Q すごい! 韓国のスクールってどんなところなの?
A 私はアーティスト養成コースがあるスクールに通いました。レッスンを受けるのはもちろん、複数の韓国の芸能事務所と提携しているスクールだったので月に1回ほどどこかの事務所のオーディションがあるんです。それに、レッスンも韓国語なので、語学学校にも並行して通いました
Q オーディションでは実際どんなことするの?
A その場でダンスの振り付けを見せられて数分で覚えて、試験官の前で踊るんです。2次までいくと、自己PRタイムもありました。2次まで進めたのは、1回だけですが…そのときは、韓国語で自己紹介をして、日本語の歌を歌いました!
Q そうなんだ。スクールにはどれくらい通ったの?
A 半年間。語学学校用のビザが半年だったんですけど、そろそろ切れるなってころ、オーディションは思うように受からないし、少し自信もなくなってきていて…ビザをきっかけに一回帰国しようって思ったんです。
Q なるほど。日本ではダンスを続けたの?
A はい。ダンススクールで先生をしたり。東京のスクールは、韓国よりは少ないけど韓国系のオーディションもあったので、オーディションも受けたり。
Q やっぱりあきらめられなかった?
A はい。韓国にもコンスタントに通っていました。そんな中、私はもう年齢的にも自分が韓国のアーティストになることは難しいと実感し始めていて。でも韓国のアーティストと一緒にステージに立つことはできるんじゃないかなって。バックダンサーになることに夢が変わりました。そこでもう一度韓国に行って挑戦しようって決めて、また韓国に住み始めました。
Q そっか。バックダンサーになるために何をしているの?
A 韓国では、ダンスグループに所属するのがいちばんいいといわれているんですけど、私はビザの関係でできないので…。その次に有力な、「有名な振り付け師の弟子」をしています。アーティストがライブでダンサーを募集していたら、声をかけてくれたりしやすいんです。
Q そうなんだ! 実際にバックダンサーにはなれた?
A いえ、まだです。でもいつかは、って気持ちでこれからも続けます。それに、今韓国でインフルエンサー的な仕事もしていて。もちろん、韓国のアーティストと一緒にライブをしたいって気持ちがいちばんだけど、「韓国で活躍したい」って意味で夢は徐々にかなえられているのかなって思います!