こんにちは。「ミオヤマザキ」というロックバンドのボーカルのmioです。
前回は、メンヘラと体育会系についてお話ししました。
今回は、メンヘラと趣味について話していきます。
メンヘラの趣味＝彼氏。じゃあ、他は？
世の中が大騒動になっていて、憂鬱な日々が続きますね。みなさん、ちゃんとお家でいい子にしてますか？
私はというと、家でドラマ観たりゲームしたり、SNSパトロールしたりしてなんとか生きています。独りでいるのは淋しいけど、みんなとはやく安心して逢いたいから今は我慢の時。こんな状況でも頑張って生きてるうちら、ホントに偉いよね。
明日もどうにか生き延びようね。
とはいえ、これだけ毎日家に引きこもらされているとメンヘラも加速していくってものです。好きな人とのデートとかずっと楽しみにしていたライブとか、その日のために頑張ってきたってくらい大切な予定がなくなっていって、仕方がないけどやるせないよね。その上、彼氏に逢えないだけで淋しいのに、“家にいるはずなのに返信ない……”とか、“ひょっとしたら他の女と逢ってる？”とか、いらない心配事が増えちゃったりして。
世の中が不安定だからこそ彼氏くらいは安心させて欲しいのに、こんな時すら不安要素を与えてくるやつはマヂでファックです。
そんな悩めるメンヘラたちに向けて、今こそ実践したい彼を夢中にさせる方法をご紹介します。
それはズバリ、趣味を作ること。メンヘラの趣味＝彼氏。我々メンヘラは、仕事や学校以外、四六時中彼氏のことで頭がいっぱいです。
でも、第十回でもお話しした通り、愛されたいなら“彼に向けた”リア充アピールをしなくちゃいけません。つまり、彼氏以外に夢中になれる何かに没頭して、費やす時間や愛を分散させる。そうすると結果的に、気になった彼氏の方が自分を追いかけてくる構図が出来上がります。
実をいうと、私もこれと言った趣味はありません。だから、“好きなことが見つからない”とか、“興味のあることがない”って気持ち、よーくわかります（笑）。でもそれって、まだやってないからだよね。なのでここからは、私やみんなが何を趣味にすべきかを考えていきたいと思います。
メンヘラは壁を登れ！
まず、趣味に一番大事な条件は“無心になれる”こと。
メンヘラは時間ができると悩みや心配事について考え出して、段々とマイナスな方向にいって最終的に病むので、時間があるといいことがありません（笑）。だから、考える隙もないくらい没頭できることがまず大切。
第二に、“自分のためになる”こと。
得意なことが増えると自信がついて、私たちが失いがちな自尊心が保たれます。頑張ることがあれば彼氏のことで悩むのがバカらしくなって、一石二鳥。自分のために費やす時間や努力って大事です。
この2つの条件と今の自粛モードをふまえて考えると、私のオススメは料理です。料理上手で損することはないし、健康バランスとか次の手順とかを考えていると、他のことを考える暇もありません。
久々に逢ったとき、彼に上達した手料理を振る舞ってあげるなんて素敵だよね。もちろん、料理上手な男の子も超素敵だと思います！
ちなみに、私が一番メンヘラ向きなんじゃないか！？と睨んでいる趣味は、ズバリ、ボルダリングです（笑）。
一人でできて、必死になれて、運動不足解消できて、痩せられて、達成感も得られて。ボルダリングって運動神経もあまり関係ないらしいし、今の状況が終息したらチャレンジしてみようかなと思ったり。そうやって楽しみを見つけておくことも、今とっても大事なことだと思います。
とにかく今は安全第一だけど、その中で何か楽しめることを見つけて、少しでもしんどくならずにみんなが過ごせているといいなと心から願っています。
恋人に逢えない人や、一人暮らしで淋しいけど、家族に移さないように帰省しない人。好きだからこそ逢わないって選択、私はとてもカッコイイと思うよ。みんな一緒に乗り切って、必ずどうにか生き延びよう。
大丈夫、離れていても一緒だよ。
次回は、メンヘラとお仕事についてお話しします。お楽しみに。
— ミオヤマザキ プロフィール —
mio(Vo.)、taka(G.)、Shunkichi(B.)、Hang-Chang(Dr.)の4人組ロックバンド。
mioによる”男性は心拍数が上がり、女性は皆共感する”恋愛の陰を描いた歌詞と、圧倒的なライブパフォーマンスにより「ミオラー」と呼ばれる熱狂的なファンを獲得。
500万DLを突破したゲームアプリ「マヂヤミ彼女」はApp Storeで1位に。さらに、TVドラマ「SHIBUYA零丁目」やTVアニメ「地獄少女～宵伽～」などに楽曲が起用され、10代～20代の女性を中心に支持を広げている。
2017年には日比谷野外大音楽堂でのワンマンを行い、O-EAST、ZeppTokyoなどの大規模ライブハウスを含む全国ツアーでは全公演ソールドアウトを記録。2018年にはパシフィコ横浜での公演を大成功に収め、2019年には日比谷野外大音楽堂・大阪城野外音楽堂2DAYSワンマンを行い、2020年1月11日に横浜アリーナでの単独公演が決定している。
ミオヤマザキ Twitter
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ミオヤマザキオフィシャルサイト
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