地震や大雨、洪水などの災害をはじめ、電車に閉じ込められる可能性があるなど、日常にはさまざまな非常事態が起こるもの。だから、日頃から、防災の意識を高めておくに越したことはありません。そこで、エスカワ的目線で自分を助ける“自助”知識をご紹介! 今回は外出時に持っておきたい防災グッズを紹介します。
通学・通勤・デート…
どんな出先にもバッグには
防災グッズをイン!
家には防災リュックを備えてあるし、備蓄もバッチリ! でも、外出先で被災したら? 事態が落ち着くまでそこで待機しなくてはいけない、交通機関が機能しなくなり、歩いて帰らなくてはいけない。そんなときに活躍するのが、持ち歩き用の防災グッズです。通称「0次の備え」。
ちなみに地震などの発災直後に持ち出すものを「1次の備え」、被災後の避難生活に必要なものを「2次の備え」といいます。「0次の備え」である防災グッズは丈夫で軽量、さらに防水効果のあるポーチや密閉袋などに入れるのがおすすめ。0次の備えは、電車に閉じ込められたなどのピンチ時にも役立つはず!
最低限持っておきたい
防災マストアイテム5
1
水
いざというときに命綱となるのはやっぱり、「水」! 切迫した事態でも、水を口にできれば、気持ちも落ち着くはず。多少重くても、ペットボトルの水(500㎖程度)を携帯しておきましょう。タンブラーに入れた他の飲み物でも。
2
大判のハンカチ
マスクのように使って粉塵から喉を守ったり、けがをしたときに止血するなど、持っていると何かと便利。ただし、その場合に備え、大きめサイズを選ぶこと。手ぬぐいやフェイスタオルでもOK。
3
スマートフォンの充電器
スマホは情報収集や安否確認などに重要なので、常に使える状態をキープしたいもの。手回しタイプは発電に時間と労力がかかるので、モバイルタイプが◎。2回以上のフル充電ができるものだと、なおよし!
4
ライト
被災して停電になったとき、まず最初に欲しいのは明かり! スマホのライトもいいけれど、充電が切れて使えない場合に備え、別途持っておくと安心。持ち歩きやすいように軽量で、ソーラーや電池いらずのタイプなら、よりGOOD!
5
笛
被災時に倒壊した建物に閉じ込められたときだけでなく、夜道で痴漢に遭遇したときにも活躍。少量の息でも音が鳴る防災用の笛をセレクトして。バッグの中を探さなくても、すぐ使えるネックレスやキーホルダータイプなどもおすすめ。