち上がるS.COUPSなどなど、メンバーそれぞれ様々なリアクションを披露。「もう2回も練習をしたので、本当に1位になったらもっと真心のある反応ができると思います」とユーモアを交えて笑わせてくれるのがSEUNGKWANらしい。
JOSHUA
THE 8はパフォーマンス面について言及。「パフォーマンスで最も気を遣っているのが強烈なエネルギーとセクシーさです。振り付け全般を見てもらってもそれを感じられると思います」。ちなみに振り付けを担当したのはMINGYUだそう。
THE 8
7年前のデビュー当時と今はどこが違うと思うか?という質問には、「7年前、多くの方に愛されたいという夢を持って活動していたけど、当時は、実際こんなに多くのCARATが応援して下さるとは予想していなかったです。CARATの応援が大変ありがたいし、僕たちのステージでいいエネルギーをたくさん分けたいという想いが大きくなっています」(DK)、「こうして7周年を13人で迎えられて嬉しいですし、7年後に14周年になってもこうして13人で迎えられればK-POPの歴史的なアイドルになれると思います」(JUN)と感慨深い想いを語る。一方で、S.COUPSが「7周年を迎える頃にはもっと余裕のある曲をやっているだろうと思っていたのに(笑)、『HOT』のような、昔より情熱的でハードな曲をするとは」と笑うと、MINGYUが「14周年の時はより想像できないような振り付けの曲をやっているんじゃないかと思います」と、7年後の“予告”まで飛び出した。
DK
S.COUPS
SEVENTEENは6月のソウルを皮切りにワールドツアーをスタート、11月~12月には日本でもドームツアーが予定されている。「以前、パンデミックでワールドツアーが中断されて、その空白期間は2年4か月もありました。CARATの皆さんとお互い楽しめるのはステージですから、このツアーでもっとたくさんの感情を分かち合いたい。早くCARATの皆さんにお会いしたい」(DINO)、「(アルバムタイトルのように)太陽は1日に1回見ることができますよね。僕たちもコンサートを通じてCARATに頻繁に会えるようになりたいという目標があります」(MINGYU)と、世界のCARATとの“再会”を待ちきれない様子のSEVENTEEN。
DINO
MINGYU
最後はHOSHIが「“幸せは目的地ではなく、その道のりにある”と言う言葉がありますが、僕たちは新しい道のりをCARATのみんなと歩んでいきたいと思っています」と締めてくれた。
HOSHI
『HOT』 Official MV
【PROFILE】
SEVENTEEN(セブンティーン)
13人組ボーイズグループ。グループ名は13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17という意味が込められている。楽曲制作から振付までメンバー自らが携わっている。
HP:https://www.seventeen-17.jp/
Twitter:https://twitter.com/pledis_17?lang=ja
YouTube:https://www.youtube.com/user/pledis17
【INFORMATION】
2022.5.27 RELEASE (日本では6月10日リリース)
4th Album『Face the Sun』
収録楽曲:
1.Darl+ing
2.HOT
3.DON QUIXOTE
4.March
5.Domino
6.Shadow
7.노래해(’bout you)
8.IF you leave me
9.Ash
【正規盤】
◆韓国発売日:2022年5月27日(金)
◆日本発売日(日本お届け日):2022年6月10日(金)
◆日本販売価格:¥2,640(税込)
◆商品形態(バージョン数)) : 5バージョン
・ep.1 Control(PROV-1033)
・ep.2 Shadow(PROV-1034)
・ep.3 Ray(PROV-1035)
・ep.4 Path(PROV-1036)
・ep.5 Pioneer(PROV-1037)
◆内容:5バージョン共通
・OUTBOX / 5種 W292×H185.5×T22(mm)
・PEN BOX / 5種 W30×H182×T20(mm) ※初回生産限定
・HIGHLIGHTER PEN / 13種ランダム ※初回生産限定
・PHOTO BOOK / 5種 W257×H182×T8.5(mm) / 88ページ
・PET CARD / 5種 W100×H80(mm)
・LYRIC BOOK / 全形態共通 W257×H182(mm) / 16ページ
・CD-R / 5種
・PHOTO CARD / 5種 W55×H85(mm) 各バージョン52種類のうち4種ランダム
・POST CARD / 5種 W100×H150(mm) 各バージョン26種類のうち2種ランダム
・POSTER / W420×H594(mm) 5種のうち1種ランダム ※初回生産限定
【CARAT盤】
◆韓国発売日:2022年5月27日(金)
◆日本発売日(日本お届け日):2022年6月10日(金)
◆日本販売価格:¥1,430(税込)
◆商品形態(バージョン数): 1バージョン (13種) 計13種のうち1種ランダム
◆内容
HARDCOVER BINDER / 計13種のうちランダム1種 W150×H210×T14(mm) / 4POCKET 8P
BOOKLET / 1 Set 24 Pics / W55×H85(mm) / メンバー別 計13種
DIGIPAK / 1種 / W150×H210×T4(mm)
CD-R /1種
LYRIC BOOK / 1種 / W120×H180(mm) / 14P
PHOTO CARD / 2種 / W55×H85(mm) / 計52種のうち ランダム4枚