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2021/8/23 CULTURE

TOMORROW X TOGETHERが3カ月ぶりにカムバック!  オンラインメディアショーケースを開催

S Cawaii! 編集部

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TOMORROW X TOGETHER



8月17日(火)に、TOMORROW X TOGETHERが2ndアルバムのリパッケージアルバムの『The Chaos Chapter: FIGHT OR ESCAPE』を発売! 本作は今年5月に発売された2ndアルバム『The Chaos Chapter: FREEZE』以来3カ月ぶりとなるリリース。彼らのこれまでの活動の中でも最短期間でのカムバックとなりました。ここでは、発売当日に全世界に配信されたオンラインメディアショーケースの様子をお届けします。


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タイトル曲のジャンルはエモポップパンク
ラップ制作にはYEONJUNが参加!

5月にリリースされた韓国2ndフルアルバム『The Chaos Chapter: FREEZE』は、アルバムの販売枚数が1週間で63万枚を超え、アメリカ・Billboardのメインアルバムチャート「HOT 200」で5位、日本のオリコン週間アルバムランキングで初週1位を獲得するなど世界的なヒットを記録。今回のリパッケージアルバム『The Chaos Chapter: FIGHT OR ESCAPE』は、そんな大反響を得た前作に「LO$ER=LO♡ER」「MOA Diary (Dubaddu Wari Wari)」「0X1=LOVESONG (I Know I Love You) feat. Seori (Emocore Mix)」の3曲を加えリリースされた。

タイトル曲「LO$ER=LO♡ER」については、「エモポップパンクの楽曲で、爆発性のあるコーラスと何度も聞きたくなるフックが目立つ曲です。世間からはルーザー(LO$ER)に見えても、世界で唯一の“救い”である君とは、お互いを救うラバー(LO♡ER)になりたいという少年の気持ちを表現しています」とTAEHYUN。

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さらに、SOOBINが「唯一の“答え”である君を救うために、たとえ失敗したとしても世界に立ち向かって一緒に戦う、または一緒に逃げ出したいという少年のロマンチックな心を描いています。前作のタイトル曲『0X1=LOVESONG (I Know I Love You) feat. Seori 』に続き、僕たちならではのもうひとつのラブソングを披露したいと思います」と解説した。

パフォーマンスは「重苦しい現実から逃げ出したい」という少年の気持ちを表現するため、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」をはじめ、ロックの楽曲のステージからインスピレーションを受けたという。

「控えめで節制された振り付けの中に感じられる内面の爆発的な感情を表現したい思いで、スタンドマイクを活用しました。『外的要因で制約されるほど内面的にはさらに激しくなる』という少年の感情を表そうとしています」(SOOBIN)。

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また、同曲のラップメイキングはYEONJUNが担当! これはパン・シヒョクPDの提案によるもので、「初めてタイトル曲の作業に参加することになり、個人的にもとても意味深かったです」とYEONJUN。

リリックはドラマ「このサイテーな世界の終わり」にインスピレーションを得て構想を描いたそうで、「二人の主人公が冒険に旅立ち経験する感情の変化が印象的で、ソウルメイトなら一緒になんでも乗り換えられるという感情を包括的に盛り込んでみました。少年の切実な感情に注目してください」(YEONJUN)と語った。

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世界的プロデューサーとの豪華コラボも話題
ギターサウンドにはスペシャルな秘密が…!?

「LO$ER=LO♡ER」には、ジャスティン・ビーバー、The Weekndなどの世界的アーティストの曲に参加したシンガーソングライターのビリー・ウォルシュ、ポスト・マローン、カミラ・カベロ、5 Seconds Of Summer、セレーナ・ゴメス、テイラー・スウィフトらと楽曲制作を行ったスタープロデューサーのルイス・ベルが参加していることも話題に。

今回のコラボは、Ithaca Holdingsのスクーター・ブラウン氏が「TOMORROW X TOGETHERに合いそうだ」と両氏を紹介してたのがきっかけで実現。HUENINGKAIは「この場を借りて感謝を伝えたいです。普段から大好きでよく聴いている楽曲を作っている方が曲作りに参加してくださって光栄でしたし、完成した曲を聴いてうれしい気持ちになりました!」とうれしそうに笑顔を見せた。

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さらに、スクーター・ブラウン氏はパンPDにThe Rolling Stonesのキース・リチャーズが使用していたギターをプレゼント! なんと「LO$ER=LO♡ER」にはそのギターでセッションしたサウンドが盛り込まれているという。BEOMGYUは「僕たちの曲がより特別になった気がします」、HUENINGKAIは「びっくりしました!」と興奮気味に感想を話した。

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TOMORROW X TOGETHERならではの
ユニークなタイトルに込められた意味とは?

TOMORROW X TOGETHERといえば楽曲タイトルが独特なことでも知られるが、今回の「LO$ER=LO♡ER」もそのひとつ。特に昨今、韓国のZ世代のあいだでは投資や資産運用など”マネー”に対する関心が高まっているが、同曲のタイトルは「LOSER」の「S」がドルマークに置き換えられているなど、まさにZ世代が敏感なトピックが盛り込まれている点も興味深い。

これについてSOOBINは「少年が気付いた欲望にはお金に対する率直な気持ちも含まれています。お金に執着する大人の姿を嫌いながらも、君と僕を救うためにはお金が必要で、それで一発逆転を夢見るという話を盛り込みました」とタイトルと楽曲に込められた意図を解説。

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TAEHYUNは「周りを見ても仮想通貨や株式投資などお金を稼ぐ方法に興味を持っている友達が多い気がします。程度の差はあると思いますが、少なくともお金が暮らしの手段であり、生存に必要だと感じるのは誰でも同じような気がします。特に僕たちの世代は現実に直面する瞬間が早くなっていることもあり、小さい頃からお金について考えるようになるのだと思います」と続けた。

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また、TOMORROW X TOGETHERの楽曲が多くのZ世代の共感を得ていることについては、「Z世代の話をしようとしているわけではないのですが、僕たち自身の話をすることで、多くの同世代から共感してもらえているのではないかと思います。例えば『We Lost The Summer』や『No Rules』は、パンデミック下で感じる10代の気持ちを歌にしたものですが、こんなふうに僕たちがダイレクトに経験している状況を(曲に)反映することもあります」とBEOMGYU。

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TAEHYUNも「“表面的なZ世代”ではなく、僕たちが実際にその時代を生きている少年自身であることが、自然と多くの部分に反映されているのではないかと思います」と話した。



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