恋愛カウンセラーとして「恋愛ユニバーシティ」を主宰しながら、生命科学分野の博士号を持ち、ベストセラー作家でもある“恋愛のエキスパートぐっどうぃる博士”。
今回は、８年ぶりの書き下ろし単行本「振り向いてくれない彼に１ミリも迫らないで恋に落とす本」刊行を記念し、短期集中連載を始めます！！
第5回目は、「かわいげ」についてです。
「かわいげ」はモテのキラーコンテンツ
このかわいげというのは、男性でも女性でもそれを持っている人がモテます。同性にも異性にも好かれますし、年齢にも見た目にも左右されません。
しかし、多くの人はこれを身につけるとモテるとは知りません。また一部の人は、知っていてもプライドや劣等感、気遣いが邪魔をしてかわいげをもてないでしょう。
かわいげには６つの要素がありますので、今回はそれぞれ説明していきます。
１、人より劣っている
かわいげがある人は、相手に一切の劣等感を与えません。
極端な例ですが、「この子は、もしかしたらバカなの？」と思わせます。すると、相手の女性に心を許し、なんでも話すようになります。
どんなに優秀であっても、人の心をつかむのがうまい人は相手より劣っていると思わせます。あなたは彼に、自分を賢く見せる必要はありません。
２、意見を持っていない
そもそも、人は他人の話に興味がありません。世の中のほとんどの会話は、なにかをキーワードに言いたいことを言っているだけなのです。
しかし、一部の女性は言うでしょう。「女性の中身を理解できない男はこちらからお断りだ」「男尊女卑の考え方だ」といった具合です。ですが、それもナンセンスです。
というのも異性間だけではなく、対同性に対しても、人はみな相手の自己主張など必要としていません。
また男性の中には、「魅力的な女性は自分の意見を持っていて、臆することなく反論する」という人もいるかもしれません。
でも、そういう男性が付き合っている女性は見た目が極めて美しいか、反論して自分の意見を持っているように見えて、結局のところ彼と同じ意見である（あるいは、そう見せている）かのどちらかでしょう。
女性も当然、意見は持つべきなのですが、好きにさせたい男性の前で披露する必要はありません。
３、警戒心がない
多くの人は相手を警戒しています。利用されたり、傷つけられたりするのを恐れるからです。あるいは、自分に価値がないことを知られるのが怖いから、ということもあるでしょう。
相手を警戒した結果、表面的な話しかしなかったり、気まずい雰囲気に陥ってしまいます。
かわいげのある人は、人懐っこく、物怖じをせず、いい意味で気を使っていないようなふるまいをします。
気まぐれさと天真爛漫さを装いつつ、彼のことを人として尊敬している、人として好きという感じを見せることをおすすめします。
４、素直
かわいげのある人は、打算的に見えません。自分の利益になるための計算を何もしておらず、何の駆け引きもしていないように見えます。
ただ注意すべきことは、素直というのは善人とは違うということです。誰かが悪口を言っていたら、それを否定するのは善人ですが、素直な人は否定しません。
素直な人は相手に寄り添っているのです。悪口を言う人の意見に、否定も評価もしないのです。
５、ほどよく頼ってくれる
人が頼られてうれしい範囲は限られています。かわいげのある人は、知ってか知らずか、頼られてうれしい範囲で頼ってきます。
多くの人は、信頼され、頼られるのがうれしいと感じて、何でもしたくなるのです。
気を使いすぎる人は、このように頼ることができず、それがかわいげを損ねてしまいます。
ちなみに、頼られてうれしい範囲というのは、彼にほとんど労力をかけさせず彼が役立ったと思うようなことです。
６、全面的に助けてくれる
困っていることをつげれば、かわいげのある人は全面的に助けてくれます。できることが限られていても、その範囲で精いっぱいのことをします。
ただ、困っていないのにあれこれ世話を焼くのはかわいげがありません。
「かわいげ」とは多くの人を惹きつける
かわいげの６つの要素を説明してきましたが、自分磨きをしている女性・仕事で頑張っている女性・高い地位を得ようとしている女性は、その努力の結果、かわいげを失ってしまいがちでしょう。
ですが、かわいげとは女性がこうあるべき話だという話ではなく、多くの人を永遠に引き付ける魅力となるのです。
ぜひみなさんも、かわいげの6つの要素を身につけていきましょう。
【今回の書籍】
「振り向いてくれない彼に１ミリも迫らないで恋に落とす本」（SBクリエイティブ）
【profile】
ぐっどうぃる博士
理学博士（生命科学専攻）。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し、恋愛カウンセラーとして活躍中。「振り向いてくれない彼に１ミリも迫らないで恋に落とす本」（SBクリエイティブ）発売中。
恋愛ユニバーシティ https://u-rennai.jp/
