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1月31日(金)、2月1日(土)、2月2日(日)に、LAPONE ENTERTAINMENT、LAPONE GIRLS(以下、LAPONEグループ)所属アーティスト5組、総勢43名による『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』が開催された。LAPOSTAは、2023年(有明アリーナ)、2024年(Kアリーナ横浜)に続き3度目の開催。今回はME:I、IS:SUEの2組も初参加し、東京ドーム公演3日間で15万人を動員する過去最大規模のイベントとなった。それぞれのカバーパフォーマンスやグループシャッフル、トロッコなど豪華演出&50曲超えの大ボリュームとなった3日間のうち、本記事では最終日の2月2日(日)の様子をレポートする。
全グループが航海に出るような紹介ムービーが流れたのち、ME:Iリーダー・MOMONA(以下、メンバーの敬称略)の「新しい時代を作っていきましょう!」という掛け声とともに、ME:Iによる一曲目『想像以上(ME:I Ver.)』がスタート。続いて、DXTEENは『Dance On Open World』を爽やかに、かつ力強く披露。INIはセンターステージから登場。割れんばかりの歓声の中、『Rocketeer』で一糸乱れぬダンスを魅せる。IS:SUEが披露したのは強烈でエネルギッシュな『Breaking Thru the Line』。最後にJO1が登場すると、ステージから開幕の火花が上がる。『無限大』で会場は一気に一つになり、怒涛のステージに開幕から大盛り上がりを見せた。
さらに、男性グループ(JO1、INI、DXTEEN)によるLAPOSTAテーマソング『LOVE ALL STAR』が続く。グループの垣根を超えたメンバー同士のわちゃわちゃとしたかわいい絡みに、客席からは黄色い声援が上がる。
LAPOSTA初登場の女性グループ2組(ME:I、IS:SUE)は『LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜』をパフォーマンス。同じオーディション出身のメンバーが勢揃いするステージは、華やかでありながらエモさも抜群。
続いては、各グループのステージがスタート。
©LAPONE ENTERTAINMENT
先陣を切ったのはDXTEEN。ワイルドに『Handle』を歌い上げた後、冬ソングの『Snowin’』で会場をDXTEEN色に染め上げる。メンバーの福田は「鬼は外〜福田ア〜ユタ!」と、節分だったこの日ならではの挨拶で盛り上げる。初ドラマ主題歌『Good Vibes』では、ポップでエネルギッシュなDXTEENらしい魅力を爆発させた。
©LAPONE GIRLS
続いて登場したのはIS:SUE。まずはデビュー曲『CONNECT』を迫力たっぷりにパフォーマンスし、観客の心を鷲掴みに。続く『THE FLASH GIRL』の間奏ダンスでは、それぞれの味が出たダンススタイルで会場を大きく沸かせる。YUUKIの「人数も少なく歴も浅い私たちですが、明るいパワーと愛を届けられるように頑張ります!」というコメントの後、ファンへの感謝を込めた『STATIC』を歌い、会場を温かいムードで包み込んだ。
©LAPONE GIRLS
ME:Iはトロッコに乗って登場! 客席の間を通り、ファンとの交流を楽しみながら『&ME(ME:I Ver.)』をかわいらしく披露した。デビュー曲の『Click』では、客席から綺麗に揃った大きな掛け声がメンバーに届けられる。『Hi-Five』で会場を明るく盛り上げた後、『ビヨンド 〜越えていこう〜 (日本版エンドソング)』で圧巻の歌声を響かせた。
©LAPONE ENTERTAINMENT
INIは、一曲目の『MORE』からエネルギー爆発のステージを披露し、会場を興奮の渦に巻き込む。続く『TELEVISION』ではトロッコに乗り、さっきまでとは打って変わってかわいらしい表情で魅了。『DROP』、『BOMBARDA』のステージでは、服をはだけさせるなど挑発的なパフォーマンスに黄色い歓声が轟く。火花と炎の演出とともに披露された『WMDA(Where My Drums At)』で、大迫力のステージを締めくくった。
©LAPONE ENTERTAINMENT
INIメンバーと映し鏡のような演出で登場したJO1。一曲目の『ICY』では、木全、川西、白岩の“ICY”パートでひと際大きな歓声が鳴り響く。『Phobia』に続き、レコ大受賞でも話題になった『Love seeker』を披露。花道を歩きながらのエネルギッシュなステージに、会場の一体感は最高レベルに。『Join us!!』では、茶目っ気たっぷりなファンサを交えた楽しいステージで大いに盛り上げた。
続いて、SNSでも大きく話題となった「Switch&Match!」のコーナーがスタート。INIの『Click』(ME:I)では、普段はワイルドな11人が見せるかわいすぎるパフォーマンスに大きな声援が上がる。ME:IはINIの『Brighter』、JO1『OH-EH-OH』を披露。『OH-EH-OH』では、ジャケットを使ったカッコいいダンスでいつもと違う表情を見せた。JO1はME:Iの『Cookie Party』をパフォーマンス。ハートを作ったり投げキスをしたり、それぞれにかわいらしい仕草を盛り込む。
続いて始まったのは、各々のグループのメンバーがシャッフルして様々な曲を披露する「GRAND MASTERS」のコーナー。各グループのリーダー5人が集結して迫力いっぱいのパフォーマンスを魅せたり、オーディション番組内で生まれた楽曲『TOXIC』をME:I のCOCORO、RAN、AYANE、KOKONA、RINON、IS:SUE のNANO、YUUKIが披露したり、フィナーレでは43人全員がステージに上がり『BOMBARDA』を踊ったりと、豪華すぎるステージの応酬に会場のボルテージはMAXに。
©LAPONE ENTERTAINMENT/©LAPONE GIRLS
そのまま、全員がステージやトロッコ上でパフォーマンスする華やかなステージがスタート。『FANFARE』(INI)、『HAPPY UNBIRTHDAY』(JO1)、『DREAMLIKE』(DXTEEN)、『Our Diary』(ME:I)、『Tiny Step』(IS:SUE)など怒涛のLAPONEグループメドレーで、終始盛り上がりっぱなしでラストスパートを駆け抜けた。
本編ラストのMCでは、「LAPOSTA3日間、夢のような時間でした。これからも一生懸命努力して皆さんの前に立ちますので応援してください!」(JO1与那城)「今日のライブが最高すぎて、僕の走馬灯の1ページに刻まれます!」(INI佐野)など、各グループのメンバーがそれぞれの言葉で感謝の気持ちを語った。
©LAPONE ENTERTAINMENT
アンコールで『無限大』(JO1)が始まったかと思えば、メンバーの中に紛れてナインティナインの岡村隆史氏の姿が! まさかのサプライズ登場に笑いと興奮の渦が巻き起こる中、岡村氏を含む12人でそのまま『無限大』をパフォーマンスした。続く『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.)』の中では、鶴房と岡村氏がマイクを奪い合ったり、「変なおじさん」ダンスを全員で踊ったりと、会場は笑いに包まれる。そして“ナインティナイン 新配信番組制作中! 詳細後日発表”というビッグニュースが発表され、大きな歓声が送られた。
その後、アンコールラスト曲『LOVE ALL STAR』を43名全員でパフォーマンス。グループの垣根を超えた多幸感いっぱいのステージでLAPOSTA最終日は幕を閉じた。
ちなみに、1月31日(金)の公演にはZEROBASEONEが登場。
©WAKEONE
2月1日(土)にはKep1er、iznaがゲストに登場し会場を盛り上げた。どの日も、それぞれの楽しみと見どころが満載すぎるイベントとなった。
©WAKEONE/©KLAP ENTERTAINMENT
©WAKEONE
各グループが独自の魅力を光らせながら、花道を走り続けるLAPONEグループ。今から来年のLAPOSTAの開催が待ち遠しい。
Text_Anco Oshita Composition_Noriko Hata