【前編】に続き、コンプレックスだらけの女たちが整形して人生を変えたサクセスストーリーやその術式を紹介する連載「私が整形した理由」第5回ゲストのYouTuberせななんさんに独占インタビュー。中編では、はじめて整形したときの病院選びの方法や周囲の反応について聞いてみました。
―費用や病院選びはどのようにしたのですか?
せななんさん:情報は、まずその子に色々聞きました。そして費用は貯金を全部使いはたしました。あとはネットで調べたり。価格はピンキリだったんですけど脂肪を取りすぎると逆に老けて見えるとか情報が錯綜しててクリニック選びは本当に悩みましたね。
それで一番ビッグネーム高須クリニックさんに行きました。
ちなみに、その時すでにブスキャラが定着していたのでSNSで「今から整形します!」と発信していました。
ただバッカルファットってすぐに変わらない手術なんです。
老化しだす30代後半になった時にはじめて「若いね」って言われるのものなので、まぁ見た目の変化は感じられない。それで次は「整形してこれかよ」って言われるようになったんです。
それで「なにをしても叩かれるのであればもう気になるとこをは全部整形しちゃおう」って思って2018年に思いっきりいじりました。
―そうなんですね。ちなみに「整形してかわいくなった」と言われることと「変わらずカワイイね」と言われるのどちらがうれしいのでしょうか?
せななんさん:そうですね。私は「整形してかわいくなった」と言われたいです。変わらないねって言われると「こんなにお金かけたのに」と少しへこみます。
―整形を決めてからは、どんなこと考えていましたか?
せななんさん:「地元にいたころの自分なら考えられないんだろうなー。」ですかね?
上京して周りにいるもともとカワイイ子が、さらにカワイさ&自分磨きを怠らない姿を目の当たりにして「私なにも努力しないでブスだって卑屈になって、こんなんでいいのかな」ていう思いや「加工アプリで整形急にカワイク偽るだけの自分とは、これでサヨナラできるな」とも思ってましたね。
―実際、術後はどうでしたか?
せななんさん:ダウンタイムが終わってからはテンション上がりっぱなしでした。
ダウンタイム中も同時期に同じような手術をした子がいたので、その子と腫れ具合を報告しあったり不安になっても手術してくれた先生がLINEですぐに返信をくれるクリニックだったので、比較的安心して過ごすことができました。
―整形後、内面に変化はありましたか?
せななんさん:どうですかね? 「うまくいってよかった」っていう安心感はありましたけど内面に変化はあまりないかもです。自分の写メに近づけただけなので。
―なるほど。周りの反応はどうですか?
せななんさん:かなりイイです。私の「自撮りに近づけた」っていうスタンスを理解してくれてる人も多くて、みんな褒めてくれます。それに女性ファンが増えました。
―ちなみに、ご家族の反応は?
せななんさん:最初のころ母は、ちょっとショックがってたところがあって「不細工に産んでごめんね」みたいなことを言ってました。
だけど「そういうことではないよ。私は、もともと気に入っているパーツを整えているだけだから逆にどうにかなる顔に産んでくれてありがとう。だからそんな大事には捉えないで。」と伝えました。
「自撮りくらいかわいければよいのに」そう批判され続けたYouTuberのせななんさんが行った整形は、盛れているアタシに近づける整形。
【後編】では整形をカミングアウトした理由やこれから整形を考えている人へのアドバイスをいただきました。次回もお楽しみに。