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2023/5/11 CULTURE

【ATEEZ】世界を席巻するATEEZのライブに会場中が熱狂! メンバーとファンが見せた熱い絆

S Cawaii! 編集部

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ATEEZ (C)田中聖太郎写真事務所

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世界を席巻するボーイズグループATEEZが、5月3・4日に東京、6・7日に神戸にて、『ATEEZ WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL]ANCHOR IN JAPAN』を開催。ここでは東京公演2日目の様子をレポート!

今ライブは、昨年12月に3万人を動員した WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] の日本公演のアンコール版。とはいえ、新曲が加わり、元公演とは5曲が変更。元公演を知る人も新鮮なステージとなった。

ライブの1曲目を飾ったのは、元公演時には発表されていなかった『HARAZIA』。黒いロングマントに身を包んだ8人がステージに登場。早速フルパワーのパフォーマンスで観客たちをATEEZワールドに一気に引き込んでいく。パフォーマンスを終えると、呼吸を整えるようにして最初のMCへ。YEOSANGは、観客のキャーという歓声を全身で浴びるジェスチャー。MINGIは「世の中には2種類の人しかいない。俺か、俺以外か。だから俺だけをみろ! 愛してるよ♡」とツンデレコメントで観客の心を早速射抜いた。SEONGHWAは「これまでと違うライブ、楽しんでください!」、他のメンバーたちも今回のライブへかける意気込みをそれぞれ語り、次のセッションへ。これまで2度しか披露されていない幻の曲『Paradigm』、サブステージでパワフルなパフォーマンスで魅せた『The Ring』と、「これぞATEEZのライブだ!」とでもいうようなアグレッシブなステージを繰り広げた。

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YEOSANG

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MINGI

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SEONGHWA

WOOYOUNGが「僕たちは、デビューのころから、強烈で刺激的なステージをすると言われてきました。僕たちの辛口ステージを楽しんでいますか?」と観客に問いかけ、JONGHOも「叫んで~」と叫ぶと観客たちもペンライトを振り応答する。すでに心は一つのようだ。代表曲の一つ『HALA HALA』では、イントロで観客たちがメンバーの名前を呼ぶ“応援コール”が会場中にこだまし、メンバーたちのパフォーマンスを後押し。HONGJOONGはそんな観客を煽りまくり、ソンファとヨサンも闘志あふれるダンスを見せつける。JONGHOの伸びのある高音も気持ちよく響いていた。VCRを挟み『Dazziling Light』では、WOOYOUNGとYUNHOの情熱的なダンスブレイクに目を奪われた。

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WOOYOUNG

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JONGHO

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HONGJOONG

『Mist』をスタンドマイクでエモーショナルに歌い上げると、ここからはしばしのクールダウンタイムに。最近SNSで流行っているという「好き好きチャレンジ」に挑戦することになるのだが、SANは「今日はMINGIの日だから(MINGIが)見せて」とMINGIをご指名。MINGIはYEOSANG、SEONGHWAと一緒に愛嬌たっぷりに「好き好きチャレンジ」を踊ってみせた。HONGJOONGが「思い出が多い」と語った『AURORA(Japanese Ver.)』、ステージより一段高くせりあがったミニステージに1列に並び歌った『DIAMOND』と続けると、ここでHONGJOONGから報告が。それまでパッショナブルに踊っていたWOOYOUNGが足の痛みのため椅子に座ってのステージングになるというのだ。神妙な顔のメンバーたちだったが、公演前から痛みがあったにも関わらず、ベストをつくしてくれたWOOYOUNGに観客からは大きな温かい拍手が送られた。ATINY(ファンの呼称)のことを一番に考えるATEEZ、ATEEZの体を心配するATINY。互いを気遣う心にほっこりさせられる。

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SAN

今回のライブのために特別に準備したという『Limitless』を歌唱すると、再びMCタイムに。「サプライズを用意する時がワクワクします」(YUNHO)、「たくさん準備した分、たくさん喜んでいただけたら嬉しいです」(YEOSANG)とメンバーたちが語る中、SANは「夢みたいです。夢だったらどうしよう」と何やら演技モード。そこに「夢です」と乗るJONGHO。何やら二人の寸劇がスタートしたらしい。SANは「夢……」と話しを続けようとするが、JONGHOはその声をかき消すように自慢の声量たっぷりの声で「ゆ・め・で・す!」と絶叫。リアルに驚いた様子のSANは「びっくりしたよぉ」と泣きべそをかきながらメンバーとステージ袖に帰っていった。

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YUNHO

会場にジャイアントバルーンがいくつも飛び、幻想的な空間を演出するなか、ここからは『ILUUSION』『WAVE』とキュートで爽やかな魅力をアピールするセクションに。『WAVE』では、椅子に座っているWOOYOUNGの元にMINGIがかけ寄り、一緒に歌い、HONGJOONGが「WOOYOUNG愛してるよ~」と叫ぶ。メンバー同士もじゃれ合ったりふざけ合ったり。チーム愛溢れる光景に多幸感を覚えた。

セットリスト半分を終え、ここからはエンディングに向かって一気にアクセル全開でつっぱしる。旗を持ったダンサーたちが勇ましくステージに登場すると、映像とセットでステージは海賊船に早変わりし、旅の始まりを告げる汽笛が大きく響く。『WIN』のダイナミックなステージングの始まりだ。『Horizon』ではYUNHOとSANの迫力あるダンスブレイクに会場の熱気はピークに。続くは、サバイバル番組『KINGDOM : LEGENDARY WAR』で披露し話題をさらった『WONDERLAND』。華やかで勇壮なパフォーマンスは、まさしく今回のライブのハイライトともいえるステージだ。なかでも、WOOYOUNGのソロダンスのパートを急遽、ダンスリーダーであるYUNHOが務めたシーンは圧巻! いつも優しいYUNHOの顔が鬼気迫る表情に変わり、WOOYOUNGのパートを見事に踊りきり、MINGIとにらみをきかせる。急なメンバー変更とは思えない圧倒的なパフォーマンスに会場は絶叫。さらに、SEONGHWAが凛としたまなざしで鞘から刀を抜くと、会場からは悲鳴に近い歓声が響いた。まさに空間を支配するようなステージに曲が終わってしばらくの間、ざわめきが止まらなかった。

興奮が冷めやらぬなか、今回のツアーでもっとも悲鳴が多い『Cyberpunk(Japanise Ver.)』がスタート! SANが椅子を使ったなまめかしいダンスで魅了し、またもやATINYの悲鳴が会場中にこだまする。原曲バージョンで歌った『Fireworks(I’m The One)』、そして『ROCKY(Boxers Ver.)』とフルスロットで畳みかける。『ROC高潮KY(Boxers Ver.)』は、3月に発売された『S Cawaii!! MEN 特別編集 ATEEZ Special』内の記事で、「筋トレになる曲」として8人中6人のメンバーが選んだダンス曲。そんなカロリーの高い曲をライブの後半に持ってくるとは、“体力お化け”の異名を誇るATEEZにしかできない技だ。メインステージとサブステージをアグレッシブに行き来しながら、闘志あふれるパフォーマンスを続ける8人。ATEEZの代表曲のひとつでもある、『Say My Name』で会場のボルテージは最高潮に達した。

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いよいよライブは最後のMCへ。SANが「僕もこのコメントは本当に嫌いなんですけど」と前置きをし、「この時間になるとしなければいけないことがあります。終わりの挨拶です」と切り出すと、「SANは本当に悪い人! 僕たちまだですよ」と拗ねるMINGI。するとSANは「じゃあ、MINGIさん、エネルギーを見せてください」とむちゃぶりをして、観客を巻き込み“見せて”コールを繰り出す。MINGIは即興ラップを披露し、最後の最後まで楽しませてくれた。「最後の曲はATINYのエネルギーが必要です!」と観客のテンションをあげるHONGJOONGの音頭で、メンバーと観客が「BREAK THE WALL!」と叫び、最後の曲『Guerrilla』へ。熱狂の中本編のフィニッシュを迎えた。

ATINYの興奮冷めやらぬアンコールの声に応え、再びステージに上がった8人。アンコールは『夜間飛行(Turbulence)(Japanese Ver.)』からスタート。ファンソング『Celebrate』では、スクリーンに花々が映し出され会場が華やかな雰囲気に。JONGHOがWOOYOUNGをおんぶしてメインステージからサブステージに移動し、WOOYOUNGも熱気の中に誘い出す。HONGJOONGからメンバーへの手紙ソング『From』では、曲の途中でSEONGHWAとSAN、MINGIがセンターステージから、メインステージに向け花道をよーいどん! そんな3人をメインステージでHONGJOONGがハイタッチで迎える。曲の終わりには、椅子に座って歌うWOOYOUNGのもとへ集合し、ハイチーズ。全員がライブを心から楽しんでいるのが手に取るように感じられた。実はこの時、SANはちょっぴり遅れて合流。演出かと思いきや、実は忘れていたんだとか! 「みんなすまん。忘れました」と正直に語る姿がかわいい。観客との写真タイムを経て、ライブはいよいよクロージングMCに。WOOYOUNGが座ってのパフォーマンスになった悔しさと申し訳なさを吐露すると、YUNHOは「ラーメン、つけ麺、WOOYOUNGイケメン」とおどけて励ます。観客たちも「ラーメン、つけ麺、WOOYOUNGイケメン」と合唱し、WOOYOUNGを笑顔にした。HONGJOONGが「僕たちと一緒に旅をしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。以上、ATEEZでした! ありがとうございました!」と叫び、フィナーレへ。ライブを締めくくる曲は、やっぱり『The Real(興Ver.)』。メンバーたちもこの時とばかりは自由に歌って踊って、お祭り騒ぎ。ラストはJONGHOがコントっぽく刀を振り上げて“真向切り”を決め、2時間40分のステージを締めくくった。

不測の事態を瞬時の判断と見事なチームワークで素晴らしいライブに昇華させたATEEZ。彼らが掲げる「8 makes 1 team!」の精神を改めてかみしめるライブとなった。
メインステージに座っているWOOYOUNGにひっきりなしに声をかけたり、近寄っていたメンバー。そして、WOOYOUNGをひとりにさせまいとWOOYOUNGに向かってペンライトを振り続けるATINY。いつにも増して、ペンライトの光が美しく輝いて見えた。

【最後の挨拶】
MINGI
昨日今日と、多くのATINYが「元気を出して。頑張ったね」とステキなメッセージをくださいました。本当に感動的な言葉でしたが、泣きはしませんでした(笑)。ホント。でも本当にありがとうと伝えたかったです。いつもATEEZの力になってくれてありがとう。そして、ごめんなさい。本当に愛しているよ。これからも僕が昨日よりも今日、今日よりも明日、幸せにしてあげるよ。ありがとう。ATINY!

JONGHO
昨日もそうでしたし、今日も素敵な思い出をプレゼントしてくれて本当にありがとうございました。東京での2daysを無事に終えることができました。日本に来るたびにいい思い出がもらえて、僕もとっても幸せです。昨年から掲げている目標ですが、約束したいと思います。今年は日本語の勉強を一生懸命して、来年のコンサートの時にはクロージングコメントを僕が自由にしゃべれるようにします! 僕にいつも愛をくださるATINY、本当にありがとうございます。本当に大好きです!

WOOYOUNG
楽しかったですか? まずは、僕が最後までステージをやり遂げられなかったことを残念に思っています。そこまで深刻ではないので心配しないでくださいね。ATINYの皆さん笑ってください。このように椅子に座ってコンサートを務めるのは今回が初めてだったのですが、ATEEZのメンバーが本当に頼りになって、頼もしくて、助かりました。実は初めから痛みはあったのですが、ここまでステージを務められたのは、メンバーが気にかけてくれて、面倒を見てくれて、助けてくれたおかげです。このコンサートを締めくくることができて、うれしく思っています。次にはまた元気な姿をお見せします。これからも幸せな思い出をたくさん作りましょう。ATINY、愛しています。

HONGJOONG
まず、このようにご来場してくださりありがとうございます。皆さんの前で歌うことが僕の人生の中で一番大事な瞬間です。今日のように、です。僕はこの時間のために生きて、この時間のために残りの時間を生きています。僕の人生の理由になってくださってありがとうございます。愛しています。

YEOSANG
今日のコンサート楽しかったですか? 二日間たくさんのATINYに会うことができてとても幸せです。ATINYも幸せですか? 一生懸命ステージをして、一生懸命活動することが皆さんの力になるのであれば、僕たちはずっと頑張りたいと思います。これからも僕ら一緒にいましょう。本当に愛しています。いつも健康でいてください。

SAN
今年は日本の活動が多いので本当にうれしいです。僕はいつもATINYのそばにいられたらうれしいと思います。うれしい時も悲しい時もいつもATINYのそばにいますので、これからもずっと一緒に歩きましょう。愛してるよ!

SEONGHWA
皆さん、楽しみましたか? 今日僕はとても幸せでした。僕にステキな思い出をプレゼントしてくださってありがとうございます。離れていた分、この時間が皆さんの心を慰める時間になったらいいなと思います。ATINYがいて、僕がいます。僕らにとって一番輝く星は皆さんです。いつも大好きだよ~!

YUNHO
ATINY~! 今日楽しかったですか? 僕は今日あっという間に時間が過ぎて残念ですが、ATINYと一緒にいられてとてもうれしかったです。いつも僕たちと一緒にいてくれてありがとうございます。たくさんの愛をくださって感謝しています。その気持ちに恩返しができるYUNHOになります。そして僕たちがいつもATINYのそばにいることを忘れないでください。愛しています、ATINY!



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