CMでやってる民間の保険って、健康保険とは何が違うの?
国の設けている保険で不足する分を、補うために入る保険
社会保険や国民健康保険は医療費が安くなる制度だから自己負担がゼロにはならないけど、民間の保険なら全額負担してくれるプランがあるよ。
どんな保険があるの?
大きく分けて3つ!
①生命保険➡死亡した後の遺族に残すお金
例えば…終身保険・定期保険・こども保険(学資保険)・養老保険・個人年金保険など
②医療保険➡通院・入院したときの医療費や、仕事ができなくて収入が減ったときのためのそなえ
例えば…医療保険・がん保険・介護保険・生命保険の医療特約など
③損害保険➡事故や災害などの被害になったときの物に対するそなえ。また他の人や物を傷つけたときの保証
例えば…自動車保険・火災保険・地震保険・海外旅行保険など
民間の保険に入る理由は、自分が死んだときのため・自分の医療費のため・物や他人を傷つけたときのために分かれる。
でもまだ若いし、実際入らなくてもいいでしょ!
思わぬ事故や、健康保険適用外の病気に明日なるかもしれない!
事故で誰かを傷つけてしまうことだって、がんになってしまうことだって、誰にでも起こりうること。病気になってからじゃ入れない保険もあるから、若くて健康なうちに入るべき。
保険に入ることのメリットは?
「もしも」の困ったときにたくさんのお金がもらえたり、貯金の代わりになるプランもある!
今の生活ができなくなったり、何かトラブルが起きたときにお金の心配をしなくていいってこと。もし、ある一定期間保険を使わなかった場合にはお金をもらえるプランもあるから、一度検討してみる価値あり。
私たちみたいな20代前半で保険に入ってるコっているの?
S Cawaii読者の51%のコが保険に入ってマス!(S cawaii編集部調べ)
友達と話す機会がないから気づきにくいけど、今どきのコはみんな、いろいろ考えてるんだね。保険って「私には関係ない」じゃなくて、身近な存在。
みんなが入っている保険の種類は?
親のすすめで入る生命保険が人気!
1位 生命保険
2位 がん系の保険
3位 損害保険
生命保険の中で人気だったのは、解約したときや一定の年齢まで健康に生きたときにお金をもらえる貯蓄性の高い保険。社会人になるタイミングで親にすすめられるコが多く、「会社のすすめで」ってコもいたよ。
私たち、若者世代は何に加入したらいいの?
生活スタイルに合わせて!
独身なら自分の生活を守るための保険や気になる病気に対応してくれるプランを。子どもがいるなら、もし自分が死んでも子どもが生活できるように生命保険も検討しよう。車を持ってるなら事故を起こしたときのために損害保険。など自分に必要なプランに入ることが大切。
独身なら… 医療保険
病気が心配なら…婦人科系の病気、家系によってがん保険
子がいるなら… 医療保険+生命保険
車所持者なら… 損害保険
たくさんあるなあ。保険を選ぶポイントは?
若いうちに入るとお得な生命保険があります
若いと保険料が安くなるのが生命保険。入ったときの保険料が生涯続くから、安い20代に入っておくと、一生安くてすむ。他にも、スマホが割れたときに全額負担してくれる損害保険など、自分に合った保険を探して。
で、いくらかかるの?
月々の支払いが1,000円台など、プチプラもある!
保険内容によってピンキリ。数百円から入れるプランもあるから、必要な保険内容や月々の支払える金額を考えてみて。
どうやって入るの?
保険の窓口に相談して!
タダだから聞いて損なし! ネットで申し込むこともできるけど、まったくわからないってコは保険会社に相談してみよう。お金がないのに無理して入る必要はないけど、「もしも」のときに備えることは大切。
今回わかった結論
医療費などの負担って、意外と大きい!入ってた方が安心して過ごせるから、まずは相談してみよう!
教えてくれたのは
ファイナンシャルプランナー
作野裕樹さん
株式会社レジェンドプロデュース代表取締役CEO。23才で独立起業し、ゼロから富裕層になった経験をもとに人々のファイナンシャルリテラシーを向上させるための講演、セミナー、執筆活動をするなど「お金の専門家」としても活躍中。実業家、エンジェル投資家でもあり、ベンチャーキャピタル、IT企業、経営コンサルティング会社など6つの会社のオーナー。『経済界』『実業界』など取材掲載多数あり、米・マサチューセッツ大学経営大学院(MBA)在学中。
ブログ
イラスト/つぼゆり Special Thanks/石村真由子、平岩佳織
※紹介する内容は。20代の平均的な女の子個人に向けています。わかりやすく解説しているため、一部を省略しています。収入や家族構成などによって異なるので、役所、税務署、国税庁などに相談しましょう。