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2022/7/11 CULTURE

「世界中のファンに会える!」「遠くにいる皆さんに会いに行きます!」 TOMORROW X TOGETHERが初の単独ワールドツアーをスタート!

S Cawaii! 編集部

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TOMORROW X TOGETHER

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TOMORROW X TOGETHERがデビュー後初のワールドツアーをスタート! 7月2日、3日にソウル・蚕室室内体育館で『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : LOVE SICK>』公演を行った。

ソウル公演2日目、淡いピンクのスーツに身を包んだTOMORROW X TOGETHERのメンバーがステージ上の階段を降りると、ライブは『0X1=LOVESONG (I Know I Love You)』からスタート。どこか幻想的な雰囲気は、彼らの持ち味にピッタリ。メンバー同士で大きなハートを作ったり、ダンサーも加えた全員で大きな絵を描くようなパフォーマンスで会場の度肝を抜くと、メンバーは会場のあちこちに手を振り、「本当にたくさんの人がいるね」と感嘆していた。

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「みなさんの愛を一身に受けているHUENINGKAIです」とHUENINGKAIが両手を広げて挨拶をすると、YEONJUNは客席に向かって「MOA(ファンの名称)、叫べ−!」と絶叫。BEOMGYUは口をとがらせ、頬を指で差してキュートな笑顔を見せる。TAEHYUNはわざわざイヤモニをはずして、会場を訪れたMOAの歓声を引き出し、満足げ。「昨日は緊張もあったし興奮していたので時間がどんなふうに過ぎていたのかわからないくらいでした」というTAEHYUNの言葉にメンバー全員が激しくうなずき、「今回のツアーは世界中のMOAに会う初のワールドツアーなので、今まで見せられなかった新しいものをたくさん準備しました」とSOOBIN。会場のMOAも大きな歓声で答えていた。

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『Wishlist』と『Blue Orangeade』、そして『Magic』まで、元気いっぱい、爽やかで明るいTOMORROW X TOGETHERを見せたかと思えば、ロック調の衣装に着替えて歌った『New Rules』、『PUMA』では野性味あふれる姿を見せる。激しいステージに、パフォーマンスを終えたSOOBINが思わず「メイクが全部とれちゃった」と苦笑するほど。

デビューから約3年が経ち、自分たちの曲も増えたことで、今回のツアーのセットリストを決めるのはとても難しかったそう。「どの曲を歌おうか、どんなふうに踊ろうか、選択の連続でした」とYEONJUN。そして「その選択によってどんな曲が選ばれたのか、次の曲をどうぞ」というHUENINGKAIの紹介で始まったのは「バランスゲーム」。曲の途中、HUENINGKAIがSOOBINかYEONJUNか、どちらか一人を選ばなくてはいけなくなる場面でHUENINGKAIはYEONJUNを選択。TAEHYUNに「昨日はSOOBINさんを選んだのに、今日はYEONJUNさんなんだね」と言われて、「SOOBINさんを選ばなかったから、すごく悲しそうに僕を見てて心が痛いです!」と申し訳なさそうにしていた。そしてHUENINGKAI、TAEHYUN、BEOMGYUがアピールすることになり、それぞれ愛嬌を振りまいたり、セクシーに水を飲んでみせたりで、MOAは大盛りあがり。

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『LO$ER=LO♡ER』で見せた過渡期の切なさ、痛みを歌ったかと思えば、『CROWN』から『Run Away』までは、彼らの少年らしさが詰まったステージに。その後の『Blue Hour』からバラを飾ったスタンドマイクでしっとりと歌い上げた『Anti-Romantic』まで、途中、着替えやダンスブレイク、VCRを挟みながらも11曲連続で歌い切るこのパートは、「まさに自伝映画のように僕たちの成長を見ていただけたのではないかと思います」というTAEHYUNの言葉どおり。

今年5月にリリースしたミニアルバム『minisode2: Thursday’s Child』のタイトル曲『Good Boy Gone Bad』を最後に、本編は終了。『The Dream Chapter』から『minisode1 : Blue Hour』を経て『The Chaos Chapter』と成長を続けた彼らのこれまでをすべて詰め込み、もっとも新しい今の姿でコンサートを締めくくった。

アンコールで再びステージに登場したメンバーは、『Thursday’s Child Has Far To Go』を歌いながらステージを降り、MOAと手を合わせながら挨拶。「MOAのみなさんと一緒に歌おうと思って作った曲があるよね」というYEONJUN の言葉で、TOMORROW X TOGETHERのファンソング『MOA Diary (Dubaddu Wari Wari)』がかかると、会場は最後の最後にヒートアップ。「遠くにいるMOAのみなさんにもかっこいい姿、新しい姿を届けてきますね」(SOOBIN)と、これから始まるワールドツアーへの意気込みを語って、最後は『;(汗)』(Sweat)で公演を終えた。すべての曲を終えて、これが本当に最後という挨拶をしながら、YEONJUNが「今日は個人的にとてもありがたく思っている人が来てくれています。僕を育ててくれた先生と母と祖母です」と言うと、涙をこらえきれずに号泣。ステージを降りるまで、会場のMOAを眺めながら手を振り続ける姿が印象的だった。

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TOMORROW X TOGETHERのワールドツアー『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : LOVE SICK>』は今後全米7都市をまわり、9月には日本の大阪と千葉、10月にはアジアの4都市など計14都市20公演が予定されている。

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