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2020/1/21 BEAUTY

保湿のつもりが逆効果!? やってはいけない「シートマスク」選びとは?

S Cawaii! 編集部

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冬スキンケア、抜き打ちテスト!

Photograph_Mitsuru Nishimura Hair&Makeup_Kurumi Komatsu(ROI) Model_Miho Sugimoto Composition&Illustration_Yuriko Isayama



何年先もキレイな肌でいるためには、正しいお手入れの積み重ねがとっても大事。でも今は、一見肌によさそうでも皮膚科学的には「やってはいけない」美容法がインターネットやSNS上にあふれている時代。情報に惑わされないで正しいお手入れの知識を身につけて、キレイの偏差値をアップしよ♪

お話を聞いたのは…

銀座ケイスキンクリニック
院長 慶田朋子先生
医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定専門医。2011年銀座ケイスキンクリニックを開設。最新の美容機器と注入治療をオーダーメイドで組み合わせ『切らないハッピーリバースエイジング』でメスを使わずキレイをサポート。20代のニキビ治療や脱毛、30代のシワやたるみの予防美容、40代以降のアンチエイジングまで、親子3世代で通いたいクリニック。

毎日、大容量シートマスク
→実はコレ間違いです!


正しいスキンケアを始めないと30代・40代で差が出ます
スキンケアの基本は「洗う、湿す、守る(光対策)」の3ステップを毎日きちんと行うこと。でも最近は多種多様なスキンケアアイテムが発売されていて、どれを選べばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。さらに、インターネット上では、皮膚科学的に間違ったお手入れや無意味な美容習慣が話題となっているのもよく目にします。やみくもに根拠のないクチコミ美容をとり入れるのはリスキー。肌によかれと思って忙しい中時間や費用を捻出していそしむ美容法がかえって肌に悪影響を及ぼすなんて、これほどもったいないことはありません。年をとってから後悔してもリカバリーするには時間も費用もかかるもの。今の内から正しいケアを継続することで10年先に結果が出ます。ぜひスキンケアを見直してみて。

\先生、なんでいけないの?/
毎日、大容量シートマスク
→うるおいより、防腐剤を浸透させてる!?


みんな大好きなシートマスクだけど、そこには思わぬ落とし穴も!!
「シートマスクの中には、細菌いっぱいの素手でマスクをとって使うことを想定し、より強い防腐剤が含まれているものもあります。防腐剤が大量に含まれた液を浸透させると、肌に刺激を与えたり、バリア機能を壊してしまう可能性も」(慶田先生)

なかには、防腐効果剤不使用をうたう大容量シートマスクもあるけど、日本で防腐剤認定されていない成分を使えば「防腐剤フリー」と表記できるそう。じゃあ何を基準に選べばいいの?

「迷ったら、個包装タイプできちんと保湿成分が含まれたシートマスクを選んで」(慶田先生)
使用感だけでなく、自分の肌に効いているかしっかり見極めることがシートマスク選びにはマスト。



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スキンケア 杉本美穂