劇団番町ボーイズ☆のメンバーで舞台を中心にさまざまな活動をしている織部典成さん。３月１８日に公開された『私の卒業～第３期～あしたのわたしへ』では高校生の清水洋輝を演じています。作品の紹介や印象深い出来事、劇団番町ボーイズ☆についてなどさまざまな質問に答えていただきました。
サイン入りチェキプレゼントもあるので、最後までチェックしてくださいね！
――自己紹介をお願いします！
初めまして、大阪府出身21歳の織部典成（おりべ・よしなり）です。
――出演された映画『私の卒業～第３期～あしたのわたしへ』はどんな作品でしょうか？ どんな役を演じていらっしゃいますか？
高校を卒業するとき、進学や就職といった進路の問題や恋人・友人との関係の変化など、人それぞれが人生の岐路に立ち、そこに数々のドラマが生まれる青春群像劇です。僕は卒業の半年前、父親の早期リタイヤで伊東に来た転校生、清水洋輝を演じさせていただきました。クラスにいるときと菜穂子といるときの二面性を大事にし、クラスにいるときはあまり言葉を発さないので目や表情を意識し演じました。
映画『私の卒業～第３期～あしたのわたしへ』より
――映画『私の卒業～第３期～あしたのわたしへ』の撮影時の印象深い出来事は？
『私の卒業～』はお芝居について、もう一度見つめ直すことができた場所でした。ワークショップ期間では途中でお芝居が分からなくなり、逃げ出したくなったときもありましたが、それを乗り越え、改めて自分の課題や欠点を見つけることができました。本当に刺激的な日々を過ごせたなと思います。「わからないことを楽しんじゃえばいいと思う」。僕が劇中に言った1番大好きな台詞です！ ワークショップの時の自分に言ってやりたいです（笑）。撮影期間で1番印象に残っていることは、伊東市の花火大会をみんなで見に行ったことです。5年、10年、時が経ってもみんなで見たあの花火を思い出すんだろうなと思うくらい思い出に残る花火大会になりました。
――映画『私の卒業～第３期～あしたのわたしへ』にちなんで、「卒業したい」ことは何ですか？
自分に対する甘えです。
――劇団番町ボーイズ☆としても活動中ですね。劇団番町ボーイズ☆のメンバーとは誰と一番、仲がいいですか？ また楽しかったエピソードは何ですか？
メンバー全員仲良しなのですが、一番は修司くん（菊池修司くん）ですね。お互い休みの日などは2人で居ることが多く、兄弟みたいな関係だと思います！ 前に2人で日帰り箱根旅行したんですが、それが1番楽しかったですね。神社に行って食べ歩きをして、温泉に入って、帰りに夜景をみて。その日はたまたま流れ星が出る日だったらしく、初めて流れ星を見ることができました！ 2人とも少年のようにはしゃぎました。
――いろんな作品に出演されてきましたが、自分の転機になった作品はどれですか？
劇団番町ボーイズ☆第11回本公演『眠れない羊』です。僕が当時一番おもしろいと思った作品でもあり、お芝居に火がついた作品でもあります。劇団番町ボーイズ☆の正式メンバーになってから1本目の舞台で、自分のお芝居が何も通用せず、作品を良くするために厳しい指導をたくさんしていただきました。とにかく僕はど根性精神でみんなの背中を必死に追いかけることしかできず、ずっと悔しく泣いてた記憶があります……（笑）。でもあの経験があったからこそ、今の僕があると思います。脚本・演出をして下さった、ほさかようさんが作る世界観が大好きなのでまたご一緒して、成長した姿を見せたいですね。
