HYBEが送り出したガールズグループ、LE SSERAFIMがデビュー1年で1stスタジオアルバム『UNFORGIVEN』をリリース。5月1日、ソウルでショーケースを行なった。
まずはカムバックの喜びやレコーディングについて語るメンバーたち。
HUH YUNJIN「ファンの皆さんの期待を上回る姿を披露するため努力しました。『피어나 (Between you, me and the lamppost)』という曲はメンバー全員が作詞に参加しました。ファンの皆さんに最初にプレゼントする愛情のこもった曲であり、初めてプロデュースした曲でもあります」
HONG EUNCHAE「私たちのファンネームがFearnot(ピオナ)なので、タイトルにかけています。作詞をHUH YUNJINさんが手伝ってくれました」
KIM CHAEWON「『ANTIFRAGILE』から7か月ぶりのカムバックになります。その間、年末の授賞式に参加したり、日本のデビューシングルを準備したりと本当に忙しかったですが、今回のカムバックの準備はワクワクしました。私たちにとって初フルアルバムになるので、デビュー当時の感情が改めて蘇ってきました。愛情をもって一生懸命準備した1枚になっています」
SAKURA「曲数が多いのでレコーディングも時間がかかりました。日本での活動期間と被っていたので、日本でレコーディングをしたのが新鮮でした。自分でも知らなった自分が発見できたと思います」
KAZUHA「カントリー、ロック、ジャズ、K-POPなどさまざまなジャンルの曲が入っているので飽きずに聴いていただけると思います。曲数が増えると単独コンサートの期待も高まります」
13曲中7曲が新曲の今回のアルバムには、デヴィッド・ボウイやミック・ジャガーなど大物アーティストを手掛けてきた名プロデューサーにしてギタリスト、ナイル・ロジャースをはじめ、数々の世界的ミュージシャンが曲作りに参加しているのも話題。タイトルナンバーの『UNFORGIVEN』は映画『続・夕陽のガンマン』のテーマ曲をサンプリングし、“何にも縛られず、LE SSERAFIMだけの道を行く”というメッセージを込めたクールな楽曲で、ナイル・ロジャースがギターで参加している。デビューしてから一貫して“私は私”という強く美しい姿勢を今作でも示してみせたLE SSERAFIMらしい曲になっている。
ショーケース中盤では2曲を実際にパフォーマンス。まずは『UNFORGIVEN』をクールにかっこよく披露した後に、溌剌とした明るい楽曲『No-Return (Into the unknown)』もキュートに歌い踊り、『UNFORGIVEN』とのギャップを見せてくれた5人。華やかなブラスサウンド、パワフルな歌唱で表現力の幅広さを感じさせた。
デビューから1年が経つLE SSERAFIM。KIM CHAEWONは「1年経ったという実感は沸いてこないです。振り返ってみて1年が過ぎるのは早かったですね。本当にたくさんの愛をいただいてありがたいです。これからももっと責任をもって努力していきたいです」と決意を新たに。SAKURAは「デビュー当時はたくさんのプレッシャーがありましたけど、今は以前よりステージを楽しめるようになったと思います。個人的には韓国語も上達していると思います」と日本人メンバーであり、自身3度目のデビューとなることも滲ませながら感想を語る。HUH YUNJINは「デビューのときからメンバーとは本当に仲良しでしたが、1年が経って家族のような関係になり、より粘り強くなれたと思います。一緒に過ごしたメンバーに感謝したいし、これからもたくさんの思い出を作りたいです」とにこやか。
これからの夢や目標について、「ファンの皆さんと交流して音楽でいい影響を与えたい」(KAZUHA)、「これからも皆さんへの感謝を忘れず、世界中のFearnotと会いたいです。ドームツアーもしたいです」(SAKURA)と、ファンへの想いを語ったり、「作詞したのが楽しかったので、曲作りにもっと参加したい」(HONG EUNCHAE)とクリエイティブへの意欲を募らせた。
デビュー2年目に入り、ますます美しさと強さに磨きがかかった5人の飛躍に期待が高まる!