5人組グローバルグループTOMORROW X TOGETHERが韓国3rd Album『The Name Chapter: FREEFALL』を10月13日にリリース。約2年4ヶ月ぶりのフルアルバムに期待が高まる中、12日にメディアショーケースを開催した。
『The Name Chapter: FREEFALL』は、この時代の若者たちが体験する成長痛を描いた「The Name Chapter」シリーズの最新エピソード。今年1月に発売された5th Mini Album『The Name Chapter: TEMPTATION』では大人への成長を誓いながらも目の前の誘惑に揺れる少年の姿が描かれていたが、今回は「現実」をテーマに、成長を先延ばしにし逃避していた現実を直視することを決心した後のストーリーが繰り広げられている。
「今回のアルバムも僕達らしさを入れるために悩みました。かっこいい姿をお見せできるように頑張ります」とSOOBIN。HUENINGKAIは「約2年4ヶ月ぶりにフルアルバムでカムバックしました。今回も素晴らしい曲がたっぷり入っています」と今回のアルバムに自信ありげな表情を浮かべる。
それもそのはず、個人コメントの後に披露された今回のアルバムのタイトル曲、『Chasing That Feeling』は「これがTOMORROW X TOGETHERだ」と言わんばかりのパフォーマンス。
『Chasing That Feeling』を初めて聴いたときの印象を聞かれ、「夜中に疾走するようにも感じられて、ドライブをしながら聴けばいい曲だと思いました。」とBEOMGYU。振り付けもサウンドの疾走する感じを生かした、走るような振りと、ダイナミックな同線移動がポイントだそう。
初お披露目となった『Chasing That Feeling』は1980年代の感性のニューウェーブジャンルで、シンセサイザーと強烈なギターサウンドがTOMORROW X TOGETHERの甘く、どこか儚い歌声をさらに引き立たせる。様々なコンセプトを華麗に消化してきたTOMORROW X TOGETHERの魅せる現実への滑降はまさに圧巻のステージとなった。
YEONJUN「音楽だけでなくて視覚的にも説得力を確保するために気を使いました」
SOOBIN「僕たちのアルバムの中で新しさの中に僕達らしさをどう溶け込ませようかという悩みもありましたが、結果、満足できるアルバムができました」
TAEHYUN「このアルバムのクオリティと曲のクオリティは本当に自信を持っています」
HUENINGKAI「MOA(ファンの呼称)の皆さんの前にかっこいい姿を見せるためにいつも真心こめてのぞまなければならないので、成長痛みたいな経験は必ず必要だと思います。成長痛を通して発展していくものだと思います」
BEOMGYU「これまでもいろんなジャンルに挑戦してきましたし、それは僕たちらしい色で消化してきたと思います。これからも様々なジャンルに挑戦してTOMORROW X TOGETHERが一つのジャンルになるといいなと思います」
『The Name Chapter: FREEFALL』を引っ提げ、活動期間に入るTOMORROW X TOGETHER。メンバーが作詞に参加した『Dreamer』や、ブラジルポップスターAnittaとのコラボ曲『Back for More(with Anitta)』など、魅力盛りだくさんのアルバムとなっている。「もっと大きな会場で、もっと多くのMOAの皆さんにステージをお届けしたいです。夢は大きいほうがいいと言われていますので、ビルボードHOT100にランクインされたらいいなと思います。やればできます」とYEONJUN。決して一色にとらわれないTOMORROW X TOGETHERの名が今よりもさらに世界に轟くだろう。