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2023/7/6 CULTURE

一流のYUNHO、一流のCHANGMIN、【東方神起】が一流のパフォーマンスで魅せた30回目の東京ドーム公演!

S Cawaii! 編集部

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Text_Mayuko Kumagai Composition_Noriko Hata



東方神起が東京ドームに帰ってきた! 約3年ぶりの日本ツアー『東方神起LIVE TOUR 2023~CLASSYC~』のファイナル公演を6月25日、東京ドームで迎えた。

オープニングは昨年リリースしたミニアルバム『Epitaph』に収録されている『MAHOROBA』。大人の魅力を振りまくパフォーマンスで、「最強」と歌うCHANGMIN、「最高」と歌うYUNHOはまさに東方神起のことだと思わされる。「東京ドーム、楽しんでますか!」と力強く聞くYUNHO、「Hey! Hey!」と客席を煽るCHANGMINにレッドオーシャンはより大きな波を生みだしていく。東方神起ダンサーズと生バンドをしたがえ、ビジュアルもサウンドも迫力満点のステージングはさすが東方神起、絶対王者の貫禄だ。


『The Reflex』『信じるまま』『I Think U Know』はムービングステージで披露。メインステージからゆっくりセンターへ、さらにバックへと移動。途中、ムービングステージがセパレートして2段になる演出ではパワフルなパフォーマンスも相まって、会場にどよめきが起きる。

ソロコーナーではYUNHOが『Thank U -Japanese Ver.-』でパフォーマンスも演出も全てがクールに決め、CHANGMINは『Fever -Japanese Ver.-』でハイトーンボイスを活かしつつ、力強さを感じさせる。

「今日は暑いけど会場も負けないくらいアツいですね」とCHANGMINが言ったように会場の熱気が冷めやらない中、MCでは、「久しぶりのドーム公演だから気合いが入っています。長いブランクがあったから(ダンスを)思い出せるのか不安だったけど身体が覚えていました(笑)」(YUNHO)、「ツアーのリハーサル中も含めて、何度もいろいろ思い出して感極まった瞬間がありました」(CHANGMIN)と、久しぶりの日本での公演、ドームでのファイナルについて嬉しそう、かつ熱く語る。そして実は東京ドーム公演は東方神起として何と30回目だそうで、海外アーティストとしてはトップの記録に、割れんばかりの拍手が大きく響いた。

MCでは、YUNHOが足を負傷したことについても触れ、YUNHOは「僕は(ドームに向けて)絶好調に仕上げてきました!」と語るだけあって、その影響を全く感じさせない、以前と変わらない体幹のしっかりしたダンスを見せていた。CHANGMINが「お医者さんも驚くくらい回復が早かったんですよ。かっこいいですよね」と“兄”を自慢すると、その横でYUNHOが両腕ガッツポーズを見せるなど、東方神起の仲の良さがうかがえるほっこりする一幕も。

『High time』『Rat Tat Tat』『Hot Hot Hot』といった盛り上がるヒットナンバーはそれぞれトロッコに乗ってアリーナを縦横無尽に駆け回り、アンコールの大ヒットメドレー『OCEAN~ウィーアー!~Summer Dream~Somebody To Love』ではダンサーと共にフロートに乗ってボールやフリスビーを投げたりと、大きな東京ドームを隅から隅までたっぷり楽しませてくれた。


『Epitaph -for the future-』『Storm chaser』、6月28日にリリースされたばかりの新曲『Lime & Lemon』、しっとりバラードのお馴染み『STILL』、ふたりが向かい合って「君の居場所はここにある」と歌った『Bolero』、本編の締めに相応しい『Rising Sun』、アンコールラストで会場の大合唱が感動的だった『With Love』など全28曲を披露して公演は終了。



ガッツポーズで「無事に終えたー!」と喜んだYUNHOは「ここの皆さんはかけがえのない僕たちの一部です。皆さんの笑顔が見たかった。これからも東方神起と一緒に長く付き合ってくれませんか?」と会場に愛を投げかけ、CHANGMINは「こんな広い会場で久しぶりの再会ができて感謝しています。またステージの上に立たせてほしい。皆さんがいるからふたりの居場所ができます」とファンへの感謝を噛みしめた。

まもなくデビュー20周年を迎える東方神起。「またすぐ会いましょー!」とニッコリ笑顔で挨拶して、記念すべき東京ドーム公演は幕を閉じた。



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