BEYOOOOONDSはパワフルな歌とダンスで観客を巻き込む!
ハロー!プロジェクト所属の12人組・BEYOOOOONDSは、「虎視タンタ・ターン」からスタート。Overtureを経ているとはいえ、歌い出しで場内のボルテージを一気に引き上げ、特大のコールを起こす彼女たちのパフォーマンス力は、さすがといったところ。それぞれの見せ場では、ダンスはもちろんパワフルなフェイクなどでも魅了。サビにたどり着いた頃には、ほかのグループのファンがいるにもかかわらず、場内に一体感を生んでいた。さらに、「“相棒”持ってきてくれていますよね?」というおなじみの問いかけを経て、「涙のカスタネット」へ。「カスタネットってなんじゃそりゃ?って方は、手拍子をお願いします!」と、ファン以外の観客にも呼びかけ、披露された。ハイテンポな楽曲だからこそ、ステージがこれまで以上に躍動し、観客を煽る。そうして生まれた渦は、会場全体を巻き込んで力強いリズムが刻まれた。
そのままの勢いで、後半も駆け抜けたBEYOOOOONDS。コメディチックな「こんなハズジャナカッター!」でさらに場内の熱を上げたあと、ミドルチューンの「Never Never know~コメ派とパン派のラブウォーズ~」で、しっとりとした空気にガラリと変化。メリハリのあるセットリストで観客の心を掴むと、ラストは定番曲のひとつ「ニッポンノD・N・A!」でエネルギッシュにシメた。曲中、前田こころが「BEYOOOOONDSのこと、好きになってくれたー!?」と叫べば、大歓声が返ってくる。ズンズンと重たく響くビートも相まって、彼女たちのパフォーマンスは観客の心に強く刻まれた。
ちなみに、彼女たちの衣装はサテンのようなツヤのある素材。全員セーラーがモチーフになっているが、襟の形状もスカートの柄・形も全員異なっているのが特徴。また、衣装に合わせたヘアアクセサリーもそれぞれに付けていて、衣装全体の統一感を出していた。
SET LIST
M1. 虎視タンタ・ターン
M2. 求めよ…運命の旅人算
M3. 涙のカスタネット
M4. こんなハズジャナカッター!
M5. Never Never know~コメ派とパン派のラブウォーズ~
M6. ニッポンノD・N・A!