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HOME ENHYPEN、初めてのワールドツアーへ。「今日は泣くつもりなかったのに……」ソウル公演最終日に見せた涙
2022/9/21 CULTURE

ENHYPEN、初めてのワールドツアーへ。「今日は泣くつもりなかったのに……」ソウル公演最終日に見せた涙

S Cawaii! 編集部

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ENHYPEN

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ENHYPENがデビュー以来初となるワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ’MANIFESTO’』を開催した。その2日目、9月18日の最終日の模様をレポート!

会場となったSKオリンピックハンドボール競技場は訪れたファンでぎっしり超満員。この日はデビュー曲『Given-Taken』からライブがスタート。続く『Flicker』でも彼らの持ち味であるキレキレなダンスを見せ、ソウル公演最終日は序盤から最高潮に。

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今回のツアーは「MANIFESTO」というタイトルが表しているように、「ENHYPENを世界に知らしめるためのもの」とJUNGWON。「ENGENEのみなさんとひとつになってENHYPENの話を伝えるための曲たちで構成されたコンサートです」と言うと、NI-KIは「僕たちと同じくらいこの瞬間を心待ちにしていたみなさんのために僕たちが一生懸命準備しました」とアピール。HEESEUNGも「この先の話はステージを通してお見せしましょう」と、続くステージへの期待を煽ってみせた。

『Not For Sale・Let Me In(20 CUBE)』でセンターステージにやってきたメンバーは、ファンとの近さにうれしそう。続く『TFW(That Feeling When)』でもリラックスして楽しんだ表情を浮かべ、2日目にして緊張がほぐれて、ライブを楽しむ姿が見て取れた。

「夢の中に旅立ってみますか?」というSUNOOの呼びかけはじまった『Upper Side Dreamin‘』、さらに『Mixed Up』と立て続けにキレのあるダンスを見せたかと思えば、バーガンディの衣裳に着替えての『Drunk-Dazed』ではダークな世界観を表現。これが初公開の『One In A Billion』では真っ赤なライトが会場を照らす中、最後の晩餐のようなセットで眼光鋭い表情を見せ、ダンスパートを経ての『FEVER』では妖艶さと激しさを両立させてみせた。

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制服ルックに着替えてパフォーマンスした『Attention, please!』ではグラフィティがあしらわれたステージでアメリカのハイスクールのような雰囲気の中、年相応の爽やかなステージに。飛び跳ねながら花道を駆けてセンターステージへ向かうと、続く『Polaroid Love』ではステージを下りてENGENEの前を歩きながら手を振り、歌う。続く『Just A little Bit』は美しいメロディのラブソングを、ダンスを封印して歌に集中してしっとりと聞かせてくれた。

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NI-KIが「一緒に歌ってくれた時は一緒にコンサートを作り上げていると感じました」と言うと、SUNGHOONは「『Polaroid Love』をもう一度歌ってくれますか? オンラインの方も一緒に歌ってくれると信じてます」と、あらためて会場の全員で一緒に歌うことに。みんな上手だったとメンバーが口々に褒める中、JAKEは「みなさんの歌を録音して一生聴いていたいです」と感じ入っていた。

いよいよコンサートもラストパートを控えて、メンバーが今日の感想を言うことに。

HEESEUNGは「この2日のためにとても長い時間、準備してきましたが、みなさんがこんなに喜んでくれて報われた思いです。僕たちがステージに立つ機会が多くなってきてうれしいです。幸せな日々を過ごしています」と告げると、JUNGWONも「HEESEUNGさんが言ったように、今年に入って一番幸せなのは昨日と今日!」とうれしそう。NI-KIは「韓国(公演)は今日が最後ですが、帰ってきたら今日よりずっと成長した姿をENGENEのみなさんにお見せできるようがんばります」とワールドツアーに向けて韓国語で意気込むと、JAYからは「実は昨日、(NI-KIが)ご両親に感動的なコメントをしていたのに、韓国語だったので全然わからなかったって。だから今日は日本語で言ってみて」とツッコミが。それを受けてNI-KIはあらためて日本語で「パパ、ママ、迷惑もいっぱいかけたけど、これからはパフォーマンスで恩返ししていくので。いつもありがとう。カッコいい息子になれるようにがんばります。愛してる!」と、涙ぐむ姿を見せた。

そして『WALK THE LINE』、『Future Perfect(Pass the MIC)』では最後の曲と思えないくらい力強いパフォーマンスを見せ、本編は終了。続くアンコールではツアーTに着替えたメンバーが『ParadoXXX Invasion』でリラックスしながらステージを楽しみつつパフォーマンスをやり遂げた。

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JUNGWONが「今日は特別な日ですよね」と口火を切ると、SUNOOがすかさず「みなさん、2年前の今日を覚えていますか? 今日がENHYPENが誕生した日です!」と、ENHYPENが2周年を迎えたことを祝った。JAKEが「僕は運命を信じています。僕はオーストラリアから来たし、NI-KIは日本から来たし、それぞれ違う場所から7人が集まってENHYPENになったのも運命だし、愛するENGENEのみなさんと出会ってコンサートしているのも運命だと思います。僕はこれをするために生まれたんだと思いました」と言うと、JAYは2年前は楽しむ余裕がなかったことを告白。「デビューした頃はみなさんに会うのも難しい時期でしたし、楽しむことができるとは思っていませんでした。でもENGENEのみなさんと出会ってからは1日1日が楽しくて、何でもがんばらなくちゃという気持ちが生まれました」と、ファンへの感謝を口にした。

SUNGHOONも、「人前で歌うようになるとは思ってもいなかった」と自分を振り返った。「ENGENEのみなさんのおかげで少しはカッコよくなって、ステージの上で楽しく飛び跳ねることができるようになりました。ソウル公演は終わるけれど、ワールドツアーはこれからです。2年間、たくさんの応援のおかげでここまで来れました。ありがとうございます」と、前向きな気持ちを表した。一方のJUNGWONは、ツアーの話を聞いた時は心配が先立ったそう。「僕たちはデビューから2年も経ってないし、コンサートができるだけの実力があるだろうかって。僕は、僕たちが上手いからコンサートができたとは思ってません。ENGENEのみなさんと僕たちの会社があるからこの場に立てたと思っています。これからたくさんツアーを回るとそのことを忘れてしまいそうで、傲慢になってしまいそうで心配で……。でも僕たちは初心を忘れません。歌って踊ることを愛しているから、初心を忘れずこれからも歌って踊ります。ENGENEのみなさんも僕たちのとなりで応援してください」と言うと、会場からはあたたかい歓声が送られた。

「僕たちが初めてENHYPENという名前で7人で結成された時のことを思い出します」とHEESEUNGは2年前を振り返って感慨深げ。「この7人でデビューするために経てきた時間は簡単ではなかったけど、それでも僕を好きでいてくれる人がいるから、メンバーを好きでいてくれる人がいるからがんばろうと思いました。デビューという言葉を聞いた瞬間はすごく幸せで、それから2年が経って皆さんの前でコンサートしているというのは、とてつもない夢を叶えた気分です」と喜びを爆発させた。

NI-KIも2年前を振り返りつつ、「あの頃はENGENEのみなさんも知らず、もちろんメンバーはいてくれたけど、ひとりっきりの気分でした」と孤独を感じていたことを明かした「まさかあの時、こんな大きなステージに立てるとは想像もしていませんでした。この場に立っていることもそうですし、この7人でデビューしたこともそうですし、ENGENEのみなさんがこの場にいることもすべて運命だと信じてます。ENGENEのみなさんがいつも送ってくれる愛と応援、いつも受け止めています。僕たちはまだまだ未熟ですが、成長する姿をみなさんにお見せします。これからも一緒にいてください」と、涙ぐみつつ笑顔を見せた。

最後のSUNOOは大きな歓声を聴きながら、「泣くまいと思っていたのに、メンバーの話を聞いて、ENGENEのみなさんの声を聞いていたら泣きそうになってきました」と、早くも泣き顔に。「ENHYPENになって2年が経ちましたが、僕もこの夢を叶えるために努力してきました。今日は僕の姉も来てくれたんですけど……」と言うと、言葉を詰まらせて、ついにこらえていた涙をこぼす。「音楽番組を観ながら、僕も音楽番組に出るって言ってたことを思い出します。お姉さん、聞いてる?」と、会場で見守っている姉に向けて問いかけると、こらえきれずに涙を流しながら「今日は泣くつもりなかったのに」と泣き笑い。そんなSUNOOを慰めるように、ENHYPENのメンバーがSUNOOのもとに集まってハグしたり、頭をなでたりする姿は、ENHYPENがこの2年で育んできた絆を感じさせた。

「最後の曲はみんなで一緒に歌ってください」というJUNGWONの言葉で最後の曲、『SHOUT OUT』をパフォーマンスしてENHYPEN初のワールドツアー・ソウル公演は無事に終了。「これからワールドツアーに行ってきますが、海外の公演は少し怖いと思っていたけど、ENGENEのみなさんに会って怖さよりも楽しみになってきました。僕たちの声にENGENEのみなさんの声を足して、僕たちを世界に知らしめたいと思います」というJUNGWONの言葉通り、これからのワールドツアーが楽しみになる公演となった。

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INFORMATION
ENHYPEN初のワールドツアーがスタート!!
「ENHYPEN WORLD TOUR ‘MANIFESTO’ 」 開催
9月17・18日のソウル公演を皮切りに、アナハイム(10 月2日)、フォートワース(6日)、ヒューストン(8日)、アトランタ(11日)、シカゴ(13日)、ニューヨーク(15日)など北米の6都市6公演を実施後、日本において愛知・日本ガイシホール(11月1・2日)、大阪・大阪城ホール(9・10日)、神奈川・横浜アリーナ(15・16日)の6公演を実施!

10月26日、日本1st アルバム 『 定め 』 リリース決定!
日本1st シングルの初週売上20万枚、2nd シングルの初週売上30.6万枚と、2作連続で初週売上20万枚を突破、海外男性アーティスト初となるオリコン週間シングルランキングで「デビューシングルから2作連続初登場1位」を達成し、勢いを加速させているENHYPEN の日本1stアルバム発売が決定! 『Future Perfect (Pass the MIC )』の日本語バージョンを含め、全10曲収録。10月27日には発売記念の来日ショーケースを開催することが決定!

PROFILE
ENHYPEN(エンハイプン)
2020年6月から9月まで韓国と日本で同時放送されていた超大型プロジェクト『I-LAND』で選ばれた7人のメンバーで結成。名前の由来は、“-”(ハイフン)が意味するつながりのように、7人の少年たちがつながって共に成長し、音楽を通じて人と人、世界と世界をつなげるという思いが込められている。ファンの名称は、ファン投票とプロデューサーの選定によりENGENE(エンジン)に決定した。



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