BTSの生みの親バン・シヒョク氏がスペシャルアドバイザーを務めたオーディション番組 『&AUDITION – The Howling -』で誕生したグループ &TEAMが結成1周年を迎えて、9月3日にさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナにて『&TEAM 1st Anniversary [縁DAY]』を開催した。LUNÉ (ルネ・&TEAMのファンネーム)とともに1周年をお祝いするイベントなだけに、メンバーも終始ニコニコで客席に手を降ったり、ハートを作ってみせたり和やかモード。デニムをベースにしたカジュアルルックから学ラン、最後には浴衣を着てトロッコで会場をぐるりと巡り、LUNÉを喜ばせた。
&TEAMが歩んできた1年を振り返るコーナーでは、1年の間にあった出来事をメンバーごとに振り返り、フリートーク。デビューショーケースに家族が来られなかったNICHOLASは、「MAKIの家族がそれを知ってて、僕にお花出してくれました。めっちゃ感動しました!」とエピソードを披露。「休みがあったらMAKIの家族と一緒に遊びに行ったりしているので、MAKIの家族とは心が“We link!” してます」と、&TEAMの挨拶になぞらえて締めくくった。昨年11月から放送がはじまった『&TEAM学園』(日本テレビ)には、先輩であるBTSのJ-HOPEがサプライズ出演したことも。Kいわく「あの時、たしかに『&TEAM学園』の撮影にしてはやたらガタイのいい人(セキュリティ担当)がたくさんいらっしゃるなと思ったんですよ。すごい方がいらっしゃるのかなと思っていたら、本当にすごい方がいらっしゃって」と笑いまじりに当時を振り返った。さらに、「ちょうどあの頃はデビューに向けてすごく練習していたんですよ。生きてきて、あんなに練習したことないんじゃないかぐらいやってたんですけど、毎日同じことの繰り返しで、BTS先輩たちはどうやってやってらしたのかって質問したら、ある種ロボットみたいに毎日何回も繰り返して練習したっておっしゃってたので、(その言葉に)勇気づけられて、僕たちがやってることは間違ってないんだなと思って最後までがんばりました」と先輩との心あたたまるエピソードを明かした。
今年の1月26日にはTik Tok登録者数100万人を突破。3月4日には『東京ガールズコレクション2023 SPRING/SUMMER』でJOが初めてのランウェイを経験した。当時は「初めてだったので、瞬きとか目線のタイミングとか、みんなどうしてるんだろうって思って、TGCの動画をたくさん見て勉強したのをよく覚えています」とJO。実はイベント前日にもTGCに再び登場したこともあり、ステージ上でランウェイを再現することに。見事なウォーキングを披露して、メンバーも大興奮だった。4月21日からはドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ)で主題歌を担当いている&TEAM。HARUA、YUMA、TAKI、MAKIの4人はドラマにも初挑戦した。「セリフを覚えるのが大変で、宿舎で寝る前に一人でずっと台本を読んでたんですけど、僕の出演する部分だけ読んでてもまったく流れがつかめないんですよね。だから関係ない部分もちゃんと全部読んで、考えながら練習しました」とエピソードを披露した。今後も演技には挑戦したいとのことで、「大人の方たち、ぜひよろしくお願いします!」と猛アピールも。5月27日から6月16日にかけては、『2023 &TEAM FANTOUR LUNÉ MARE : 月波』開催。ファンツアーで行った演劇部の催しが反響が大きかったとのことで、演劇部の寸劇をステージ上で再現することに。MAKI、YUMA、TAKIがそれぞれ長男、次男、三男という設定で、「三人兄弟の兄弟ゲンカ」を演じることに。兄弟のお菓子を食べてしまったけど、ゴミを捨て忘れてバレてしまうというシチュエーションをほぼ打ち合わせなしで完璧に演じてみせたかと思えば、肝心のラストでキメのセリフが揃わず、メンバーが膝をついて笑う一幕も。
6月14日には2nd EP『First Howling : WE』がリリース。ここではEJがどんなに激しい踊りをしても眼鏡がズレないという特技を披露。『FIREWORK』の激しい振り付けを全力で踊ってもズレ落ちない眼鏡に、メンバーもLUNÉも拍手喝采。EJいわく、コツは「顔は動かさない」だそうで、そんなEJに触発されたのか、Kもチャレンジすることに。しかし、曲がかかるなり振り付けを間違えて、「眼鏡じゃなくて振りがズレてる!」とYUMAに指摘されて、本人が一番爆笑していた。6月22日から3週間、韓国での活動がスタート。この期間中、EJが体調を崩したため、コンテンツの撮影の日にFUMAがリーダー代わりにMCの隣に座ることに。「その時、あらためて&TEAMのチームワークだったり、成長した瞬間が見えたのかなって思いましたね」とFUMA。さらに、「初めてEJに会った日から、全然責任感が違う。本当にあらためて大人になったEJが見れたし、いい経験ができたなと思いましたね」としみじみとこの1年を振り返った。
年表の最後に書かれていたのは、&TEAMによるエンドレスホームパーティー。TAKIいわく、「言うなれば終わりがないパーティー。大きな舞台が終わった時、お疲れ様でしたという意味でみんなでごはんを食べたりお話しをする会」なんだそう。「FUMAくんとEJくんはすぐおねむで、引き止めるためにKさんが積極的にしゃべりかけたりしてます。マンネ組は強いので朝まで起きてます」とパーティーでのメンバーの様子をTAKIが解説すると、「(マンネ組は)本当に元気! なぜかそのラインにNICHOLASも同じくらい元気でいる」とKが暴露。YUMAも「結局最後まで残るのは僕とNICHOLASくん」と明かした。一方、おねむ組は「普通ですよ」と言い張るFUMAの言葉に続けて、「僕は眠くなります」とEJがキッパリ。「今度、&TEAMのホームパーティのコンテンツを出したい」とKが言うと、会場からは賛成の拍手が巻き起こった。
次のコーナーでは、会場のLUNÉからの質問にメンバーが直接答えるというもの。「1年前の自分にかけてあげたい言葉は?」という質問に、NICHOLASは「この9人でデビューメンバーが決まってから不思議だったし、この9人で何年も一緒に活動するので、ドキドキしちゃいますよね。楽しみな気持ちが大きいです」との答え。フラダンスをしているという方から「踊っている時の表情に困ります。どんなことを考えて踊っていますか?」という質問には、Kが「みなさんもご存知ソンドゥクさんに『Kはダンスはいいけど表情がない』と言われていて、僕なりに研究したんですよ。やっぱり音楽って共感が大事だと思うので、観てる人の目をすごく気にするようになりました。なので、モニタリングをずっとしてました」とコツを伝授。続いては、まだ幼い女の子の質問が当選。「好きな曲はなんですか?」という質問に、FUMAが「僕は『FIREWORK』が好きかな」とニコニコ笑顔で答えていた。「一番かわいい表情はどれですか?」という質問には、TAKIが全力でかわいい表情3種類をやってみせ、最後にはHARUAが「夏祭りに誘う時、何と言って誘いますか?」という質問に「今日、花火大会やるみたいなんだけど、一緒に行かない?」と名前付きで声をかけられ、質問者は「行きます!」と即答していた。
トークコーナーだけでなく、パフォーマンスも充実。『Scent of you』にはじまり、トークの時のくだけた様子とは違うプロフェッショナルなステージに、LUNÉも大きな声援で応えた。アンコールラストの「月が綺麗ですね」ではメンバー全員、この季節とイベントタイトルにぴったりな浴衣に着替えて、トロッコに乗って会場をくまなく巡った。客席にいるすべてのLUNÉたちと目を合わせ、楽しませようとしているメンバーたちの姿が印象的だった『&TEAM 1st Anniversary [縁DAY]』。2年目の活躍も楽しみにしたい。
【PROFILE】
&TEAM(エンティーム)
HYBE LABELS JAPANに所属する、EJ・FUMA・K・NICHOLAS・YUMA・JO・HARUA・TAKI・MAKIの9人で構成されるグローバルグループ。
異なる出発点から繋がった彼らは、「それぞれ個性を持つ9人が一つのチームとなり、多様な世界を結びつける」という意志を掲げている。
結束の力をもとに、前向きでエネルギーに満ち溢れ、更なる成長を目指し明日に向かって走り出す。
&TEAMは昨年12月にデビューを果たし、Debut EP『First Howling : ME』は、オリコン合算アルバムランキング1位、Billboard JAPAN「Top Albums Sales」「Hot Albums」1位など数々の記録を成し遂げ、第37回ゴールドディスク大賞 ベスト5ニュー・アーティストも受賞。
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