10月14、15、16日の3日間に渡って有明アリーナで開催された「KCON 2022 JAPAN」。熱狂と興奮の３日間の２日目の様子をレポート！
3日間、MCを務めたファン・ミニョン。
ドラマ「君の花になる」から誕生したグループ・８LOOMがオープニングアクトとして登場。なおドラマにはINIの木村柾哉（ミナト役）、髙塚大夢（ユズ役）、田島将吾（イブキ役）、藤牧京介（シュウヘイ役）、松田迅（ナユタ役）の5人がライバルグループ・CHAYNEYとして出演している。
また、ATEEZの後輩・KQ Fellaz2がまだデビュー前にも関わらずKCONのオープニングアクトを務め、日本の観客に挨拶した。
２日目のトップバッターはTOMORROW X TOGETHER。「Good Boy Gone Bad」を気迫満点にパフォーマンス。２日目も初っ端からテンションMAXでスタート！
デビューしてまだ３か月の新人・ATBOは真っ白な衣装で登場。「ステージに上がる前からドキドキワクワクしていましたが、あたたかく迎えてくださって本当に愛しています！」（スンファン）と、日本語で完璧なアピール。「Graffiti」では新人らしく元気でポップなステージを見せた。
今年８月にデビューしたばかりのNewJeansはスポーティなカジュアルルックで「Attention」からスタート。シックで優雅な曲調に合わせたパフォーマンスから一転、トークではDANIELLEが「日本でもこうやってみなさんにお会いすることができて、すべての瞬間が夢のようで、本当に本当に幸せです！」と笑顔を見せたり、メンバーのコメントの後に拍手で盛り上がったりと、等身大の少女らしさがキュート。最後の「Hype Boy」まで新人とは思えない存在感で場内を盛り上げた。
続いては「Road to KCON」に優勝して「KCON 2022 JAPAN」への出場権を勝ち取ったDKZ。登場するやいなや「Uh-Heung」でパワフルなパフォーマンスを見せると、２曲目の「LUPIN」ではステッキを使った振り付けとなめらかなステップが印象的。ギョンユンは「Road to KCON」で投票してくれたファンへの感謝の気持ちを伝えつつ、「これからも素敵なパフォーマンスを見せるのでDKZを見守っていてください」と挨拶した。
２日目の「リレーパフォーマンスチャレンジ」で登場したfromis_9はTWICEの「Alcohol-Free」に挑戦。夏らしさ満点の衣装で、愛らしさが詰まったステージを見せた。
IVEは白いドレスに白いロングブーツで登場。ステージを華やかな火花が彩り、神々しさすら感じさせるステージに。日本のKCONに出演するのは２回目だとウォニョンが言うと、リズは「夢みたいだけど夢じゃない」と「After Like」の一節を歌って今の気持ちを表現してみせる。「ELEVEN」では歌の合間にガウルとユジンがレイ発案のぷにぷにハートポーズをしてみせたり、パフォーマンスだけでなく愛嬌でもファンを魅了した。
「Z世代POPスペシャル」ステージではDKZとATBO、KQ Fellaz 2のルーキーズが大集合。NCT 127の「英雄；Kick It」で会場を煽った。
JO1は新曲「SuperCali」の韓国語バージョンでKCONにふさわしいステージを用意。河野純喜が「盛り上がっている方は頭の上でパクス（拍手）お願いします！」と、韓国語をまじえて観客を盛り上げる。現在、初のアリーナツアー中のJO1。川尻蓮が「来週、ここ有明ツアーでJO1の追加公演があります。なので、ツアーに遊びに来てくれる方は来週も会える！ 最高ですね！」とアピール。6枚目のシングル収録曲でこれが初披露となった「Rose」、そして締めくくりの「With Us」でJO1らしいパフォーマンスを見せつけた。
fromis_9は黒いミニドレスで登場。「3年ぶりに『KCON JAPAN』に出演して、感慨深いですね」とソヨンが言うと、ナギョンも「久しぶりの日本なので、ファンのみなさんに喜んでもらうにはどうしたらいいか悩んで、リレーダンスではTWICE先輩の『Alcohol-Free』をカバーしました！」と先ほどのステージを紹介してくれた。先日、２年半ぶりに日本でのコンサートを終えたばかりのfromis_9。KCONでもその実力を思う存分発揮し、「Airplane Mode」では青空のように伸びやかなハイトイーンが心地よく、「LOVE BOMB JP Ver.」では明るくコミカルなかわいさで観客をメロメロにして、存在を印象づけた。
「ドリームステージ」では、この日、ダンスのオーディションを受けて合格した来場者とともにIVEが「LOVE DIVE」をパフォーマンス。憧れのK-POPスターと同じステージに立つという夢が叶う、まさに「ドリームステージ」が実現できるのはKCONならでは。最後は全員で集まって記念撮影をパチリ。
トップバッターを務めたTOMORROW X TOGETHERが再び登場し、２日目のトリを飾った。「Opening Sequence」から目を奪われるくらい気迫を感じるステージを見せたかと思えば、「MAKE A WISH」のコーナーではBEOMGYUがかわいいポーズを見せたり、SOOBINがYEONJUNをお姫様抱っこしてみせたり、自由で明るいTOMORROW X TOGETHERの素顔を垣間見せてくれた。さらには「Ito」、「君じゃない誰かの愛し方（Ring）」と日本語オリジナル曲が続き、「KCON JAPAN」ならではのステージが彼らの心意気を感じさせてくれる。ラストは「OX1=LOVESONG（I Know I Love You)」で締めくくり、最後まで気合の入ったパフォーマンスで有明アリーナを圧倒した。
