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HOME 人気ブランドプロデューサー植野有砂流、「好きを全部よくばる」生き方って?
2017/12/23 CULTURE

人気ブランドプロデューサー植野有砂流、「好きを全部よくばる」生き方って?

S Cawaii! 編集部

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植野有砂の「今まで」

ひとつ目の肩書き、FIG&VIPERをつくったキッカケは?

海外で仕事をしたかったから大学3年のとき、1年間休学してアメリカに行くため留学の準備をしてた。 そしたらフィグを始める人たちから「ブランドを立ち上げるから、デザイナーやらない?」って声をかけてもらって。 その人たちとは知人の紹介で知り合いました。

ブランドを立ち上げるって何をしたら声かけてもらえるの?

もともと大学生と読モを両立していて、私のファッション感性に目をつけたと言ってくれました。ブランドを立ち上げて、ダメだったらアメリカ行けばいいや、くらいの軽いノリで実は始めた。当時は若かったので後先考えず、責任感ゼロでしたね(笑)。 それから1年間、中国の工場などを見に行きファッションのノウハウを勉強。大学4年のときにフィグが始まりました。

DJを肩書きにするまでの道のりは?

大学時代、クラブに超ハマっていてDJをしたくなり、友達に教わったのがキッカケ(笑)。 そこから友達のPARTYで回し場数を踏みました。そのときDJの収入はお小遣い程度。 1度イベントオファーを受けたらドンドンくるようになり、外国人のDJ友達も増えた。 その友達の紹介などで、海外のイベントにも呼ばれるように。 ここまで出演させてもらってる理由は、人脈も大きな理由のひとつです。出会いって大切!

大学を卒業して社会人になったとき心境の変化はあった?

最初にぶちあたった壁は雇用形態。正社員って副業できないじゃないですか。 それって違うと思い、会社に雇用されない業務委託の道を選択しました。 もちろん安定は望んだけど、DJの仕事も活躍したかったから迷いはなかった。 やりたいことがたくさんあるのに、 ひとつに絞るとかありえない!

インフルエンサーになった道のりは?

海外が好きで外国人の友達も多いから、もっと関われるコミュニティを探してた。それで当時、海外で流行っていたのがInstagram。 早速始めて、海外ユーザーに向け英語で投稿していたら、海外からのフォロワーがすごく増えたんです。 フィグの商品やライフスタイルをアップし続け、いまとなっては27万人の方がフォローしてくれています。本当にうれしい!

植野有砂の「今」

3つも肩書きがあるって多忙? やめたいと思わない?

どれも好きを仕事にしてるから大変じゃない。 DJやインフルエンサーって人気しだい。今しかできないと思ってるから本気でがんばれます。 洋服づくりや依頼された仕事を全力でこなすことが今後につながると思うから。どれも中途半端にしたくない

ここまでたくさんの肩書きをつくってこれたいちばんの理由って?

FIG&VIPERのプロデュース業をしたことで肩書きが増えていった。 読モ時代より、プロデューサーになったことで認知度がUPしたし、人脈も仕事も増えました。

植野有砂の「これから」

有砂ちゃんみたいに海外で活躍したい! どうすればなれる?

英語力を磨くコト! 私も海外で仕事をするのが夢で、大学時代は英文科を専攻。 でももっと英語を話せないと、海外ビジネスでは通用しなかった。仕事の合間にも勉強したし、英会話スクールにも通ってました。 だからいま海外案件の仕事もできてる。商談やプレスツアー、DJなどで月に1回は海外へ行けてますね。

夢を叶えたヒケツって?

口ではやってみたいと言ってるのに、“でも”と言い訳を使う人生には絶対したくない。 やってみて違うと思ったら転職すればいい。 私も人生の選択で迷いとか超あるけど、 まず挑戦するコトを心がけてる。

まだ肩書きを増やしたい?

(即答で)コンサルの仕事! プロデュース業が自分には合ってるのかなと思い、 30代はコンサルを仕事にしたい。そのためにいまは自分のブランディングをしてます。 夢が叶ってもまた新たに夢をつくり、追い続ける人生にしたい!

まだまだやりたいことがたくさんある、これからの植野有砂さんを要チェック!

撮影/藤本孝之 デザイン/橋場友美  構成/森健



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