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2022/9/2 CULTURE

BEYOOOOONDSが野音で“個”を光らせる! 「IDOL SQUARE Summer Festival 2022」レポート1

S Cawaii! 編集部

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うだるような暑さが一旦落ち着いた2022年8月20日(土)。
東京・日比谷野外大音楽堂にて、「IDOL SQUARE Summer Festival 2022 in 日比谷野音 ~推しは推せる時に推せ~」が開催された。


「IDOL SQUARE」は、フジテレビ系音楽番組「Tune」と連動したアイドルフェス。「Opening Act」「Push up Stage」「Main Stage」の3部構成で、「Main Stage」にはSKE48、でんぱ組.inc、BEYOOOOONDS、AKB48、私立恵比寿中学(出演順)の5組が登場。それぞれに観客を唸らせるパフォーマンスを見せた。

「Main Stage」の3組目に登場したのは、BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)。ハロー!プロジェクトに所属するアイドルグループで、一岡伶奈、島倉りか、西田汐里、江口紗耶、高瀬くるみ、前田こころ、山﨑夢羽、岡村美波、清野桃々姫、平井美葉、小林萌花、里吉うたのからなる12人組だ。

この日の衣装は、モノトーンベース。どのメンバーの衣装も白より黒の配分が多めだが、シアー素材だから重たく見えず、軽やか。さらに、右側に星柄、左側に格子柄が入ったデザインで、ステージでもしっかりと映えていた。中に着たタンクトップはメンバーカラーになっていて、衣装のアクセントになっていると同時に個性も放つ仕掛けだ。
また、一岡はダウンスタイル、西田はハーフアップ、岡村は高めの位置のツインテールなど髪型やヘアアクセにも違いが見られ、ビジュアルだけでも充分に12人の個性が光っていた。

彼女たちの1曲目は、最新シングル『英雄~笑って!ショパン先輩~』。小林が弾くピアノの『英雄ポロネーズ』(ショパン)から始まる同曲は、〈ねぇ〉を連呼する歌い出し、全員での〈先輩!〉コールと、序盤からキャッチー。そのうえ、上手と下手に分かれたメリハリのあるパフォーマンス、清野のヒューマンビートボックスなど、そこかしこで何かが起こる賑やかなステージは、観る者のワクワク感を自然と増幅させていきその心を勢いよく掴んだ。

『こんなハズジャナカッター!』は、BEYOOOOONDSの一風変わった活動スタイルを自虐的且つ前向きに歌った曲。自己紹介要素も強く、フェスには持ってこいだ。高いダンススキルと歌唱力を持つ彼女たちが、少しヘンテコな振りを困り顔で愉快に踊る姿は説得力があるうえ、エネルギーに満ちていて楽しい。さらに、島倉、江口、平井グループからはじまる曲間の“寸劇”や、山﨑によるラストのフェイクも大きな見せ場になっていて、12人それぞれが個のエンタメ力を見せつけた。



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