グローバルボーイグループ&TEAMが、クリスマスが近づいた12月18日、セカンドアルバム『雪明かり(Yukiakari)』をリリース。翌日の19日に都内でショーケースイベントと“雪明かり点灯式”を行なった。
イベントは収録曲の『Deer Hunter』のパフォーマンスからスタート。ダークかつシックなサウンドに乗せて、成長したオオカミがシカを見定めて狩る様子を表現した力強くセクシーなダンスに惹き込まれる。ストーリー性のある振り付け、経験を重ねて表現力がより一層増した9人のひとつひとつの動きに目が釘付けに。今の&TEAMの実力を見せつけるオープニングだった。
2024年の&TEAMは、4月の『五月雨(Samidare)』から始まり、8月には『青嵐(Aoarashi)』を、10月には『十五夜(Jyuugoya)』をはじめ4週連続で楽曲をリリースするなど精力的に活動。詩的なタイトルがつけられたこの楽曲シリーズは&TEAMの世界観にぴったりだったが、ついにアルバム『雪明かり(Yukiakari)』で、春夏秋冬を通じて語られてきた少年たちの物語は最終章を迎えた。
EJは「今年は、春夏秋冬をLUNÉ(ファンネーム)の皆さんと一緒に過ごした思い出を記録するという想いで活動してきました。今回のアルバムにもメッセージをたっぷり込めたので伝わったら嬉しいです」とアルバムについてコメント。
多彩な収録曲についてもそれぞれが語る。まずはタイトルナンバー『雪明かり(Yukiakari)』について、FUMAが「終わりである冬の季節に、僕たちの始まりの挑戦をする決意が表現された楽曲です。1年に4回リリースしてLUNÉの皆さんと共に駆け抜けた1年でしたが、全ての季節を一緒に過ごしたからこそ、もっと成長した&TEAMを見せられると思います」としっかり決意表明。この曲をとても気に入っているというNICHOLASが「歌詞やスノーブレイクダンスに注目してほしいです」とポイントを話すと、MCの古家正亨氏に「以前にも増して日本語が流暢になりましたね」と言われて、「まだまだです」と照れながら謙遜。そんな姿がかわいらしい。KのおススメポイントがMAKIの歌唱パートとのことで、KがMAKIを見つめながら「好きです!」と面と向かって告白(?)すると、MAKIも「ちょっとドキドキしちゃいました♡」とお茶目に応える場面も。
先程披露した『Deer Hunter』はKが解説。「クセになるビートとメロディラインが僕も好きな曲です。オオカミが成長してシカ狩りをする様子を描写した曲で、どこかミステリアスでセクシーな楽曲です」とのこと。『illumination』はJOが「曲中に何度もシャンという鈴の音がなるんですけど、ホリデーシーズンならではのワクワク感があって、すごい好き。人肌恋しいこの季節、あったかくしてくれるような楽曲になっています」と、まさにこの季節にぴったりの1曲だと語る。HARUAは振り付けポイントとして「2番のEJくんのサビ前のパートで、EJくんがサンタさんをやってくれていて、その横で僕とYUMAくんがトナカイを演じているので、そこを楽しみにしていてください」と教えてくれた。
『三日月の願い』は&TEAMが制作に携わった初めてのファンソング。三日月はLUNÉを表していて、メンバーがそれぞれ綴った感謝や想いなどが歌詞に込められたバラード。YUMAが「LUNÉの皆さんへの楽曲です。僕が作ったパートの『繋がってる 信じているから』という歌詞は、どんなに遠くにいても僕たちはLUNÉの近くにいるよっていう想いを込めています。本当に大切に歌っています」とコメント。HARUAはデビューEPに収録されている『Under the skin』の歌詞『窓から見る空 いつも曇っていた』とリンクした歌詞『窓辺の月を見るたびに~』を書いたそう。それをTAKIが「僕たちがデビューしたばかりの頃は窓から見える空は曇りだったけど、LUNÉと過ごす時間が増えてきて、だんだん月が見えてきた。そんな意図が込められています。僕たちを照らすLUNÉの存在が本当に大きいです」と解説してくれた。彼らがいかにLUNÉを大切に思っているかが伝わり、感動したLUNÉも多かったのではないだろうか。
そして後半はステージの両脇に飾られたクリスマスツリーに、メンバーが願いを書いたオーナメントを飾りつけ。9人はどこにオーナメントを飾るかでワイワイしつつ、高いところを狙ったほうがいいのでは?という謎の競争心(?)が芽生えたのか、FUMAがYUMAを肩車。そのおかげでYUMAがより高いところに飾り付けると、メンバーから「ずるい~(笑)」との声が飛ぶ。
会場の照明が消えて真っ暗になり、LUNÉと&TEAMの全員でカウントダウンして、クリスマスツリーが点灯すると、温かみのあるライトがキラキラと輝く様子に歓声が上がる。K、NICHOLAS、HARUA、TAKI 、MAKIはルンルンとツリーの周りを踊るなど、キャッキャとはしゃぐ姿はクールなパフォーマンスとはギャップ大の、彼らの等身大が垣間見えた瞬間だった。
最後は『illumination』と『雪明かり(Yukiakari)』をパフォーマンスしてイベントは終了。「この1年、すべての季節を共にしてくれてありがとう。冬で最終章ですが、僕たちはこれからが始まりです。日本でTOPになるべく努力し続けます」(JO)との挨拶で締めくくった。2025年もより一層、高みを目指す&TEAMを見られるに違いない。
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Text_Mayuko Kumagai